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ウォーカブル・ボランタリズム@society5.0

新しい個性が光る江坂の次世代に向けたまちづくり

ランドスケープデザインコース 高野 尚子

【 概要 】
みなさんの身近には、どのような道路がありますか。

 大阪府吹田市・江坂地区には、1970年の大阪万博にあわせて延伸された新御堂筋(国道423号)が南北に通っています。高度に都市化されたこの街も、かつては水田が広がる農村でした。

 4年前にこの街へ越してきた私は、新御堂筋沿いのビル街の一角に田園が残っていることを見つけ、心を動かされました。その都市と農が交錯する風景が、今回の提案の着想になります。

 現在、築55年を過ぎた新御堂筋は排気ガスなどで汚れ、ヒートアイランド現象も進行しています。北部の農業も風前の灯火です。都市の余白のなさや、人と土地の関わり方が問われています。

 本提案は、江坂駅前の新御堂筋高架道路と地上道路を再編し、タイムシェアリング方式によって人とモビリティが共存する道路へ転換するものです。そこに農園とグリーンコリドー、ボランティアの仕組みを重ねます。
 ウォーカブルが日々の風景となり、人々の居場所となる少し先の都市の姿を描きます。

【 コンセプト 】
『ウォーカブル・ボランタリズム@society5.0』

 Society5.0時代における車道空間の再編と、ボランタリズムを通じた都市との新しい関わり方の提案。

 農や緑を媒介に、道路と人の関係をウォーカブルな空間へと編み直す。効率と利便性が優先される都市において、自ら関わり、誰かのために手を動かす時間に光をあてる。その営みが風景となり、やがて文化へと育っていく。

 この空間が、人と街をゆるやかに結び直し、持続的な循環を続けていくことを目指しています。

農園エリア(高架)の風景

グリーンコリドー(高架)の風景

ウォーカブルテラス(地上)の風景

将来風景(イメージ)

コンセプト

対象地、課題、アイディア、ボランティア、道路について

ゾーニング、動線、運営、タイムシェアリング、将来像について

平面図1/2

平面図2/2、イベントカレンダー

模型

高野 尚子

ランドスケープデザインコース

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