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和の伝統文化コース 関 由美

葛原しげる 子どもの頃、奏でた箏の練習曲の作詞に携わっている人ということから、なんの違和感もなく見ていた名まえ。しかし、人物像までは何も知らず、他の作品に何があるかも知ろうとしないまま月日を重ねていた。
伝統文化の学びの中、私の身近に存在している箏も次第に伝統的な存在となり消えてしまうのではないかと不安な気持ちをもった。その時なぜか、葛原の名まえがポッと浮かんだ。箏の存在を未来につなげるよう子ども用の曲につけた詞には、子ども心をくすぐり、ワクワクする楽しくなる仕掛けを組み込まれたいた。なぜ、そのような仕掛けがつくれたのか?ほかにはどんな詞があるのか?現代の人たちは葛原の存在を知っているのか?様々な疑問が湧き出てきた。この疑問の解決のため、私は動き出すことにした。
引き続くコロナ禍の中、遠出をすることに迷いがあったが、葛原を知るためには出身地へ出向くことが一番の策と考え、2022年5月、取材を目的に広島県福山市へ出かけた。出先で出会った方々は初対面であっても温かく迎え入れ、関連する資料等を気軽に提示してくれた。大きな愛に包まれた時間であった。これは、時間をこえて葛原が私に与えてくれた「思い」の一つだったのかもしれない。



葛原しげるが子どもの歌に込めた思いー童曲を中心にー
神奈川県

関 由美

和の伝統文化コース

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