和の伝統文化コース 梅本 惠子
当初の研究テーマは別分野で進めていて、その関連の書籍も数冊読みつつ、資料収集も少し進んでいた。しかし進めるには、かなり無理はところもあり、迷いに迷っていた。気分転換に以前、三味線実践のスクーリングで三味線に対する興味から邦楽CDを聴いたことが引き金になった。都々逸の歌集本を読み、歌詞にはさまざまな趣向で機知や洒落を盛り込んで表現している。自分自身、着物好きが発端で当大学への入学を即決したのだから、着物で趣味としてやれること、それもいいのではないかと考えた。非常に軽率なきっかけではあるが、趣味のひとつとして都々逸の七七七五の短い歌と共に三味線弾いて遊べたら楽しいだろう。そのようなことから都々逸教室を探し始めた。しかし都内のあちらこちらと問い合わせしても小唄端唄教室はあるが都々逸教室はない。ある小唄端唄教室の先生が、都々逸を体験でやって下さるとのご提案をいただいた。コロナ禍前の初冬であった。都々逸は数曲だけで「教えることがないのよ」とおっしゃった。逆に、このことが都々逸を研究してみようというきっかけになった。未知の世界を書く作業では添削での先生のご指導により修正し更に深く追求できた。先生には感謝申し上げます。
都々逸の未来 ーエンゲストロームの活動システム理論を用いての考察ー
東京都
梅本 惠子
和の伝統文化コース
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