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ART meets SCIENCE #8 「美術技量の他分野への応用:美術解剖学から科学へ」

2021年10月26日

ART meets SCIENCE

 10月25日(月)18:30より、文哲研オンラインセミナーART meets SCIENCE#8 「美術技量の他分野への応用:美術解剖学から科学へ」をzoomにて開催いたしました。

 

 

ART meets SCIENCE#8  「美術技量の他分野への応用:美術解剖学から科学へ」

講師:原木 万紀子(埼玉県立大学 健康開発学科 健康行動科学専 准教授)

日時:2021年10月25日(月)18:30〜20:00

参加者:41名(京都芸術大学教職員・学生)

*講演概要ほか詳細:http://www.kyoto-art.ac.jp/iphv/topics/4780/

 

 

【参加者感想(一部抜粋)】 

*芸術が科学の分野に生かされていることに驚きました。

*医療と芸術が結びついて患者の為に活用できるのは喜ばしいことです。本日は未知の世界の話で楽しかったです。ありがとうございました。

*専門のお話に加えて関連するアート情報もいろいろで、圧倒されました。これまでに病院でみていたリアルな絵にはこうした背景があるんだ、と理解しました。関連情報では4Dの食べられるフルーツが面白かったです。マックイーンの義足や長谷川愛さんの作品など以前にみて興味をもっていたものを、別の視点の解説をお聞きしつつ改めてみんなでみることができたことも楽しかったです。

*メディカルイラストレーションでは、生々しい写真では伝えられない、イラストが持っているひとに寄り添う優しさを感じました。

*裁判員裁判にも使われているとは驚きました。意外なところに芸術が使われていることにもっとほかにもあるのではないかと気になりました。

*医療系のイラストがあるのは知っていましたが、メディカルイラストレーションという専門分野、海外では大学で学ぶことができ、認められた技術であるということは知りませんでした。
「イラスト」というと少し軽いイメージが付きまとうと思うのですが、逆に「わかりやすく」することにはとても特化した技術だと思います。けれど先生が最後の方で少し言及されていた「技術を低くみられてはならない」という言葉から、やはりそれが現実なんだろうかとも思わされました。先生方のような研究が広く認知され、日本でも発展していくことを期待したいと思います。

 

 

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。

対面での開催が難しい情勢ではありますが、今後もzoom等を活用しながらセミナーや研究会などを開催する予定です。一般公開セミナー開催の際はこのホームページにてお知らせいたしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。

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