出演者のご紹介パート2

5月 31日, 2013年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
この間まで夏日が続いたかと思ったら、いつの間にか梅雨入りしましたね。
この時季になると、デパートの店頭でかわいい傘やレインブーツが並んでいると雨の憂鬱な気持ちを吹き飛ばしてくれる楽しい気持ちになります♪

さて、前回『蝶々夫人』の蝶々夫人を演じられる川越塔子さんと江口二美さんをご紹介いたしました。
蝶々さんが健気に恋焦がれる相手・ピンカートン役の大澤一彰さん(6日)と笛田博昭さん(7日)をご紹介いたします。

大澤一彰(おおさわかずあき)さん。
 
東京藝術大学を卒業され、ローマで研鑽を積まれました。
『夕鶴』(團伊玖磨指揮・日生劇場)与ひょう役でオペラデビューをされました。
国内外で行われた様々な音楽コンクールの声楽部門で第1位を受賞されています。
サントリーホールで行われた入賞者披露コンサートでは『清教徒』『連隊の娘』のアリアでハイC#・ハイC を連発し会場を沸かせました。
180cmを超える体躯に日本人離れした高音で、常にオペラ公演ではプリモテノールを務めています。
これまで様々なオペラ公演に出演され「耳を奪う美声」、「豊かな美声を長い美声で聴かせ、役作りも的確。大柄な身体が舞台栄えする」と評されています。

【注 ハイC:男声(テノール)の「ハイC」はドの1一オクターブ上のドの音で、「ハイC」が出れば、文句無しといわれている。】

笛田博昭(ふえだひろあき)さん
 
名古屋芸術大学音楽声楽科を首席で卒業され、同大学院音楽研究科専攻を修了され、2003年名古屋芸術大学特別公演「トゥーランドット」でオペラデビューをされました。
これまでに多数のオペラコンサートに出演されています。
2007年にモルドバ共和国で開催された第9回マダム・バタフライ世界コンクールで第1位を獲得されています。
ベートーヴェン『第九』等のソリストを務められています。

【注 マダムバタフライ世界コンクール:世界的なオペラ歌手三浦環の精神を後世に伝えるため、三浦環の弟子で歌手であった小林伸江が1967年に日本で第1回大会を開いた。】
来月から春秋座で本番に向けて『蝶々夫人』の稽古が始まります。
また皆様に稽古の様子をお伝えします。
お楽しみ~\(^o^)
上田