「月の影」出演者をご紹介 パート1☆

3月 17日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。
テレビで花粉情報を見るだけで鼻がもぞもぞとしてくる上田です。
暖かくなってきてうれしいですが、個人的にはつらい時期です…(+_+)

さて、本日はそんな花粉の時期を過ぎた季節に開催するオペラ「月の影」の出演者をご紹介させていただきます。

まずは、源氏物語の主人公・光源氏を演じられる西垣俊朗さん(26日)北村敏則さん(27日)。
西垣さんは、宗教曲のカンタータオラトリオの分野のテナーとして定評があり、またロッシーニのオペラも参加されロッシーニ・テノールとして活躍されています。
北村さんも宗教曲には定評があり、尾上先生作曲のオペラ作品にも多数出演されています。

西垣俊朗さん(26日)

北村敏則さん(27日)

光源氏のライバル役の頭中将に田中 純さん(26日)五島真澄さん(27日)
田中さんは端正な歌唱力、ジャンルを問わない豊かな表現力は高く評価され、多くの著名作曲者から絶賛を博しています。
五島さんは、「彼の歌を聴いていると音楽が見える」と尾上先生が期待する若手ソリストです。

田中 純さん(26日)

五島真澄さん(27日)

桐壺と紫上を演じられる林田明子さんは、京都出身のソリストで、尾上先生曰く「彼女の歌は絶対に聴いたほうがいい!」と絶賛されるほど。発声の明瞭さや美声、豊かな表現力など高い評価を受けています。

林田明子さん
紫上と対象的な六条御息所を演じられる児玉祐子さん。
様々なオペラ作品に出演され好評を博しています。またソリストとして各種演奏会でも幅広い演奏活動を続けています。
六条御息所を一番描きたいと尾上先生は力を入れてらっしゃるので、丁寧に役作りをされる児玉さんにとても期待してらっしゃいます。

児玉祐子さん

まだまだ出演者の方をご紹介したいのですが、続きは次回に…

最新のニュースーレター22号に、「月の影」出演者について詳しく書いております。造形大の春秋座チラシラックや美術館や公共施設にもニュースーレターを配布しています。
「近くに見当たらない!」とお困り(?)の方は、春秋座HPにもニュースレター紙面を掲載する予定ですのでぜひぜひご覧下さいませ~

上田

川村毅のかたり。

3月 16日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

みなさんこんにちは、ツチヤです。
この時期は旅立ちの季節ですね…
劇場では今週末京都造形芸術大学の卒業式が行われ、芸術家の卵たちも巣立っていきます。
今はそんな別れの季節ですが、4月には新入生を迎え新しい出会いも。
そんな4月の末、28日(土)に開催いたします
P.P.Pasolini’s AFFABULAZIONE【騙り。(かたり)】

構成・演出の川村毅先生よりコメントが届きました!
では、川村毅の語り(かたり)
どうぞ、お楽しみください。

ツチヤ

ミュージカル界の女王 島田歌穂

3月 08日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
気候もすっかり暖かくなり、
そろそろ花びらが咲き始める季節が近づいてきましたね。
あと一月も経つと更に暖かくなり桜も満開だな~、と今からワクワクします♪

そんな素敵な時季に、春秋座では「島田歌穂&島健DUOコンサート」を開催いたします。こちらもワクワクします~♪

ミュージカル界で世界的に評価の高い女優の島田歌穂さん…

2009年と2010年に春秋座で開催した「DOWNTOWN FOLLIES」にも出演されていましたので、ご覧になられた方はご存知かもしれませんが、改めてご紹介させていただきます。

3月1日の橘プロデューサーのブログでも紹介がありましたが、島田さんはアイドルとして活動されていました。

以後、ミュージカル女優に転身され、主な代表作に、『レ・ミゼラブル』、『Freddie~少年フレディの物語~』、『ゾロザ・ミュージカル』などミュージカルからストレートプレイまで多数出演しています。

特に「レ・ミゼラブル」のエポニーヌ役では世界のベストメンバーに選ばれ、エリザベス女王御前コンサートで歌った模様は英国内でテレビ放送されました。

アイドルからミュージカル界の女王に!

「百聞は一見にしかず」ならぬ「百見は一聞にしかず」!

春秋座のサイトでは「島田歌穂&島健DUOコンサート」のCMもアップしています。島田さんの素敵な歌声も(少しだけですが)聴く事ができます。ぜひぜひ視聴してみてください~

また昨年の11月にはミニアルバムもリリースされているようですので、そちらもチェックしてみてください☆

春の京都で、素敵な歌声と演奏にぜひ酔いしれてみてはいかがでしょうか

上田

本日の京都芸術劇場は…

3月 03日, 2012年
カテゴリー : KPACへようこそ 

春秋座にて
和太鼓悳三月卒業公演
がございます。

開演は14時、開場は13時30分からとなっております。

上演時間は休憩を含めまして、1時間40分ほどを予定しております。

皆様のご来場をお待ちしております。

舞台芸術研究センター

舞台こそ、本物のアーティストを作り出す

3月 01日, 2012年
カテゴリー : プロデューサー目線 

 「スイングジャーナル」ジャズボーカル新人賞、第24回ゴールデンアロー賞新人賞(演劇)第38回芸術選奨新人賞(大衆芸能部門)、第32回グラミー賞、第21回菊田一夫演劇賞、第27回松尾芸能賞優秀賞(演劇)、第41回紀伊国屋演劇賞(個人賞)、第14回読売演劇大賞優秀賞(女優賞)などなど。
上記の受賞暦を見て誰のことかお分かりになりますか?そう、島田歌穂さんです。
彼女は、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の「エリザベス女王御前コンサート」ではエポニーヌ役として、世界のベストメンバーに選ばれました。
こんなに実力を認められているアーチストなんて、そうはいません。私自身も、青山劇場で開催されたオーケストラをバックにしたコンサートを聴き、その歌唱力を大絶賛しました。
さらに、昨年上演された「ゾロ ザ・ミュージカル」では歌と踊りはもちろんの事、その熟女振りに悩殺されました。

歌穂さんが舞台中心に活躍しているのは、砂田信平という彼女のプロデューサーの意向にもよると思います。私も、同業者の砂田さんとは長い付き合いをしていますが、彼には「舞台こそ、本物のアーティストを作り出す」という信念があります。ちょっと売れ出すとテレビを中心に活躍することを潔しとしない考え方です。夏木マリさんの場合もそうでした。映像に於いてもいい仕事をしていましたが、彼女の主流は舞台でした。今の時代、テレビに出ないと商品価値が生まれないというのが一般の常識です。でも、彼は頑なに自分の信念を貫き通してきました。イージーに動員力を付けるのではなく、本当の芸を身につけてお客様を呼ぶことが大切であると言い続けてきたのです。私も、「身銭を切って、見たり聴いたりしてくださる生のお客さまこそ、本物の芸人を育てる」と思っています
思えば、夏木マリさんのスタートは歌謡曲歌手でした。島田歌穂さんも最初はアイドル歌手でした。もちろん、今日あるのはご本人の努力の賜物ですが、砂田さんの存在も見逃すわけには行きません。
「本物はいつか花開き、長続きする」―この真理を実証したお二人に、共通のプロデューサーが存在していたことを記しておきたいと思います。

さて、4月14日(土)17時から、春秋座で開催される「島田歌穂&島健デュオコンサート」は、そんな歌穂さんの実力をじっくり、味わえる絶好の機会です。
器用に何でもこなしてしまう彼女は、ともするとその実像が見えにくいのですが、ご夫婦水いらずのコンサートでは、素顔の島田歌穂に接することが出来ます。等身大の彼女から、また新鮮な魅力を発見されることでしょう。
まだ、彼女の舞台を見たことのないお客様、ぜひ、実力と飾らない人柄に触れてください。
ご主人のピアノとアレンジも絶品です。

橘市郎
(舞台芸術研究センター プロデューサー)

究極のライブエンターテインメント

2月 29日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

こんにちは!
イデです。

先日、米アカデミー賞授賞式が開催されましたね。
きっちりとしつつ毒の利いた司会に生演奏の音楽、洗練されたパフォーマンス、個性的な受賞コメント。
映画の祭典ですが、ライブであれだけのショーを作り上げるところは、さすがエンターテインメントの国ですね。
アメリカンジョークに「???」となることは多々ありましたが。
それにしても今年は観たい映画が多いですね~。「アーティスト」「ヒューゴ」などなど。
ドキュメンタリーでもヴェンダース「ピナ」、ヘルツォーク「世界最古の洞窟」などなど。
一体いくつ観に行けるでしょうか。

さて、日本の究極のライブエンターテインメントといえば「落語」。
今年も春秋座では「立川志の輔独演会」を開催いたします!
昨年の『中村仲蔵』は歌舞伎劇場ならではの花道を使った演出もあり大好評でした。

今年は『大河への道』―伊能忠敬物語―を上演いたします。
中身は皆さん観てのお楽しみということで、詳しくお伝えできませんが、志の輔さんが構想4年で練り上げた新作落語。
期待しないわけには行きません。

今週から友の会先行発売が始まり、来週3/5(月)10:00から一般発売が始まります。
お電話は混み合いますので、ぜひオンラインでのご購入にチャレンジしてください!
オンラインでももちろん座席も選べますのでお奨めです。

それでは今日はチラシの画像をお届けします!

伊能忠敬の物語ということでタイトルバックにうっすらと日本地図、そしていたるところに意味ありげな金色の筋。
チラシを見かけた方は是非手にとってくださいね。

劇場にてお待ちしております。

イデ

本日の京都芸術劇場は…

2月 26日, 2012年
カテゴリー : KPACへようこそ 

春秋座にて
和と洋の共演~高木知寿子と仲間たち~
がございます。

開演は15時、開場は14時15分からとなっております。

上演時間は休憩を含めまして、1時間45分ほどを予定しております。

皆様のご来場をお待ちしております。

舞台芸術研究センター

尾上さんとお話をしてきました。

2月 25日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

大嶋です。
暖かくなってきました。春も近い…と思いたいのですが、おそらくまた寒くなるんでしょうね…。
スギ花粉症の皆さんには、大変な季節がやってきました。私も程度はそんなに重くないのですが花粉症でして、最近少しハナがムズムズしたり、妙に乾燥したりしています。今年は例年に比べ飛散量が多くないようなのですが、花粉症の皆さん、頑張って耐えて乗越えていきましょう。

さて、先日オペラ「月の影」の作曲をされております尾上さんとお会いしてインタビューをしてきました。内容に関しては劇場のニュースレター等、他の媒体でも掲載されますのでお楽しみに!
ここでは、作品の簡単な紹介を、インタビューの内容を元に紹介したいと思います。

尾上さんはこの「月の影」を作られる前には仏陀の生涯を描いたオペラや親鸞、平家物語を元にした「藤戸」などのオペラを作られていました。ヨーロッパでの公演の際に海外のお客様から「世界最古の長編心理小説である『源氏物語』のオペラは作られないのですか?」と聞かれ、気になって調べ始めたのが作品創りの最初のきっかけだったそうです。
源氏物語には仏典からの引用の言葉が多いこと、ちょうど平安時代が『末法の時代』であったこと、仏典と源氏物語の構成や仏陀・光源氏それぞれの設定・役割など、源氏物語が仏教(仏典)と非常に密接に関わって作品が創られていることを発見し、これはぜひ作品としてつくらなければならないと思ったそうです。「この作品を創るために今までの作品があったのではないか」とまでおっしゃっていました。
仏陀は業を捨て、悟りを開く道を進んでいきましたが、尾上さんの作品の光源氏はその真逆のような立場で、末法の世界観を描いています。

ちなみに、この作品には紫式部の役がありまして、今回は女性と男性(!)のダブルキャストです。
男の世界も女の世界も仏教の思想もこれだけ知り尽くした、とてつもない偉業といえる作品を創る人なのだから、男・女であるというものを超越した人物であろう、という尾上さんの考えの元、男女のキャストになっております。男性はカウンターテナーではありません。
この試み、とても面白いですよね!

作品の中身を知る一助となりましたか?
また近々に、今度は尾上さんの生い立ちに関してお話したいと思います。

大嶋

パゾリーニ第2弾!!

2月 23日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

皆さんご無沙汰しております。
気づけばもう2月も終わりに。今年は4年に一度の閏年!ということはオリンピック!
体育会系なツチヤには待ち遠しい夏です。

さて、そんな今年、川村毅がまたもパゾリーニ戯曲を上演します!!
P.P.Pasolini’s AFFABULAZIONE「騙り。(かたり)」

2012年4月28日(土) 14:00★ / 18:00
★14:00開演の部は終演後にトークを行います

ブルジョア家族の激しい日常を、今度は父親目線で描いた過激な作品です。
さて、川村先生は今回どんな演出を仕掛けてくるのか!?

本公演に先がけて、4月12日(木)には出演の手塚とおるさんと大野さんの三つ巴トークもございます。
是非お楽しみに!

今回もチラシのイラストは宇野さん!

ツチヤ

今日はニャンの日 パート⑩ It is officially nyan no hi!

2月 22日, 2012年
カテゴリー : 今日はニャンの日 

制作助手のツカモトです。

皆様お元気でしょうか?
私は毎日の寒さで肩がいつもつったようになっています、、、。
今日は久々に10度越え。
うれしいので少し大学の山の上の方を通って出勤しました。

さて、今日はニャンの日もついに10回目!
そして、2月22日の今日は本当にニャンの日っていう感じですね!


↑おめでたいので3匹勢ぞろい。

さて、本日は一心不乱に遊ぶネコ達をご紹介しようと思います。

まずはプイプイ。
彼は紐状のものが大好きです。
そしてできるだけ動かないように遊びます!
いかんせん太ってますので、、、。

それとは間逆ですごい勢いで遊ぶのがペトチ。
スーパーボールが大好きでこんな風に
走りまわって、飛び跳ねます!!

そしてスーパーボールを私に持ち帰り、

ポトッと手に落としてくれるのです!
あぁ~、なんて愛らしい!!

何分でもずーーーっと繰り返して
動いていない私が先にバテてしまうくらいです。

そしてその後は、私の横に来て、
あたたかいストーブの前で大あくび。

そして、3匹で集まって眠りにつくのです、、、。

暖かくなってネコも人間ものびのびと
暮らせる季節がとても待ち遠しいです。

そんなころ春秋座でも公演が目白押しです。
是非劇場にお運びください。

ツカモト

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