本日の京都芸術劇場は…
カテゴリー : KPACへようこそ
春秋座にて
公開レクチャー・シリーズ
劇場の記憶 ―舞台芸術の半世紀 後期
第二回 「《語り》の普遍性について――フランス古典主義悲劇の場合」
がございます。
開演は18時、開場・受付開始は17時30分からです。
終演は20時頃を予定しております。
当日お越しいただいてもお入りいただけます。
皆様のご来場お待ちしております。
舞台芸術研究センター
成長の記憶
カテゴリー : 過去の公演
大嶋です。本年もよろしくお願い申し上げます。
新年は実家でほとんどじっとしておりました。唯一29日に国立競技場で京都サンガの試合を観にいきまして、やはり目の前でプレイしているのを見るのは最高ですね。試合展開・試合内容ともに最高に面白いゲームだったので、良い年の瀬を過ごさせていただきました。
さて、私が担当しております「演じる高校生」。もうみなさんは公演ページのインタビューはご覧になりましたか?
法隆寺国際高校と大谷高校と伺わせていただき、またかつての高校生たちにお会いしてお話してまいりました。
今回このようなことをした意図は、演劇を通じて人はどのように変わっていったか、成長していったか、ということです。
お話した皆さんには必ず、「演劇を始めたことで自分自身変わっていったこと」という質問を入れました。
さすが近畿大会で優秀校に選ばれる方々だけあって、皆さん素晴らしい答えをお持ちでした。
こうやって、変わろうとする力こそ人間の輝きであり、それがぎゅっと詰まっているのが高校生の年代を中心とした、いわゆる「青春時代」なのではないかと思います。
今回お話をお伺いしたOB・OGの方は、たまたま舞台・映像の活動を続けている方でしたが、ある人は社会人として演劇とは関係ない仕事を頑張っている人もたくさんいらっしゃると思いますし、あるいは結婚して子育て奮闘中の方もいらっしゃるのではないかと思います。
そういった方々もひっくるめて、演劇を通じて得た「青春時代」の輝きをお伝えできたらと思っています。
そして、そうした彼らの輝きを、春秋座でぜひとも感じて欲しいと思うわけです。普段あまり舞台を見たことない大人の方々も、かつての自分を思い出しながら見ていただければ、きっと何かしらの発見があるのではないかと思います。
大嶋
やってきた2012年!
あけましておめでとうございます。
今年も、京都芸術劇場と舞台芸術研究センターを宜しくお願いいたします。
みなさん2011年はどんな年でしたか??
そして、2012年はどんな年にしたいですか??
私ツチヤの2011年は「出会い」の年だったように思います。
なので、2012年その「出会い」から何かが広がる年になればいいなと思っています。
皆さんも何か「出会い」はありましたか。
2012年。
今年も京都芸術劇場で新たな舞台芸術との出会いをしていただけるよう、
私たちスタッフも心新たに頑張りたいと思っております。
さて、今月22日には「演じる高校生」が開催されます。昨年、第10回目のメモリアルを迎え、今回は第11回目。前回に引き続き、上演後にはMONOの土田英生さんをお向かえし高校生と語らいます。
そして2月18日には「春秋座―能と狂言―」。今回で三回目を迎え、この時期欠かせない公演となっております。能楽堂では見ることの出来ない春秋座ならではの演出でお楽しみいただきます。
さらに新年度も充実したラインナップで皆様のお越しをお待ちしております。
詳しくは劇場ホームページをごらんください。
休み明けで事務所のお菓子棚もお土産で充実中…
では今年も劇場でたくさんお会いしましょう!
ツチヤ
年の初めに-恒例の能・狂言公演と「劇場の記憶」-
カテゴリー : プロデューサー目線
明けましておめでとうございます。余りにも壊滅的な出来事が、しかも多方面で起きた2011年の教訓をしっかりと反芻しながら、今年も舞台芸術研究センターとしては、劇場芸術が危機の最中で何が出来るのかを常に反省しつつ、独りよがりではなく、現代の世界に向かい合うことのできるような作品を世に問うていく覚悟です。過日の金梅子先生の韓国舞踊の、ワークショップも舞台もパネル・ディスカッションも、大変素晴らしく刺激的であり、多くの発見があったことは、今後の企画にもよい刺激となるはずです。
2011年度の最後の三カ月は、学生の授業発表や卒業制作が犇めいていますので、春秋座を使った公演は減りますが、しかしその中でも、恒例の能・狂言【2月18日(土)14:00開演】が最も魅力的でしょう。能の中でも上演頻度の高い『葵上』と、狂言は野村万作・萬斎師の『末広がり』です。中でも、観世銕之丞師をシテの六条御息所の怨霊とする『葵上』は、春秋座の歌舞伎舞台を活かして、通常の能舞台では見られないスケールの大きい作品となるはずです。日本ほど、過去の出来事や経験を忘れるのに優れている国民は居ないなどと、《外からの視座》は、常に批判しますが、舞台芸術のような、それが実現した具体的な時間と場所から切り離して論じるのが難しい《芸術表象》の場合には、だからこそ《記憶》が重要なのだと言うことは、当事者としては常に言い続けなくてはならないことだと思います。
その意味で、2011年度には、公開講座として『舞台芸術の半世紀』を分析しつつ、その現在を問い直す企画を立てました。その最終回は、1月17日(火)18時から、内外のオペラやダンスに詳しい浅田彰大学院長と、1956年に最初にフランスに留学した時から、パリを中心としたヨーロッパの《劇場文化の変容》を目の当たりにしてきた渡邊とで、焦点をオペラとダンスに当てつつ、過去半世紀に劇場で生じた変革とその現在における成果とを論じて見ようと思います。司会は、この企画の策定に当たった森山直人教授です。
DVDのような媒体だけではなく、クラシック音楽番組に特化したTVチャンネルもある時代ですから、ある意味では、前代未聞の情報の氾濫だとも言えますが、そうしたネットワークにどう対応するのかも、「舞台芸術の記憶」を論じる際に、避けては通れない《問題形成の場》なのだと思います。
渡邊守章
(舞台芸術研究センター所長・演出家)
「演じる高校生」打ち合わせをしました☆
カテゴリー : 過去の公演
クリスマスが終わり、街の風景はお正月モードに一変。
今年こそは部屋の大掃除をするぞ!と決心しております。(はたして実現するのやら…)
さてさて、先日「演じる高校生」出場校の大谷高校と法隆寺国際高校の演劇部の皆様が打ち合わせのため春秋座に来られました~!
いつも驚いているのですが、演劇部の学生さんの礼儀の正しさに驚きを隠せません!
私の高校生の頃は、もっとダラダラしていましたよ…(私と比較するのは失礼ですね(-_-;)
舞台技術、照明、音響のスタッフの話に真剣に耳を傾ける学生さんたち。
照明の装置に興味津々な大谷高校の皆様
舞台の地下へ行き、せりの説明を受けました。
上田はせりの装置を見るのがはじめてだったので、説明を聞きつつワクワクしていました。
舞台上へ…↑
せりが上ってきます。↑
(こちらは法隆寺国際高校の学生さん)
写真では伝わりにくいかと思いますが、舞台上では盆が回っています。
いつもより多めに回っております(?)
「うわ~、回ってる、回ってる!」と盆の上を駆け走る法隆寺国際高校の学生さんと顧問の先生。
引率をされていた顧問の先生も生徒さんと一緒に楽しそうに盆を体験されていました。
同じ作品でも、せりや盆を使い、近畿大会とは異なった演出でどのようにお披露目になるのか、凄く楽しみです。
あと先日、大谷高校と法隆寺国際高校にお邪魔しまして、上演作品の見所、意気込みをインタビューしてきました。
また、演じる高校生に出場した方にも、インタビューをしています。
両校による「演じる高校」のCMもyoutubeでUPしております。
年末年始のスペシャル番組に負けないほど、楽しいものとなっております。
皆様、要Check it out!
今年はいろんな公演に携わり、忙しくも充実した1年でございました。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
上田
今日はニャンの日パート⑧
カテゴリー : 今日はニャンの日
今日はニャンの日、フッフ~♪と思わず口ずさんでしまいます。
皆様こんにちは。上田でございます。
塚本さんからバトンをいただきまして、今回は上田がニャンの日を担当させていただきます。今年最後のニャンの日にブログを書かせていただくことになり至極光栄に思います!
そしてなんと今日は、上田家で飼っております愛猫ミミが家に来て1周年という記念すべき日なのです!\(^o^)/
上田家以外の方は本当にどうでもいい話で恐縮です…。
久しぶりの登場。上田ミミ 2歳(推定)
日々、すくすくとまるまると大きくなっています。
最近は、私の起きる時間になると起こしに来てくれるやさしい子です。
時には私の顔にお尻を乗っけて起こしてくれます。
(※この後お布団でぬくぬくとご就寝されます)
すっかり上田は親(猫)バカと化しており、
上田「ミミ~」
ミミ「にゃあ~」
上田「まぁ、お返事できておりこうさんやわ~」
という会話が日常茶飯事です。
ミミが来てから上田家は平穏になり、楽しく過ごしております。
最後に、
ミミBESTショット!!(※お食事をされている方はご注意下さい)
上田の親バカにお付き合い頂きありがとうございました!
上田
三つ子の魂、百までも!
カテゴリー : KPACへようこそ
どーもツチヤです。
突然ですが、皆さんは子どもの頃のことをどのくらい覚えていますか?
私はけっこう覚えているんですよ。
5歳の頃、琴を奏でる雅なお姫様に憧れ、母にお琴を習いたいと切願した結果、
なぜか太鼓や鼓といった鳴物を習っていたこと。
あれ?と子供心に疑問に持ちながらも楽しく、その後中学を卒業するまで続けました。
思えば、私の歌舞伎好きはこれがルーツかもしれません…
さて先日、こども芸術大学の子どもたちが春秋座に遊びに来てくれました。
みんなの愛する(?)キャラクター・シュンジュウザ君が、子どもたちに春秋座の舞台機能に関して紹介した後、「せり」「すっぽん」からお母さんが登場したり、みんなで一緒に廻り舞台にあがり実際に体験をしてみたり…
短い時間でしたが、楽しさを知ってもらうことができたかな??
まだまだ伝えられないことがいっぱいありましたが、それは是非実際の公演で知ってほしいと思います!
この世にはまだ未知のジャンルが沢山。子どものときにしか出会えない、わくわくドキドキを劇場でもいっぱい感じてくださいね。
そして、そんなこども芸術大学のお子さんが作ってくれたのがこのミニチュア春秋座!
花道と舞台が忠実に!
そう、春秋座は宙乗りもできるんです。
他にも心温まるお手紙も沢山いただきましたよ。
こども芸術大学のみんなありがとう!また遊びにきてね~
そして、大人になったら俳優さんやプロデューサー、裏方さん、どんな形でも良いからこの舞台に帰っておいで~
ところで、もうすぐ雛祭り。
私はお雛様にはなれませんが、五人囃子のお役ならできるわけです。
出会わせてくれた両親に感謝です。
ツチヤ
舞台裏からコンニチハ!vol.45
『江分利満氏の優雅な生活』にご来場いただいた皆様ありがとうございました!
毎度おなじみ舞台裏レポですが、今回は井川さんからペンを奪い取り、
私ツチヤが担当させていただきます。
この公演は、作家・山口瞳さんのエッセイがミュージカルになり、
米米CLUBのジェームス小野田さんが主演したもの。
その山口瞳さんと昭和の広告をともに手がけられてきた柳原良平さんに、
公演のチラシのイラストも描いていただきました。
そのため、劇場ホワイエでは公演に先がけ、両氏の活躍と昭和の雰囲気を味わっていただくため、
「EVERYMAN氏の時代~山口瞳・柳原良平展~」を開催いたしました。
沢山の方々にご協力いただき、またご来場いただき、ありがとうございました!
またこんな機会があれば良いなと、イデさんと思いにふけっております。
さらに、今回はジェームス小野田さん率いる「おのちゃん一座」の皆さんが、
公演本番前日に当学にあるこども芸術大学で読み聞かせを披露!
小野田さんの独特な存在感と生で入る効果音が、
私の知っている“読み聞かせ”とはまた違い、新しいかたちの“読み聞かせ”でありました。
そして本番はというと、沢山のお客様にご来場いただきまして無事に終了。
エッセイが素敵なミュージカルに仕上がっていたことに本当に驚きました。
そして、それをお一人で演じきったジェームス小野田さんにも…
終演後は、山口瞳さん行きつけのあのお店で女将さんのマティーニをいただきましたよ。
さて、そんななかでミカチェンコ・カレースキーこと、ピアノ演奏の松浦美佳さんがお話ししてくださったのが、今回山口瞳さんが劇場に遊びに来ていたのではないかということ。
松浦さんの楽屋の椅子が、話しかける度に「ガタッ」と答えてくれたんだそう…
おおっ。
山口瞳さん、今度こっそり感想をお聞かせくださいませ。
ガタッ…
あら。
ツチヤ
チケットセンター休業のお知らせ
まことに勝手ながら、京都芸術劇場チケットセンター窓口・電話受付は下記の期間、休業させていただきます。
2011年12月27日(火)~2012年1月4日(水)
なお、オンラインチケットストアは24時間受付ております。
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
舞台芸術研究センター
本日の京都芸術劇場は…
春秋座にて
原作 山口 瞳<エッセイ・ミュージカル>監修 山口正介
「江分利満氏の優雅な生活」―昭和の日本人―
がございます。
開演は14時、開場・受付開始は13時からとなっております。
上演時間は途中休憩をはさみまして、2時間ほどを予定しております。
本日は京都市内で一部交通規制のある地域がございます。
お時間に余裕を持ってお出かけくださいませ。
当日券もご用意しております。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター