今週末の京都は春爛漫です!

4月 13日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

大嶋です。春ですね。
私の予想通り、京都はまさに今週末が一番の桜の見頃です!
水曜日ににわか雨が降ったのですが、何とか持ち堪えてくれたようです。
寺社仏閣の桜も良いですが、川沿い、道沿いに咲く桜もきれいなので、そこかしこに出かけて眺めるのも良いですよ。
劇場近辺から見える桜
劇場ホワイエからはあまり桜は見えないのですが・・・。

今週末は「島田歌穂&島健DUOコンサート」の上演です。
今回で春秋座での出演が3回目になる島田歌穂さんと旦那さんの島健さんによる抜群のコンビネーションのコンサート!

京都では初のDUOコンサートということで、京都にちなんだ曲も初披露される予定。
楽しみです。

公演当日はお忙しい時間の合間を縫って、ラジオの番組に生出演されます。
KBS京都ラジオ「桂塩鯛のサークルタウン」(10:00頃~)
お近くの方ぜひともチェックしてください!

夕方17時開演で終演は19時前の予定です。夜桜を見に行くにはちょうどいい時間ですよね。
皆さんのご来場心よりお待ち申し上げます。

大嶋

本日の京都芸術劇場は…

4月 12日, 2012年
カテゴリー : KPACへようこそ, 過去の公演 

春秋座ホワイエにて

P.P.Pasolini’s AFFABULAZIONE『騙り。(かたり)』関連トーク
【生きているパゾリーニ】

がございます。

開演は18時、受付・開場は17時30分からとなっております。

終了時刻は19時頃を予定しております。

皆様のご来場をお待ちしております。

舞台芸術研究センター

明日は…

4月 11日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

皆さんこんにちは、ツチヤです。
新学期、はじまりましたね!大学内は新入学生の活気が溢れております。
そして、恒例の劇場フロントスタッフの研修も始まっております。

その模様は後日ご紹介することにして…っと。

いよいよ明日!春秋座ホワイエにて18時より、

『騙り。』公演関連トーク
【生きているパゾリーニ】

がございます!!

出演は、『騙り。』構成・演出の川村毅先生、『騙り。』主演の手塚とおるさん、そして「パゾーリニ・ルネサンス」の著者で研究もされている大野裕之さん。

このお三方が、現在も残るパゾリーニの魅力や功績について時間の許す限りお話します。

今回、私が気になっているのは、俳優・手塚とおるさんがこういったトークショーでお話される姿を生で拝見できる事!!手塚さんは、川村毅作品には数多く出演されテレビ・映画でも大変活躍されている方ですが、恥ずかしながら私、なかなか台詞以外のご本人の言葉で手塚さんが語られる姿をみたことがなく、こっそり楽しみにしているのです!

そう感じる方も少なくないのでは??

もちろん、パゾリーニの作品についてのお話もですが。

では皆様、明日春秋座にてお会いしましょうね~

ツチヤ

2012年度日本芸能史 始まりました!

4月 10日, 2012年
カテゴリー : 過去の情報(~2016.3) 

桜の花も見ごろをむかえた4月9日、2012年度日本芸能史の授業が始まりました。

企画・コーディネーターである本学の田口教授曰く「中世を知らずに日本芸能史は語れない」

というほど、様々な宗教、学問、文芸、芸能、芸道が新しく誕生した時代、「中世」を深く探っていく今年度のテーマはズバリ、「芸能史の中世」です!!

詳細はこちら

今後の授業の指針となる第一回目の本日は、学習院大学名誉教授、文学博士の諏訪春雄先生による講義「総論 中世の精神革命」でした。

諏訪先生ご本人が各地へ足を運び、直接取材された貴重な写真資料を、春秋座の大きなプロジェクターで紹介しながら進んでいく日本芸能史恒例のこの総論は、毎回新しい発見の連続です。

今回も建造物や絵画に用いられる遠近法などの観点から、日本人の宗教観、民族性をあぶりだしていきました。

次回、4月16日は「茶・花・香」村井康彦先生による理論です。

是非一度チェックしてみてください。

なお、授業の資料は次回以降もご希望の受講生の方にお渡ししております。

ニシムラ

立川志の輔 独演会チケットをお求めの皆様!

4月 08日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

立川志の輔ファンの皆様、お待たせいたしました。

明日4月9日(月)10時より、

現在まだ残席のあります「学生&ユース席」「一般」「シニア」チケットをご希望の方に販売いたします!

取り扱いは、京都芸術劇場チケットセンターもしくは京都芸術劇場オンラインチケットストアのみですので、お間違いのないよう…

では、劇場でお待ちしております!

ツチヤ

造形大で始まった!

4月 06日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

制作助手のツカモトです。

新年度ですね。
環境の変化がある方もいらっしゃると思います。
どうぞあせらずのんびり新しい生活をお過ごしくださいませ。
大学では新入生が入学し、とてもにぎやかです。

さて、そんな年度またぎのある週末、
さらには春の嵐で大雨時々晴れ、黒猫兄弟もまどろむ中、
『go-on ~からだの森を行く~』の稽古が造形大で始まりました! 

↑ようやく雨あがりのんびりする猫達。

一週間前に関連企画を終えたばかりですが、
本当に疲れを感じさせず、色々な課題に取り組む
ダンサーのみなさん。さすがです!

夜遅くまで続いた稽古の終盤。

みんなが覗き込んでいるのはなんでしょう?
それは本番でのお楽しみです。

はやいもので公演まであと一ヶ月ほど。
こんな豪華で多くのダンサーの競演はなかなかありません。
3ステージありますが、舞台上に舞台をつくっての公演なので
毎回可能な入場者数が限られています。
お早めのご予約をオススメします!

そして引き続き、go-on特設サイト・facebook等にも
稽古場日記アップしております。

あわせてよろしくお願いします。

ツカモト

新年度に当たって

4月 01日, 2012年
カテゴリー : プロデューサー目線 

 京都芸術劇場(春秋座・studio21)は、舞台芸術全般の実践的教育・研究の場として、大学内に設置された本格的劇場として、差し当たり日本では他に例のない組織です。その実践的運営に当たっているのが「舞台芸術研究センター」で、文科省の助成を受けて企画の立案・実現をしている「研究系」と、大学の補助でそれを行っている「社会・普及系」との二本立てで、プログラムを策定しています。ここでは主として「研究系」の目指す所を幾つか具体的に上げておきましょう。
 我々の研究的舞台上演が目指す大きな目標の一つは、「越境する伝統」という標語で要約される物です。能・狂言に始まる日本の伝統演劇の諸ジャンルに加えて、アジア諸国等の伝統芸能の優れた物を招聘して、舞台芸術に置ける「伝統」や「古典」の意味を問い直す企画は、毎年行われていますし、昨年度について言えば、観世銕之丞師一門と野村万作・萬斎師一門の『葵上』と『末広かり』が、金梅子(キム・メジャ)先生の、まさに「越境する伝統」と呼ぶにふさわしい舞台とワークショップと拮抗するという経験をする事が出来ました。 今年度は、日本列島の芸能の一極をなす「琉球組踊」を、人間国宝の宮城能鳳氏、西江喜春氏によって上演します。また、春秋座の生みの親でありながら、長い闘病生活を強いられて来た芸術監督の市川猿之助師も、6月には市川亀治郎氏に名跡を譲られる運びとなっていますから、ようやく大歌舞伎の舞台にも接する事が出来るでしょう。
 しかし、我々の活動が、評価の定まった古典芸能に限られている訳では、もちろんありません。大学の舞台芸術学科の学科長である川村毅氏は、1980年代小劇場運動の旗手でありましたし、今年も昨年に続き、イタリアの鬼才で悲劇的な死を遂げたパゾリーニの作品『騙り』に挑みます【4月28日(土) 14:00/18:00開演】。またコンテンポラリー・ダンスは、本学の教授陣に、現代を代表するダンサー=振付家を擁していますから、その一人である伊藤キム氏の構想・振付による『からだの森を行く』【5月12日(土) 14:00/19:00 13日(日) 14:00開演】という集団パフォーマンスで、2012年度の幕開けとします。
 7月には、一昨年来、本学大学院長である浅田彰氏の提案をもとに、『マラルメ・プロジェクト―21世紀のヴァーチュアル・シアターのために』という、言わば「ワーク・イン・プログレス」の方法で、19世紀末の詩人で、20世紀芸術のあらゆる分野に強度に貫かれたメッセージを発信し続けているステファヌ・マラルメの作品から舞台を作っています。坂本龍一氏の音楽、高谷史郎氏の映像、白井剛、寺田みさこ両氏のダンスに、浅田彰氏と渡邊の朗読が加わるという形で、昨年は『《イジチュール》の夜』を立ち上げました。今年は、それを更に深化させて、『エロディアード-舞台』『半獣神の午後』のダンス・ヴァージョンを加えた舞台を作る予定です【7月22日(日)】。

渡邊守章
(舞台芸術研究センター所長・演出家)

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