舞台裏からコンニチハ!vol.68

10月 24日, 2013年
カテゴリー : 舞台裏レポート 

皆様こんにちは。上田でございます。
ご報告が遅くなりましたが、『木ノ下歌舞伎ミュージアム“SAMBASO”~バババッとわかる三番叟』全4回公演の舞台が終了しました。
会場には学生さんからご年配の方、小さいお子様と一緒の方、海外の方など多くのお客様にお越しいただき誠にありがとうございました。

今回の公演は、今まで春秋座で開催してきた作品とは打って変わって、お客様に移動していただくツアー形式でした。
ミュージアム開館のテープカットから始まり、ホワイエでは三番叟に関する展示物の内覧会、木ノ下歌舞伎ミュージアム開館記念式典が客席で行われました。
式典の後は、お客様に舞台上に移動していただき茂山童司さんの緊張感漂う『三番三』の舞が始まり、厳かな空気の中いきなりの大音量で始まる木ノ下歌舞伎の『三番叟』。
最後には出口では赤飯の振る舞いが行われて、盛りだくさんの内容でした。
移動したりして最初は戸惑われていたお客様も最後は笑顔でお帰りになられました。

春秋座入口では赤い3本の幕が垂れていて遠くから見ても目に入りました。
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ホワイエの天井に張られた赤い幕が印象的です。
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茂山家の貴重な翁飾りや実際に使用している衣装や道具などがホワイエに展示されていて、いつもの春秋座とはガラッと雰囲気が一変していました。
所々、木ノ下歌舞伎『三番叟』で使われている達磨やクラッカーやテープカット用の鋏といった、ユーモア溢れる展示もありました。
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学生フロントスタッフがミュージアムの学芸員のように見えます。
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フロントスタッフは、木ノ下歌舞伎ミュージアム特製ピンバッチを付けてお客様をお迎えしました。
photo7三番叟に関するクイズもしていて、抽選で正解された方にこのピンバッチのプレゼントがありました。

最終公演前に、3ショット頂きました!
天井に吊られた赤い幕と3人がマッチしています!
(左から木ノ下裕一さん、茂山童司さん、杉原邦生さん)
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今まで『三番叟』のことを知らなかった私でも公演終了後には詳しくなったような、そんな公演でした。

次回の春秋座公演は、10月25日(金)・26日(土)、池田亮司「superposition」です。
日本初演の新作公演で、日本では春秋座だけの上演です!
当日券も販売いたします。
是非この機会を見逃しなく!皆様のお越しを心よりお待ちしております。

上田