カゲアナ研修 レポート
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こんにちは!西田です。
先週の6/14(土)、元NHKキャスターの鈴木愛悠(すずきあゆ)さんを講師としてお迎えし、
学生フロントスタッフのためのカゲアナウンス研修が行われました。
カゲアナとは、公演の際に開演前や終演時に聞こえるアナウンスのことです。
”声で伝える”プロのアナウンサーである鈴木さんに、教えて頂く大変貴重な機会・・・!
その現場をのぞいてきました。
鈴木愛悠さんは、
19歳からテレビ出演・司会業を始められ、22歳でキャスターとなり、
5年間福井・京都でニュースキャスターとして活躍後、今年4月に独立。
話し方を通して美しい女性を育てたい!という想いから、
『悠話舎』を設立し“ 声と身体のコンシェルジュ”として活動されています。
「こんにちは!」
と一人ひとりの学生に声を掛けてくださる鈴木さん。
その透き通る美しい声に感動・・・
研修は、発声練習から始まり、音を美しくする“鼻濁音”を実践。
それらを踏まえカゲアナウンス原稿を練習し、いざ前で発表!!!
一人ひとり、きらっと光る声の個性があります。
良いところを伸ばし、一音一音、丁寧にアドバイスをしてくださる鈴木さん。
①よく通る
②よく響く
③自然に
この三点が話し声で大切なポイント。
「相手を声でおもてなしする」という意識で
ゆっくりと丁寧に、表情をつけ、心地よさを感じてもらうことが
大事なのだそう。
印象的だった言葉。
「私も、最初は全く自信がありませんでした。
でも今は声に自信がある、といえるようになった。
それは、自分はこれだけ毎日お稽古を積み重ねてきた、と思えるから。」
華々しい経歴の裏には、きっと血のにじむような努力をされてきたのだろうな、と感じます。
そのプロフェッショナルでストイックな姿勢に、衝撃を受けました。
「相手に伝わらなかったら、それは話していないのと同じ。」
という一言が、胸に突き刺さりました・・・
つい、恥ずかしさや緊張でうまく伝えられないことがありますが、
それは変えていけるものなのだと、鈴木さんに教えていただきました。