本日の京都芸術劇場は…
studio21にて
ピエル・パオロ・パゾリーニ 作
川村 毅 構成・演出
リーディング『ピュラデス』
がございます。
開演は19:00、受付開始・開場は18:30です。
上演時間は途中休憩なしの1時間です。
本日は満席・キャンセル待ちのみとなっております。
キャンセル待ちでご入場のお客様には、客席へのご案内が開演後になることもございます。また、キャンセル分が埋まり次第、締め切らせていただきます。予めご了承くださいませ。
皆様のご来場をお待ちしております。
なお、明日の同公演(15:00開演)の事前お申込みは本日17時まで、チケットセンター(電話:075-791-8240)、または劇場ホームページにて受付けております。
舞台芸術研究センター
ピュラデス出演者紹介 part 5!
カテゴリー : 過去の公演
いよいよ明日本番です。
リーディング『ピュラデス』。
今日も私が稽古風景と共に、東京の俳優さんお二人をご紹介いたします!!
ピュラデス役
中村崇さん
もはや川村作品には欠かせない存在ではないでしょうか!
普段は東京を拠点に活動されていて、なんと新小岩でバーの営業もされている多才な俳優さん!川村演出のパゾリーニ作品には『豚小屋』から5作品に出演されており、『文体の獣』では主演をつとめた実力派です。さらに『カルデロン』京都公演のお客様からのアンケートには、「カッコイイ」「素敵だった」など若い女性からの声があり甘いマスクも魅力的!
東京で行われたリーディング『ピュラデス』でも、『カルデロン』にも出演する傍ら、難解なピュラデス役を見事に演じ、この京都でも出演してくださいます。
そして…
エレクトラ役
南かおりさん
南さんも東京を拠点に舞台、映画、テレビと活躍されている女優さんで、舞台芸術研究センターの企画には初出演!
『文体の獣』では、中村さん演じるヤンの妹役を演じられました。大きな瞳が印象的で可愛いらしい!!
でもご本人いわくよくオヤジと言われるとか…意外…
エレクトラになるとそのどちらの雰囲気とも違う魅力を漂わせております。
未知の女優・南かおりさんです。
明日はいよいよ本番。
劇場でお会いできるのを楽しみにしております。
ツチヤ
ピュラデス出演者紹介 part 4!
カテゴリー : 過去の公演
お待たせしました。
ツチヤデス。
いよいよリーディング『ピュラデス』今週末開催です!!
今回は、メインの役どころ、つまり関西代表とも言える俳優3名をツカモトさんに内緒で…
私が楽しい稽古風景とともに紹介してまいります!
まずはこの方、田中遊さん。
第14回関西現代演劇俳優賞の男優賞を受賞されている実力派。
“正直者の会”というユニット名でご自身も劇作、演出活動をされています。
また、京都の小劇場の草分け的存在であるアトリエ劇研の行う「劇研アクターズラボ」では講師としてご活躍中!
実は、何年か前に初めてお会いしたときはちょっぴり怖~い方かと思ったのですが、お話してみるとお優しい、一児のパパさんでした。
今回はオレステス役!アルゴス市民の前で強い口調で話すその姿、ぴったり…
どうぞお楽しみに!
そして、アテナを演じます武田暁さん。
関西で活動する劇団“魚灯”に所属され、松田正隆さんが代表をつとめる“マレビトの会”の公演にも出演されるなど、人気の高い女優さんです!
そして何よりお人柄がとてもキュート!お会いするといつも何かしら誉めてくださいますので大変ありがたいです。またそんなときの笑顔も大変魅力的…
アテナではそのキュートな笑顔は封印?!
どうでしょう??答えは本番で確かめてください。
最後はこの方、森田真和さん。
個人的な話ですが、私が大学4回生のときに近畿大学の演劇の卒業制作公演を拝見したときからその存在感は忘れられず…卒業後も何度かお仕事をご一緒させていただきましたが、
今回もその存在感が活かされる役どころ。天使とエウメニデスを演じますよ!
それにしても以前私がご一緒した際も天使役…これはもう関西の名天使俳優という名がつくのも遅くないのでは??
そんなリーディング『ピュラデス』。いよいよ明日今週末から開催です。
明日は、ピュラデス役の中村崇さんとエレクトラ役の南かおりさんをご紹介しますよ!
ツチヤ
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ピュラデススタッフ紹介!
カテゴリー : 過去の公演
こんにちは。
リーディング『ピュラデス』PR隊長が板についてきた?ツカモトです。
数回にわたりお送りしたピュラデス京都公演
オーディション参加出演者紹介楽しんでいただけましたか?
今回は公演のスタッフをご紹介したいと思います。
スタッフの多くは京都造形芸術大学の学生からつのりました!
自主公演や授業発表とは違うプロの現場を体験します。
照明・高野奈月さん、音響・木村公美さん、山形郁奈さん
映像操作・丹羽菜緒さん、衣装補佐・西村咲郁さん
美術部・李秀枝さん、濱田真輝君、舞台監督・田中雪絵さんです。
↑稽古中もずっときっかけのメモなどをとっています。
照明の高野さんと舞台監督の田中さんは一年前に、
伊藤キム先生のプロジェクト『go-on』で一緒に制作をし、
衣装の西村さんも演助として共に作品に携わった間柄!
彼女らのひとまわりもふたまわりも成長した姿に、胸が熱くなります。
音響の木村さん、山形さん、映像操作の丹羽さん、
美術部の李さん、濱田さんは今回初めてご一緒しますが、
いつも自主・授業発表公演などの相談に先生を訪ねてくる熱心な学生達です。
稽古中も音・映像だしや美術の位置確認、衣装あわせや
各キャストに合わせたアジャストメントなどしています。
私自身が美術が好きなこともあり、
ついつい手を出したくなってしましますが、
舞台統括の小坂部先生の指導のもとテキパキと動くき彼女らを見ると
そんな必要皆無だと気づきます。
↑小坂部先生と舞台図面プランを相談中。
本番ではそんなスタッフにも是非注目してみてください!
受付はこちら!
ツカモト
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ピュラデス出演者紹介 part 3!
カテゴリー : 過去の公演
こんにちは。
ツカモトです。
またまた、リーディング『ピュラデス』京都公演オーディション参加出演者紹介です!
今回は一般から応募してくださったお二人をご紹介します。
左が井上和也さん、右は自宅が近いことがわかり
和気あいあいとされていた出演者の森田真和さん!
満面の笑みがステキ!
井上さんは松本雄吉さん主宰の維新派に所属され、
「風景画」などに参加されています。
竹本弥乃太夫さんに義太夫の語りを師事されてもいます。
意気込みをどうぞ!
「ピュラデスは詩的で、一筋縄ではいかなくて、刺激的な戯曲です。
なんか小難しそうですが、実はまっとうですよ。エログロありません。
上演に際してはテンポと体感が重視されて、
川村さんの手で原本から半分以上が塩梅よくカットされていますから、
よりご覧になりやすいと思います。
パゾリーニの想いを、東西混成濃縮味で、感じてみて下さい!」
こちらは、廣岡綾さん。
本番がおこなわれるstudio21前で!
廣岡綾さんは劇団ひまわりに所属され、
声優クラスで稽古をされているそう。
劇団ひまわりのミュージカル「スーホの白い馬」や、
声優クラス落語リーディング公演「ヴォイステージ」などに
参加されています。
さすが、声優クラスにいらっしゃるだけあり、
本当に吸い込まれそうで力強いな声に衝撃をうけました!
ひとことお願いします!
「言葉に全てを込めて、伝えられる様頑張ります!」
『ピュラデス』はお二人が普段されている芝居とはまた一味違って
いるのではないでしょうか!?
そんな多方面からいろいろな方が出演してくださっている
『ピュラデス』お見逃しなく!
次回は舞台裏で活躍するスタッフの皆さんのご紹介です。
Check back soon!!
ツカモト
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ピュラデス出演者紹介 part 2!
カテゴリー : 過去の公演
こんにちは。
ピュラデスPR隊長ツカモトです。
再びやってきました、
ピュラデス京都公演オーディション参加出演者紹介です!
が、その前に急遽決定!アフタートークのお知らせです。
23日(日)の終演後に
ピュラデス翻訳の石川若枝さんと構成・演出の川村 毅で
パゾリーニの魅力を余すところなく語ります。
まだご予約されていない方、是非!
さて、紹介に戻ります。
今回オーディションで選出された京都造形芸術大学の学生から
大学院と2回生の方々をご紹介します。
左からミユキさん、市村マチさん、原田佳名子さん
ミユキさんは京都造形芸術大学の大学院生です。
これまでに遠藤周作氏主宰の劇団樹座所属されたり、
はたまたしばらく住んでらっしゃったフィリピンでは
日本人向けのケーブルTV番組でアシスタント
されていたこともあるそうです!
ミユキさん一言お願いします。
「10年前にあきらめた舞台をよもや、再び踏めるとは思っていませんでした。
この巡り合わせに感謝します。」
市村さんは2回生で当大学の大衆演劇サークル桃色女剣劇団
(通称:桃剣)に所属し、普段は舞踊やお芝居で公演に参加されているそう。
「リーディングが今回初めてなので、自分の今後の糧にするべく精一杯やります。」
原田佳名子さんも2回生です。
高校時代に部活で演劇を始めたそう。
大学に入ってからは3月にアトリエ劇研でおこなわれた
学生の自主企画に出演されました。
「リーディングもプロの方との共演も初めてですが、なんとかやってみせます。」
ミユキさんの10年越しの想い、市村さん、原田さんの意気込みを受け、
6月22日、23日の本番またまた楽しみになってきました。
皆さまも是非劇場でご覧ください。
受付はこちら!
ツカモト
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ピュラデス出演者紹介 part 1!
カテゴリー : 過去の公演
こんにちは。
ツカモトです。
さあ、ピュラデス京都公演稽古回数を重ねております!
京都公演の特色のひとつである、
オーディションで選出された京都造形芸術大学の学生のご紹介です。
まずは、コロス役で一番人数が多い舞台芸術学科の3回生から!
左から、岡本依子さん、きのせまさきさん、田中祐気さん、
田渕詩乃さん、福久聡吾さん、山田健人さん
みなさん昨年度の舞台芸術学科の授業発表公演
渡邊守章演出「フェードル」、杉原邦生演出「ハムレット」、
に出演し、難しい役どころを好演されていました。
きのせさん、田中さん、福久さんは自分達で
スーパーコントユニット”Massachusetts”を立ち上げて活動、
4月にはstudio21で自主公演を行い好評を博しました。
漫才ではなくお笑いを舞台芸術として発表するコントはとても新鮮でした。
田渕さんは昨年南河内万歳一座の公演にオーディションに合格し出演。
岡本さんと田渕さんは昨年度にstudio21でKUNIO08『椅子ファイナル』も
おこなった、KUNIOの公演に演出部として参加し、プロの現場を経験しています。
お二人とも普段は物静かでほんわかしていますが、
舞台に立つととても凛々しくなります!
山田さんは普段は引きこもりのDJ。
今回の衣装合わせで衣装が入らなかったそう。
そんな個性と実力を兼ね備えたみなさんを代表して、
岡本さん意気込みをどうぞ!
…3分間の沈黙の後、
岡本「今日はすっぴんだからちょっとムリ!」
全員「っておーーーい!」
(作・演出 きのせまさき)
次回からもフランクに出演者の方々をご紹介していきます。
お楽しみに!!
ツカモト
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京都公演稽古スタートです!
カテゴリー : 過去の公演
公演ラッシュだった新年度もあっというまに2ヶ月たち、6月になりました。
ご来場いただいた皆さまありがとうございました。
さて、今月末は川村毅が3年間に渡りおこなってきた、
パゾリーニ作品上演の最終作リーディング『ピュラデス』がおこなわれます。
先日京都公演の稽古が始まりました!
京都では新たなキャストを加え東京で上演したものとは
一味違った雰囲気で上演いたします。
京都造形芸術大学の学生を中心としたオーディションで選抜された
役者も参加しています。
初稽古のはじまりのあいさつ。
皆さんの表情がやる気であふれています。
この日は、コロスの皆さんの稽古。
その場で動きをつけたり、演出を変えたりしながら、
緊張感あふれる熱のこもった稽古でした。
これからも出演される方々、スタッフのインタビューなど
掲載していく予定ですので、どうぞお楽しみに!
ツカモト
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東西狂言 華の競演
企画の予告の前に、まずは茂山千作先生のご逝去にあたり、心よりご冥福をお祈りいたします。舞台を拝見したり、楽屋や会合でお目にかかることはありましたが、京都芸術劇場にご出演していただく企画を立てるには、やはり遅すぎたようです。しかし、ご子息の世代の千五郎、七五三師、お孫さんの世代の宗彦・逸平君たちは、機会のあるごとにご出演をお願いしていますから、千作先生の「教え」は、活きて舞台に見えているはずです。
記憶違いでなければ、千作先生が一番愛着をお持ちの曲は「三番叟」だと伺いました。数年前に、「春秋座狂言立会い」として、東は野村家の和泉流「三番叟」を萬斎君に、西は茂山家の「三番三」を逸平君に踏んでもらい、極めてスリリングで圧倒的な舞台の対決となりました。
今回7月12日の『東西狂言 華の競演』では、そのような「立ち合い」をする代わりに、両家が入り混じって競演をするという形を取りました。演目は『髭櫓』で、主人公の「大髭」を萬斎君に、それを抜こうとする「女房」を逸平君にお願いし、「女房」の率いる女性軍団を茂山家で、地謡を野村家で、という配役です。春秋座の歌舞伎舞台一杯に、この狂言ならではの、物々しい家庭紛争劇が展開する光景が見ものです。
上演の冒頭には、茂山千五郎師による『止動方角(しどうほうがく)』が、狂言の持つ、一種の不条理劇のような面を十分に見せてくれるでしょうし、続いては、人間国宝の野村万作師の得意とされる『奈須与市語(なすのよいちのかたり)』によって、狂言のもつ「語りの芸」の真髄に接していただきます。
『髭櫓』でも分かることですが、狂言でも、音楽劇的な要素は重要であり、優れた演奏家を得ないと、狂言も引き立ちません。今回も、春秋座能狂言で、すっかりお馴染みになり、5月24日の「世阿弥生誕650周年記念」として催した観世宗家清和師の『翁』でも見事な演奏を聞かせてくださった、藤田六郎兵衛、大倉源次郎、亀井広忠、前川光範の方々が、「素囃子」によって、能の器楽的要素の魅力を十分に聞かせてくださることでしょう。
時間の許す範囲で、終演後、萬斎君と逸平君とのトークを、渡邊が司会をして行う予定です。
他所ではなかなか見られない企画を立てるように心がけていますし、五月の観世宗家による「歌舞伎舞台の『翁』」は、その実験的な局面が、作品の強さ、魅力となって立ち現れたことには、多くの方々が感動されたはずです。今後とも、「伝統を越境する」ような、しかも単なる思い付きやコケ脅かしではない企画を続けて生きたいと努力いたしますので、皆様におかれましても宜しくご支援・ご鞭撻のほどを、改めてお願い申し上げます。
渡邊守章
(舞台芸術研究センター所長・演出家)
出演者のご紹介パート2
カテゴリー : 過去の公演
皆様こんにちは。上田でございます。
この間まで夏日が続いたかと思ったら、いつの間にか梅雨入りしましたね。
この時季になると、デパートの店頭でかわいい傘やレインブーツが並んでいると雨の憂鬱な気持ちを吹き飛ばしてくれる楽しい気持ちになります♪
さて、前回『蝶々夫人』の蝶々夫人を演じられる川越塔子さんと江口二美さんをご紹介いたしました。
蝶々さんが健気に恋焦がれる相手・ピンカートン役の大澤一彰さん(6日)と笛田博昭さん(7日)をご紹介いたします。
大澤一彰(おおさわかずあき)さん。
東京藝術大学を卒業され、ローマで研鑽を積まれました。
『夕鶴』(團伊玖磨指揮・日生劇場)与ひょう役でオペラデビューをされました。
国内外で行われた様々な音楽コンクールの声楽部門で第1位を受賞されています。
サントリーホールで行われた入賞者披露コンサートでは『清教徒』『連隊の娘』のアリアでハイC#・ハイC を連発し会場を沸かせました。
180cmを超える体躯に日本人離れした高音で、常にオペラ公演ではプリモテノールを務めています。
これまで様々なオペラ公演に出演され「耳を奪う美声」、「豊かな美声を長い美声で聴かせ、役作りも的確。大柄な身体が舞台栄えする」と評されています。
【注 ハイC:男声(テノール)の「ハイC」はドの1一オクターブ上のドの音で、「ハイC」が出れば、文句無しといわれている。】
笛田博昭(ふえだひろあき)さん
名古屋芸術大学音楽声楽科を首席で卒業され、同大学院音楽研究科専攻を修了され、2003年名古屋芸術大学特別公演「トゥーランドット」でオペラデビューをされました。
これまでに多数のオペラコンサートに出演されています。
2007年にモルドバ共和国で開催された第9回マダム・バタフライ世界コンクールで第1位を獲得されています。
ベートーヴェン『第九』等のソリストを務められています。
【注 マダムバタフライ世界コンクール:世界的なオペラ歌手三浦環の精神を後世に伝えるため、三浦環の弟子で歌手であった小林伸江が1967年に日本で第1回大会を開いた。】
来月から春秋座で本番に向けて『蝶々夫人』の稽古が始まります。
また皆様に稽古の様子をお伝えします。
お楽しみ~\(^o^)
上田