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芸術研究の世界#17「中央アジア・ウズベキスタンのシルクロード都市遺跡と芸術文化」

2022年12月21日

アクティビティ

日程終了しました

 2023年1月18日(水)18:30より、文哲研オンラインセミナー「芸術研究の世界#17」を開催いたします。

 

 このセミナーは、一か月に一度実施します。セミナーの講師は、昨年度から引き続き、文部科学省科学研究費(通称:科研費)の研究代表者である8名の本学教員です。科研費は、人文・社会科学から自然科学まで、あらゆる分野の優れた研究を発展させることを目的として国から支給される研究費で、厳正な審査を経て採択され、数年間、申請した研究計画に沿って研究に取り組み、その成果を公表します。

 オンラインセミナー「芸術研究の世界」では、本学の教員が現在取り組んでいる芸術研究について、その研究を発想した経緯や研究の面白さ、難しさなども含めて存分に語っていただきます。セミナーでの質疑を通して、参加者の皆さんとともに、芸術研究の奥行きと拡がりに触れる機会となることを願っています。

 

 

芸術研究の世界#17

「中央アジア・ウズベキスタンのシルクロード都市遺跡と芸術文化」

講演者:宇佐美智之(歴史遺産学科・専任講師)

日 時:2023年1月18日(水)18:30-20:00

対 象:京都芸術大学教職員、学生

 

【講演概要】

中央アジアはユーラシアの中心部に位置しており,この地域を通るシルクロードが各地の文化を繋いだことが知られています。ただし,そこは単に交通・交易上の経由地であっただけでなく,多くのシルクロード都市が成立し,芸術を含む豊かな文化が独自に生み出されてきました。本講演では,私がこれまでに携わってきたウズベキスタン・サマルカンドの都市遺跡の調査成果をもとに,そこから復元される芸術文化や異文化交流の一端を紹介します。

 

【講師略歴】

宇佐美 智之(うさみ ともゆき)

2018年 総合研究大学院大学文化科学研究科,博士後期課程修了。博士(学術)。

立命館大学文学部地域研究学域・特任助教を経て,今年度4月より現職。

2012年に中央アジア・ウズベキスタンにおける国際調査プロジェクトに参加して以後,現在までシルクロードの古代都市遺跡に関心をもって研究を進めている。また日本の先史・古代遺跡を対象とした考古地理学研究にも取り組んでいる。

 

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【芸術研究の世界】 (タイトルは科研の採択課題です。講演内容は追ってご連絡します)

2月1日 大西宏志 オーラル・ヒストリー 芸術運動としての広島国際アニメーションフェスティバル研究

3月1日 牛田あや美 日本統治下の漫画家・北宏二/金龍煥の懸隔

※日程は講師の都合等で変更の可能性があります

日程2023年1月18日
時間18:30 - 20:00
費用無料
対象京都芸術大学教職員、学生
申込方法学内掲示板・学生専用サイト(通学・通信)をご確認ください
主催文明哲学研究所
文明哲学研究所

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