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【報告】「報道と漫画―世界のカーツニストが描く“表現の自由”―」講演会

2019年12月25日

アクティビティ

 2019年12月22日(日)、「報道と漫画―世界のカーツニストが描く“表現の自由”―」講演会が開催されました。

 

日 時:2019年12月22日(土)14:00-16:30

場 所:京都造形芸術大学 興心館K41(講演会)

ゲスト:No-rio(国際政治漫画家)、横田吉昭(共同通信社漫画家)、ロナルド・スチュワート(日本マンガ学会理事)

 

 12月18日~26日にかけて展示しています「報道と漫画―世界のカーツニストが描く“表現の自由”―」展関連企画として、世界で諷刺漫画を発表されているカーツニスト、研究者の先生方をゲストとしてお迎えしました。

 今回、日本とフランスで諷刺漫画を発表されているNo-rio氏より、そのお仕事内容について詳しいお話をお聞かせ頂きました。世界には、規制によって生命や生活まで脅かされる厳しい状況に置かれているカーツニストの現状があります。日本では国家や警察による規制はないものの、自主規制や“不謹慎”という言葉によって、フランスでは歓迎されるような作品がボツになることも多いということが述べられました。同じくカーツニストとして活躍される横田氏からは、通信社からというよりも、実際に漫画を掲載する新聞社の判断でボツになることもあるといった経験談などをお聞かせ頂いたほか、トルコの漫画について、トルコの歴史や情勢を踏まえた話題をご提供頂きました。

 カーツニストのお二人のお話の間に、日本漫画の歴史に詳しいスチュワート先生より、こうした新聞諷刺漫画の持つ機能と役割についての解説をして頂きました。こうした漫画には、見る人を楽しませる娯楽の機能、話題に対して解説したり、批判したりする批評機能、漫画に描くことでより広く人々に知ってもらおうという議題設定機能という3つの機能と役割があるということが述べられました。

 

 ご報告を受けて、諷刺漫画が、ある社会における言論の自由のレベルを示す、「炭鉱のカナリア」のような役割があるということを、フロアの皆様共に再認識させられる講演会となりました。ご来場頂いた皆様からは、次のようなご感想が寄せられました。(質疑・アンケートより一部抜粋)

 

*すべての人々を納得させられたり、好感を得られる漫画や映画など存在しません。抗議や批判を恐れていたら、何も創作できないし、報道できないと感じました。

 *卒業生で、子どもの頃No-rio氏の諷刺漫画に触れました。今回、母校で諷刺漫画の話を聞くことができて嬉しい。

*発表の場に対する息苦しさのある日本で、自由な感情とそれを表現する力をもった造形大の学生の方々に今回のような作品を見てもらえることは非常に貴重だと思う。もし可能であれば、京都造形芸術大の学生さんが世界の風刺画に接して感じたことを聞いてみたい。

 

 今回ゲストの皆様からは、表現の自由というテーマに幅広い視野から切り込み、それに日々向き合っておられる方々の今について、大変貴重なお話しをお聞かせ頂くことができました。この度ご登壇頂いたNo-rio先生、横田先生、スチュワート先生はじめ、ご参加・ご協力頂きました皆様に深く御礼申し上げます。

 

※展示は26日まで開催しています。搬出作業のため、最終日は18時終了となります。ご了承ください。

 

 

今後も文明哲学研究所では、アートと社会に関連した企画を考えます。

「こんな話がきいてみたい」「こういうことをやってみたい」などございましたら、ぜひお声をお聞かせください。

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【展示の様子】「報道と漫画―世界のカーツニストが描く“表現の自由”―」展

2019年12月25日

アクティビティ

 現在開催中の「報道と漫画―世界のカーツニストが描く“表現の自由”―」展、展示風景をお届けします。

12月26日まで開催しておりますので、ぜひ足をお運びください。

 

*「報道と漫画 ―世界のカーツニストが描く“表現の自由”―」展 詳細

→ http://www.kyoto-art.ac.jp/iphv/topics/4144/

 

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「報道と漫画 ―世界のカーツニストが描く“表現の自由”―」展示・講演会

2019年11月29日

アクティビティ

日程終了しました

 

 20191218日から26日にかけて「報道と漫画世界のカーツニストが描く表現の自由”―」展、1222日に講演会を開催いたします。

 2019年は国内外で表現の自由を後退させかねないニュースが相次ぎました。人間が長い歴史を経て獲得してきたこの大切な権利は、いま各国でどのように扱われているのでしょうか。展示では、世界31か国の漫画家によるシニカルな作品が並びます。

 22日にご講演頂くのは、日本とフランスで漫画を発表する現役漫画家のNo-rio氏。共同通信社にて漫画を発表する傍ら、トルコ漫画の研究者でもある横田吉昭氏。そして今年夏に話題となったイギリス大英博物館「MANGA展」でも登壇された漫画史研究者のロナルド・スチュワート教授です。

  年の終りに世界で問われる表現の自由の現場から、カーツニストと研究者の声をお届けします。ぜひご参加ください。

 

 「報道と漫画 ―世界のカーツニストが描く表現の自由」展示

日 時:20191218日(水)-26日(木) 9時-20

場 所:京都造形芸術大学 BREATH KUAD CAFÉ

 

 「報道と漫画 ―世界のカーツニストが描く表現の自由」講演会

日 時:20191222日(日) 14

場 所:京都造形芸術大学 K41教室

登壇者:No-rio(国際政治漫画家)

    横田吉昭(共同通信社漫画家、日本マンガ学会会員)

    ロナルド・スチュワート(大東文化大学教授)

DM(最終)

日程2019年12月18日 - 2019年12月26日
時間9:00 - 20:00
場所展示:京都造形芸術大学 BREATH KUAD CAFÉ内
講演会:京都造形芸術大学 興心館 K41教室
費用無料
対象一般
申込方法事前申込不要
主催京都造形芸術大学 文明哲学研究所 / 共催:World Cartoon Forum
お問い合わせ京都造形芸術大学 文明哲学研究所 iphv@office.kyoto-art.ac.jp

【報告】「ザ・トゥルー・コスト」上映会

2019年10月22日

アクティビティ

こんにちは!

平和山塾チームエシカル部長の三好です。

 

 先日10/1にチームエシカル主催のドキュメンタリー映画「ザ・トゥルー・コスト〜ファストファッション真の代償 〜」の映画上映会を京都造形芸術大学にて行いました。

授業後の夕方6時と言う夜遅い時間にもかかわらず、25人もの学生の方々に集まって頂き、92分の映画を鑑賞した後、1時間ほどのディスカッションも行いました。

 

 この作品はファストファッションという大量生産・大量消費の社会における、生産者側の目線をドキュメンタリーとして映像にまとめたもので、普段我々が安価に手に入るファストファッションの本質に迫り、その価値を見つめ直す貴重な機会を与えてくれる映画です。

僕ら日本人が普段買っている服のこと、そしてそれを生産しているのは、作っているのは”誰か”。

そんなとても身近な事なのに、裏ではとても深刻で根深い問題が世界中で起こっている。この事実を、僕自身、この映画を鑑賞することで初めて思い知らされました。

 

 その後のディスカッションタイムでも、「ダメだと思う」「ひどい」という一次的な意見だけでなく、そこから、「現状の問題の本質とはどういったものか」、「それをどう芸術の力で解決できるか?」など、知識と知恵を織り交ぜながらもっと踏み込んだ濃い対話を行うこともできました。

また、こういった上映会では、来てくれた学生だけではなく、映画鑑賞やディスカッションを経てチームエシカル自身も勉強になり、一体となってエシカルな学習ができることがとても大きなメリットだと感じました。

映画会などのこういう場をまた設けて、更に色々な人と関わり合いながら知見を深めていきたいと思っています。

 

 また、今回の会に来てくださった学生の皆様、ご協力してくださった文明哲学研究所の職員の皆様、チームエシカルのメンバーの皆んな、ありがとうございました!

 

平和山塾チームエシカル 

部長

三好 拓真

IMG_6232 IMG_6245 「ザ・トゥルーコスト」ポスター 印刷

 

『THE TRUE COST』上映会のお知らせ

2019年9月24日

アクティビティ

日程終了しました

 2019年10月1日、映画『ザ・トゥルー・コストーファストファッション 真の代償』の上映会を開催いたします。

 

 普段何気なく身に着けているファッションについて、どこでどのように作られているか、その裏側を知っていますか?

この映画は、ファッション業界の裏側、知られざる真実に迫ったドキュメンタリーです。

 

 現在、上映会に向け、チームエシカルサークルの学生が主体となって準備をすすめております。上映後は自由参加のトークタイムも予定しておりますので、ぜひご参加ください。

 

「ザ・トゥルーコスト」チラシ 印刷用

日程2019年10月1日
時間18:00 - 19:40
19:45-20:30 トーク(自由参加)
場所京都造形芸術大学 人間館NA102
費用無料
申込方法申込不要
主催チームエシカルサークル(山塾) / 京都造形芸術大学 文明哲学研究所
お問い合わせyamaju9@gmail.com(山塾)
文明哲学研究所

2015年度以前