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【開催のお知らせ】「原発を考える3」PWSブッダセミナー

2016年4月12日

人間学講座・市民講座

京都大学霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院主催のセミナーを京都大学吉田泉殿にて文明哲学研究所の共催で開催いたします。また、当研究所の所長代行を務める尾池和夫(京都造形芸術大学学長)が指定討論者として参加いたします。

 

 日時:2016年4月14日(木)16:30~

 場所:京都大学吉田泉殿(京都大学正門から徒歩10分程度)

 テーマ:原発を考える3

 話題提供者:『原発の安全性とは何か?-異なる裁判結果から』

         青木秀樹 (弁護士・PWS特任教授)

       『福島原発事故の放射能汚染−生態学の視点から』

         幸島司郎 (野生動物研究センター・教授)

     指定討論者:尾池和夫(京都造形芸術大学・学長)

 

  *詳細は下記ULRにてご確認下さい。

     http://www.wildlife-science.org/ja/buddha-seminar/20160414.html

百年の愚行展 One Hundred Years of Lunacy >911>311

2016年3月23日

人間学講座・市民講座

  本学大学院と当研究所が主催する『百年の愚行展』(写真展)を、ギャルリ・オーブ(本学内)にて開催します。会期中はギャラリートークも開催します。是非、お越し下さい。

◆開催概要

 本展覧会に込めたメッセージは「行動すること」です。21世紀になっても止む気配のない、狂気とも言える暴力、環境破壊、経済格差、民主主義の危機などを乗り越えるためには、一人ひとりが多様な意見に耳を傾け、自分自身の考えを培い、議論し、行動する必要があります。本展示とトークイベントを通じて、人類が愚行を繰り返さないためにどうすればよいか、みなさんと一緒に考えたいと思います。展覧会は、2冊の書籍(『百年の愚行』2002年・『続・百年の愚行』2014年)に掲載した写真と、ドイツのゴアレーベンで繰り広げられた、核廃棄物最終処理場反対運動のポスターとで構成します。

小崎哲哉:京都造形芸術大学大学院学術研究センター 客員研究員

『百年の愚行』・『続・百年の愚行』編集者

 ◆開催情報——————————————

 会 期:2016年4月29日(金・祝)~5月22日(日)(会期中無休)

時 間:11:00~18:00

会 場:京都造形芸術大学 ギャルリ・オーブ

料 金:無料

◆トークイベント———————————-

・メトロ大學『百年の愚行展』プレイベトトーク:愚行とメディアリテラシー
開催日:2016年4月22日(金)18:30~20:00 18:00開場(先着順)
会 場:CLUB METRO
   京都市左京区川端丸太町下ル下堤町82 恵美須ビルBF (京阪神宮丸太町駅2番出口)
   Tel:075-752-4765

主 催:CLUB METRO   http://www.metro.ne.jp/index.html
料 金:1,000円(1ドリンク付き)
出 演:藤幡正樹(アーティスト)×小崎哲哉(『百年の愚行』『続・百年の愚行』編著者。京都造形芸術大学 大学院学術研究センター客員研究員)
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 ・Sustaina-village by KYOTOGRAPHIEトーク:『百年の愚行』とは?
開催日:2016年5月3日(火・祝)20:00-21:00(先着順)
会場:岡崎公園、ローム・スクエア(京都市美術館別館前広場)
主催:KYOTOGRAPHIE  http://www.kyotographie.jp/
料金:無料
出演:佐藤直樹(『百年の愚行』『続・百年の愚行』アートディレクター)×小崎哲哉

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・ギャラリートーク「サステナビリティと文明」
開催日:2016年5月19日(木)18:00~19:30(先着順)
会 場:京都造形芸術大学ギャルリ・オーブ
料 金:無料
出 演:マエキタミヤコ(コピーライター、クリエイティブディレクター。「サステナ」代表)×浅利美鈴(京都大学地球環境学堂 准教授)×小野塚佳代(京都造形芸術大学 大学院生)
司 会:田中 勝(アーティスト。京都造形芸術大学文明哲学研究所 准教授)
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・スペシャルトーク「愚行の時代の文化と芸術」(仮)
開催日:2016年5月20日(金)18:00~19:30(先着順)
会 場:京都造形芸術大学ギャルリ・オーブ
料 金:無料
出 演:山極壽一(霊長類学者。京都大学総長)×尾池和夫(地震学者。京都造形芸術大学学長)
司 会:齋藤亜矢(芸術認知科学研究者。京都造形芸術大学文明哲学研究所 准教授)
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・ギャラリートーク「愚行と狂気の時代に——アーティストができること」
開催日:2016年5月21日(土)15:00~16:30(先着順)
会 場:京都造形芸術大学ギャルリ・オーブ
料 金:無料
出 演:高山 明(演出家、アーティスト。Port B主宰)×卯城竜太(アーティスト。Chim↑Pomリーダー)
司 会:小崎哲哉(『百年の愚行』『続・百年の愚行』編集者・京都造形芸術大学 大学院学術研究センター 客員研究員)

 

百年の愚行展_表

百年の愚行展_裏

【受付終了】長倉洋海氏ワークショップは受付を終了しました。

2014年11月17日

人間学講座・市民講座

11/29人間学講座ワークショップ 「長倉洋海と京都を撮る!」は応募者多数の為、受付を終了させて頂きました。多数のご応募ありがとうございました。

アリヤラトネ博士講演会「世界平和を実現する文明の展望」聴講希望者募集中!

2014年11月4日

人間学講座・市民講座

 

スリランカの農村開発運動指導者であるA・T・アリヤラトネ博士をお招きし、講演会を開催します。

演題:「世界平和を実現する文明の展望」

日時:2014年11月20日(木) 14:00~15:30

開場:13:40     開演:14:00

会場:キャンパスプラザ京都4階 第2講義室

*聴講をご希望の方は、お名前、ご年齢、ご連絡先を明記の上、HPからメール、もしくは電話にてお申込みください。

メールアドレス:iphv@office.kyoto-art.ac.jp

(11月18日(火)締め切り)

*講演は、英語で行なわれます(逐次通訳あり)。

*入場無料。

 

A・T・アリヤラトネ(Ahangamage Tudor Ariyaratne)

1931年、スリランカ生まれ。1958年「欲望」(greed)ではなく「必要」(need)に基づいた農村開発運動(サルボダヤ運動)を開始。内戦の続く中、非暴力思想を徹底し、対立しあう全ての勢力からも平和の実践者として尊敬され、マグサイサイ賞、ガンジー平和賞、仏教伝道文化賞などを受賞し、ノーベル平和賞にノミネートされるなど、国際的に高く評価されている。

 

サルボダヤ運動とは?

「サルボダヤ」とは「全ての人の覚醒」という意味。仏教思想に基づき、有機農業の指導など、持続可能な社会を目指す農村開発運動。現在、スリランカの15,000以上の村(総人口の2割)で活動を展開し、アジア最大級のNGOとなり、政府の行政施策の届かない農村部を中心に、医療・福祉・教育・職業訓練・マイクロクレジットなど様々な活動を展開している。

アリヤラトネ博士講演会ポスター兼チラシ表圧縮

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アリヤラトネ博士講演会チラシ裏圧縮

【観賞者募集】ドキュメンタリー映画『無知の知』『小さき声のカノン―選択する人々』上映会&トークライブを開催

2014年10月6日

人間学講座・市民講座

今秋公開されたドキュメンタリー映画『無知の知』と、来春公開予定の『小さき声のカノン―選択する人々』の特別先行上映とトークライブ!

文明哲学研究所は、「核」廃絶と世界平和に向けた活動の一環として、放射能汚染、被ばく、そしてエネルギー問題を追ったドキュメンタリー映画の最新作2本を上映し、映画監督等をゲストに迎え、トークライブを開催いたします。
2011年3月11日の東日本大震災後に起こった東京電力福島第一原子力発電所の事故後に、それぞれ違った角度から追ったドキュメンタリー映画。石田朝也監督の『無知の知』は、「原発について何も知らない」ことへの問い掛けからはじまり、鎌仲ひとみ監督の『小さき声のカノン ―選択する人々』(特別先行上映)は、福島、そしてチェルノブイリから国境を越えて「被ばく」から子どもを守る母たちの声に耳を傾けています。
「人間の本当の豊かさとは何か」との問い掛けを、学生と市民の皆さんとともに共有し、平和創造への学びの場としてまいりたいと思います。
鑑賞・参加希望の方は、座席数に限り(先着順)がありますので、お早めにお申込みください。

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■「ドキュメンタリー映画『無知の知』『小さき声のカノン ―選択する人々』上映会&トークライブ」概要
開催日:2014年11月1日(土)
会 場:東北芸術工科大学内「サクラダ・シネマ」(デザイン工学実習棟B-1階)
住 所:〒990-9530 山形市上桜田三丁目4番5号
入場料:無料(申込み必要:常設76席で先着順)
参加対象:学生、教職員および一般
※会場の都合上、定員(先着順)になり次第、締切らせて頂きますのでご了承下さい。

◆タイム・スケジュール
・10:00~11:50上映『無知の知』(107分)
・12:40~14:40特別先行上映『小さき声のカノン ―選択する人々』(120分)
・14:45~16:15トークライブ(90分)

◆トークライブ:ゲスト
石田 朝也(『無知の知』監督)
鎌仲ひとみ(『小さき声のカノン ―選択する人々』監督)
石森 秀彦(「小さき花 市民の放射能測定室 仙台」代表)
林  海象(映画監督・東北芸術工科大学映像学科学科長)
浦田沙緒音(京都造形芸術大学3年:「ART FOR GOOD」代表)
八島 千尋(東北芸術工科大学1年:チュートリアル藝術平和山塾)

チラシPDF:
141101tuad-iphvドキュメンタリー上映会-A4表-01
141101tuad-iphvドキュメンタリー上映会-A4裏-01

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■お申し込み
鑑賞・参加ご希望の方は、文明哲学研究所までお申込みください。

■主催:お申込み・お問合せ先
東北芸術工科大学「文明哲学研究所」
TEL:023-627-2177
FAX:023-627-2360
E-mail:iphv@aga.tuad.ac.jp

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■『無知の知』概要
故郷を追われた福島の人々の痛みに触れ、原子力推進の専門家を訪ね、脱原発から太陽光発電へと歩みをすすめた人々に話を聞いてみた。震災発生時、あの混沌とした政治、社会情勢のなかで、日本のトップたちは?そして専門家たちは?市井の人たちは?今、それぞれの立場から語られる未来の設計図。東日本大震災から3年の月日が経った。わたしたちはどんな未来へ向かっているのだろう。これは観客の意識を挑発するドキュメンタリー。

■石田 朝也(いしだ・ともや) 監督:プロフィール
ESRA(パリ映像高等専門学校)卒業。NHKドキュメンタリー番組や海外作品や合作映画に携わる。2005年ドキュメンタリー映画「成瀬巳喜男・記憶の現場」で監督デビュー。日本の映画史に残る監督の軌跡を交流のあった俳優やスタッフの証言を基に3年の歳月を費やして制作。国内外から高い評価を得る。福島原発事故をテーマとした本作品『無知の知』は2作品目にあたる。

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■『小さき声のカノン ―選択する人々』概要(特別先行上映:2015年春公開予定)
東京電力福島原発事故から4年。事故による影響は安全である・危険であるといった議論からこぼれ落ちる声が存在している。それは不安な気持ちを抱えたお母さんたちの声だ。かつてチェルノブイリ原発事故を経験したベラルーシでは、子どもたちに何が起きたのか。お母さんたちはどうやって子どもを守ろうとしたのか?事故の衝撃に立ちすくみ、ただ困惑している時期は過ぎた。希望を具体的につくり出す新しいイメージに今、私たちは立っている。迷いながらも日本のお母さんたちが自分たちの意志で動き始めた。そんなお母さんたちの小さな声が、国境を越えて響き始める。

■鎌仲 ひとみ(かまなか・ひとみ) 監督:プロフィール
文明哲学研究所客員教授。フリーの映像作家としてテレビ番組、映画を監督。2003年ドキュメンタリー映画『ヒバクシャー世界の終わりに』を発表。以降、2006年 『六ヶ所村ラプソディー』、2010年『ミツバチの羽音と地球の回転』の3部作で放射能汚染、被ばく、エネルギーの問題を追う。2012年DVD作品『内部被ばくを生き抜く』を発売。著作に『原発の、その先へ ミツバチ革命が始まる』など

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141101tuad-iphvドキュメンタリー上映会-A4表

141101tuad-iphvドキュメンタリー上映会-A4裏

文明哲学研究所

2015年度以前