2014年6月20日
藝術平和学
6月2日(月)、京都産業大学附属中学校の人権学習会で全校生徒を対象に「私達は人権のために何ができるのか?―平和創造にかけたアーティストの挑戦から―」の特別講演を田中勝講師が行いました。
テーマ:「私達は人権のために何ができるのか?―平和創造にかけたアーティストの挑戦から―」
日程:2014年6月2日(月)
時間:10:45~12:30
会場:京都産業大学附属中学校むすびわざ館
住所:京都市下京区中堂寺命婦町1-10
田中勝文明哲学研究所講師が日本平和学会「2014年度春季研究大会」で企画立案した「平和と芸術」分科会の司会を務めます。
◎学会概要
学会名:日本平和学会「2014年度春季研究大会」
日程:2014年6月21日(土)
時間:12:20~14:20
会場:神奈川大学・横浜キャンパス(横浜市神奈川区六角橋3-27-1 )
分科会:「平和と芸術」
テーマ:「芸術が果たす平和への役割―音楽と美術の考察から」
報告:岡村幸宣(丸木美術館)
「“非核芸術”の系譜―1950 年代における丸木夫妻の《原爆の図》を中心に」
報告:能登原由美(「ヒロシマと音楽」委員会)「音楽における『ヒロシマ』」
司会:田中勝(東北芸術工科大学)
非会員の方の研究集会の聴講も可能です。詳しくは下記のサイトにて。
関連ページ:http://psaj2014.jimdo.com/ホーム/大会への非会員の参加/
また、報告者のレジュメも下記のサイトから開けます。
http://psaj2014.jimdo.com/春季大会/発表要旨/5/
◆日本平和学会ホームページ
http://www.psaj.org/
2014年5月22日
平和文明会議
集団的自衛権行使に関する憲法解釈変更に反対する
2014年5月22日
京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 共同研究機関 文明哲学研究所・平和文明会議
秋山豊寛・大石芳野・大澤真幸・奥本京子・鎌仲ひとみ
小松正明・スティーブンリーパー・田口洋美・豊﨑博光
宮島達男・ヤノベケンジ・松本健一・尾池和夫・井原甲二
歴代内閣の下で「許されない」との判断が示されてきた“集団的自衛権の行使に関する憲法解釈”が現安倍内閣において転換され、戦後一貫して世界に掲げてきた「平和国家」理念が骨抜きにされようとしている。
本来、衆参両院の三分の二以上と国民の総意(国民投票の過半数)に基づく承認を経なければできない憲法改正と同じ重さをもつ重大な案件を、閣議決定という手段を以て処理しようとしている。こうした手法は、わが国の立憲主義を根本から崩壊させるものであり、憲法99条の定める国務大臣、公務員らの憲法尊重擁護の義務に明確に違反するものであり、決して容認できるものではない。
われわれは、わが国の民主主義と平和憲法の理念に対するこうした安倍内閣の暴挙に断固反対し、“集団的自衛権の行使に関する憲法解釈変更”の動きを即時停止するよう求める。
2014年5月15日
平和文明会議
2014年5月14日(水)本学瓜生館1階において、第5回平和文明会議を開催しました。
今回は、鎌仲ひとみ先生(映画監督、文明哲学研究所客員教授)に「被ばくの内実を知る、原爆から原発そして劣化ウラン弾まで」、 豊﨑博光先生(フォトジャーナリスト・文明哲学研究所客員教授)に「被ばく:世界と日本の人びとと暮らしへの影響」と題した基調講演をいただいた後、松本健一座長の進行でディスカッションに移りました。会議終盤では、聴講者の方々の質問を取り上げる形で会議が進行され、会議メンバー11名の活発な意見が交わされました。
基調講演及びディスカッションを通じて、核兵器、原発事故による被ばく以外にも、ウラン採掘、精錬、濃縮による被ばく、そして核兵器ではなく通常兵器として使用される劣化ウラン弾(ウラン濃縮の過程で大量に生み出される劣化ウランを利用した兵器)による被ばくが世界各地で広がっていることが報告され、低線量被ばく、内部被ばくが過小評価されている問題が議論されました。また、アメリカと日本の被ばく者補償法の違いが示され、被ばくさせられることによって、健康への影響、精神的影響、環境の破壊、差別などのさまざまな被害が生まれる。すべての影響・被害に対して対応する補償法をつくり、補償を行う必要性があることが確認されました。
2014年5月8日
平和文明会議
5月7日をもって第5回平和文明会議の聴講希望者の受付を終了させて頂きました。多数のご応募を頂きありがとうございました
2014年4月30日
平和文明会議
2014年2月25日に開催された第4回平和文明会議の会議録を発行しました。冊子をご希望の方はメールにてお問い合わせ下さい。送料ご負担の上、ご郵送とさせて頂きます。なお、数に限りがございますのでご希望に添えない場合があります。予めご了承下さい。