2014年1月29日
藝術平和学
日本平和学会が、「平和の文化~継承と警鐘」を大会テーマに、設立40周年記念
大会として大阪大学で開催した春季研究大会の部会で、田中勝文明哲学研究所講
師(日本平和学会会員)が「コミュニティの平和創造におけるアートの力」を
テーマに報告し、日本文および英文にてニューズレターにて報告概要が掲載され
ました。
以下のサイトでご覧いただけます。
◆日本平和学会・ニューズレター最新号
(20期第4号/田中講師発表内容掲載ページ:P8~P9)
http://www.psaj.org/html/psajnl2004.pdf
◆日本平和学会・英文ニューズレター
(Peace Studies Bulletin No. 32/田中講師発表内容掲載ページ:P11~P12)
http://www.psaj.org/html/psajnle32.pdf
◆日本平和学会ホームページ
http://www.psaj.org/
2014年1月17日
平和文明会議
第4回平和文明会議を本学瓜生館1階にて開催致します。今回の基調講演は、本学芸術学部教授の秋山豊寛先生です。福島原発事故の原発難民である秋山先生が原発問題について深く掘り下げます。講演の後、会議メンバーによるディスカッションを行います。会議実施にあたり、聴講希望者を受付けます。ご希望の方は下記をご確認頂きメールにてお申し込み下さい。皆様のご応募お待ちしております。
会議テーマ:「核」のない“暮らし”と文明
日時:2014年2月25日(火) 13:00~17:00
場所:京都造形芸術大学 瓜生館1階
講演:秋山豊寛(京都造形芸術大学芸術学部教授、ジャーナリスト、農民、宇宙飛行士)
【 テーマ:被災者・被曝者の視点からのフクシマ・ダイイチ事故 】
「暮らし」を失い、「難民」となった16万人。次は貴方が「難民」になるかも。
何故、過去の「教訓」は生かされないのかを探る。
受付期間:2014年1月20日(月)~ 2月10日(月)
聴講人数:20名(申し込み多数の場合は抽選とさせて頂きます)
応募方法:下記、明記の上、文明哲学研究所あてにメールにてご応募下さい。
件名:第4回平和文明会議聴講希望
1,氏名
2,所属(学校名、勤務先など)*本学学生は学年、学科、学籍NO
応募先アドレス: iphv@office.kyoto-art.ac.jp 京都造形芸術大学 文明哲学研究所
*ご応募頂く返信のメールアドレスはパソコンで使用しているアドレスでお願いします。
(携帯電話用のアドレスはこちらからのメールを正しく受け取れない可能性があります。)
*当選者の方には2014年2月15日(土)迄にこちらからメールにてご連絡差し上げます。
*当選者の方のみ、ご連絡とさせて頂きます。期日迄に返信が無い場合は聴講頂けません。
*当日は、講演および会議途中での入退席は禁止とさせて頂きます。
2014年1月16日
人間学講座・市民講座
2014年1月8日、東北芸術工科大学にて小出裕章氏(京都大学原子炉実験所・助教)を講師にお迎えし、「なぜ原発が不要なのか」とのテーマで講演会を開催しました。
市民の方々の関心も高く満席での開催となり、講演会では、人間が生み出した原爆、そして、原子力にかけた夢、そして、収束していない事故について、文明的視座から科学的見地に立っての講演となりました。
後半の質問会では、学生から「原発に危険がこれだけあるのに、なぜ社会や政府は撤廃しようとしないのか?」や「放射能の危険性を(関心のない方に)どのように伝えていったらいいのか?」等の質問が寄せられました。また、一般市民の聴講者の方から「温暖化との関わりがあるのか?」や最終処分場の問題についての質問等が寄せられ、小出氏から率直な見解が述べられました。
講演会を聴講した学生からは多くの感想が寄せられ、次のようなコメントを頂きました。
「南相馬出身の私からすると、とてもためになる話しでした。・・・他の県と比べても、活気がなく、風評被害に苦しむ地元に帰るたびに、涙が出ます。・・・地元に活気を取り戻すために、この大学で芸術を学んでいる私ですが、原発が爆発したあの日を忘れることはできません。東電の方に言いたいことはただひとつ、『本当のこと』を話してほしいです。」
また、元小学校教員の方が講演会後日、次のような感想を寄せてくださいました。
「文明哲学研究所が発信する『人間っていったい何なんだ』『文明とは何か』『生命とは何か』について若者といっしょに問い続けていく、まさにこの課題に迫る講演内容であったと思います。」
2014年1月15日
藝術平和学
建学の理念「藝術立国」のもと、平和に関する授業を展開している1年生の必修科目「百科学Ⅰ」(京都造形芸術大学)と、「芸術平和学/芸術文化論」(東北芸術工科大学)が、広島市と長崎市が推進する「広島・長崎講座」(公益財団法人広島平和文化センター発行)に認定されました。
所長の井原甲二教授は「百科学Ⅰ」を担当し、また、井原甲二教授と研究員の田中勝講師は、両科目で講義を行っております。
東北芸術工科大学の「芸術平和学/芸術文化論」は美術教育関係の内容では初の認定となり、引き続き京都造形芸術大学の「百科学Ⅰ」が認定となりました。
この認定は、被爆者の「他の誰にもこんな思いをさせてはいけない」というメッセージの意味を学術的に整理・体系化し、普遍性のある学問として次代を担う若い世代に伝えていく為、国内外の大学に「広島・長崎講座」を開設・普及することに取り組むもので、東京大学、早稲田大学、立命館大学、BHTベルリン・ボイド工科大学、ウクライナ国立キエフ工科大学、アメリカン大学、カリフォルニア州立大学サクラメント校、マサチューセッ工科大学などをはじめ、現在、国内46大学・国外17大学が「広島・長崎講座」開設校として認定されています。
◆「平和首長会議」のサイトから→「広島・長崎講座」へ
http://www.mayorsforpeace.org/
*2014年1月現在
2013年11月22日
平和文明会議