2014年6月25日
人間学講座・市民講座
いま復興しつつある東北の各地への支援の1つとして、被爆ピアノコンサートを本学「伝統館」で開催します。被爆ピアノ(使用:ミサコのピアノ)とは1945年のヒロシマ、爆心地から1.8kmの民家で被爆したピアノのことです。被爆当時のままでありますが演奏が出来るように修復されコンサートで使用されています。出演者は、被爆ピアノ所有者でピアノ調律師の矢川光則さん、古賀いずみさんと漆戸啓さんによる従姉弟同士のポップスデュオのカズン、東北地方の高校生として選抜された、青森明の星高等学校の金悠里さん、八戸聖ウルスラ学院高等学校の地切まりさん、常磐木学園高等学校の葛原寛さん、山形県立山形北高等学校の松崎ひかるさん、郡山女子大学附属高等学校の渡邊侑美さんです。被爆ピアノから流れ出る美しい旋律を共感し合いながら生きとし生けるこの生命の壮大な繋がりを実感していただきたいと思います。入場無料ですので、事前のお申し込みの上、ご来場ください。講師にカズンさんと矢川光則さんをお招きして、市民公開講座「音楽を通しての平和活動とワークショップ&被爆ピアノ」も開催いたしますので、こちらもぜひ合わせてご参加ください。
開催日:2014年7月23日(水)
公演:18:00~19:30
開場:17:30~
会場:東北芸術工科大学 水上能楽堂「伝統館」 ※雨天時:本館201講義室
料金:無料
参加対象:学生および一般(事前申込必要)
チラシPDF:
被爆ピアノコンサート-フライヤー表
被爆ピアノコンサート-フライヤー裏
講師:カズン&矢川光則(ピアノ調律師)
開催日:2014年7月22日(火)
時間:1回目:12:30~13:50/2回目:17:10~18:30
会場:本館201講義室
入場料:無料
参加対象:学生および一般 ※科目「芸術平和学」履修者以外は事前申込必要
下記、明記の上、東北芸術工科大学「文明哲学研究所」あてにEメールまたは、FAXにてご応募下さい。
メール件名:被爆ピアノコンサート・イベント参加希望
1:参加希望イベント名A~Cを明記
・A=7/22(火)12:30 カズン&矢川光則・市民公開講座
・B=7/22(火)17:10 カズン&矢川光則・市民公開講座
・C=7/23(水)18:00 被爆ピアノコンサート公演
2:氏名
3:連絡先(中止など緊急連絡に対応できる携帯電話など)
4:東北芸術工科大学生のみ学生番号
5:返信可能なメールアドレスまたはFAX番号
6:在住市町村名
7:所属(任意)
※上記、個人情報は本事業以外の目的には使用しません。
—————————————-
東北芸術工科大学「文明哲学研究所」
TEL:023-627-2177
FAX:023-627-2360
E-mail:iphv@aga.tuad.ac.jp
—————————————-
※会場の都合上、定員(先着順)になり次第、締切らせて頂きますのでご了承下さい。
ピアノ調律師。被爆二世。被爆ピアノ所有者。
1952年、広島市生まれ。1972年、浜松市河合楽器ピアノ調律技術者養成所卒、河合楽器製作所入社。1993年、ヤガワ楽器調律センター設立。1995年、矢川ピアノ工房設立。1996年、環境保全の一貫として不用になったピアノを再生し国内の施設やアジア、アフリカに贈る活動をはじめ、2003年にはピアノ贈呈台数が115台となる。2001年より毎年8月6日に被爆アオギリの前(広島平和記念公園)でコンサートを開催。2005年に、被爆した「ミサコのピアノ」を所有者より託される。その後被爆ピアノ全国巡演コンサートをはじめ、現在まで1000ヶ所以上で実施。2010年9月には、はじめて海を越えニューヨークでコンサートを開催。2003年、広島市民表彰(市民賞)受賞。 2006年、日本善行会賞(内閣府所管)受賞。2012年、国際文化交流奨励賞受賞。
古賀いずみ&漆戸啓(Izumi Koga & Hiroshi Urushido)による従姉弟同士のポップスデュオ。ウガンダ共和国親善大使。 UN Women(国連女性機関)さくら親善大使。JICA「なんとかしなきゃ! プロジェクト」著名人メンバー。1995年、SONYからデビュー。3枚目のシングル『冬のファンタジー』(サッポロビール「冬物語」CM曲)が70万枚の大ヒット。その後、『ひまわり』が国連ボランティア国際年のサポートソングとして起用。作詞作編曲を担う漆戸啓は、岩崎良美、天童よしみ、山下智久(山P)他著名アーティストへの楽曲提供やドキュメンタリー映画『ノーモア広島ノーモア長崎』、東日本大震災ドキュメンタリー映画『ネバーフォゲット・ネバーギブアップ』等で音楽を担当。「平和」への思いを込めてつくられた『僕が君から借りたもの』や『wave』などの代表作は、広島をはじめ日本各地の小学校中心に合唱曲として歌われ、その波動はアジア・アフリカにも広がっている。
2014年6月20日
ソフィア・サロン活動
芸術について、考えたり、友達と話しをしたり・・・
そんなことをソフィア・ディスカスの場で語りあってみませんか?
学科や学年が違う人達と意見交換が出来るチャンスです。
ディスカッションには、きっと新しい発見があるはず。
まずは是非、参加してみて下さい!
みんなの前ではちょっと話しづらい・・・という人は聴きに来るだけでも大丈夫!
聴講だけも大歓迎です。
テーマ:あなたが芸術を学ぶ意味は?
日時:2014年7月8日(火)18:10~19:40
場所:瓜生館1階
募集人数:20名
募集期間:6月30日迄
応募資格:本学学生
応募方法:文明哲学研究所まで直接お越し下さい。【人間館1階の教学事務室の隣です】
*聴講のみ希望の方は申し込み不要です。上記日時に直接、瓜生館に来て下さい。
*ディスカッションへの参加は本学学生のみとなります。
主催:生駒ゼミ(指導:生駒俊樹教授)&文明哲学研究所
2014年6月20日
藝術平和学
まずは知ることから!
<ゲスト紹介>
●知念 優幸
沖縄 キリスト教学院大学3年
沖縄の諸問題に取り組む学生達を集め、
●八島 千尋
東北芸術工科大学 日本画コース1年
2013年 全国ネットワークcircle Japanに所属し、日本一周しながら福島の現状を講演してまわる。現在は福島と平和の大切さを伝えるため、
日時:6月24日(火)18:45~
場所:東北芸術工科大学・本館301講義室
※一般公開(無料)!途中入退室可!
◆「復興ボランティア支援センターやまがた」のホームページより
http://kizuna.yamagata1.jp/
主催・お問合せ:芸術平和山塾
東北芸術工科大学 文明哲学研究所
〒990-9530山形市上桜田3-4-5
TEL:023-627-2177
FAX:023-627-2360
E-mail:iphv@aga.tuad.ac.jp
2014年6月20日
藝術平和学
6月2日(月)、京都産業大学附属中学校の人権学習会で全校生徒を対象に「私達は人権のために何ができるのか?―平和創造にかけたアーティストの挑戦から―」の特別講演を田中勝講師が行いました。
テーマ:「私達は人権のために何ができるのか?―平和創造にかけたアーティストの挑戦から―」
日程:2014年6月2日(月)
時間:10:45~12:30
会場:京都産業大学附属中学校むすびわざ館
住所:京都市下京区中堂寺命婦町1-10
田中勝文明哲学研究所講師が日本平和学会「2014年度春季研究大会」で企画立案した「平和と芸術」分科会の司会を務めます。
◎学会概要
学会名:日本平和学会「2014年度春季研究大会」
日程:2014年6月21日(土)
時間:12:20~14:20
会場:神奈川大学・横浜キャンパス(横浜市神奈川区六角橋3-27-1 )
分科会:「平和と芸術」
テーマ:「芸術が果たす平和への役割―音楽と美術の考察から」
報告:岡村幸宣(丸木美術館)
「“非核芸術”の系譜―1950 年代における丸木夫妻の《原爆の図》を中心に」
報告:能登原由美(「ヒロシマと音楽」委員会)「音楽における『ヒロシマ』」
司会:田中勝(東北芸術工科大学)
非会員の方の研究集会の聴講も可能です。詳しくは下記のサイトにて。
関連ページ:http://psaj2014.jimdo.com/ホーム/大会への非会員の参加/
また、報告者のレジュメも下記のサイトから開けます。
http://psaj2014.jimdo.com/春季大会/発表要旨/5/
◆日本平和学会ホームページ
http://www.psaj.org/
2014年5月22日
平和文明会議
集団的自衛権行使に関する憲法解釈変更に反対する
2014年5月22日
京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 共同研究機関 文明哲学研究所・平和文明会議
秋山豊寛・大石芳野・大澤真幸・奥本京子・鎌仲ひとみ
小松正明・スティーブンリーパー・田口洋美・豊﨑博光
宮島達男・ヤノベケンジ・松本健一・尾池和夫・井原甲二
歴代内閣の下で「許されない」との判断が示されてきた“集団的自衛権の行使に関する憲法解釈”が現安倍内閣において転換され、戦後一貫して世界に掲げてきた「平和国家」理念が骨抜きにされようとしている。
本来、衆参両院の三分の二以上と国民の総意(国民投票の過半数)に基づく承認を経なければできない憲法改正と同じ重さをもつ重大な案件を、閣議決定という手段を以て処理しようとしている。こうした手法は、わが国の立憲主義を根本から崩壊させるものであり、憲法99条の定める国務大臣、公務員らの憲法尊重擁護の義務に明確に違反するものであり、決して容認できるものではない。
われわれは、わが国の民主主義と平和憲法の理念に対するこうした安倍内閣の暴挙に断固反対し、“集団的自衛権の行使に関する憲法解釈変更”の動きを即時停止するよう求める。