2018年12月1日
アクティビティ
日程終了しました
12月11日-21日、京都造形芸術大学にて大型類人猿の絵画作品展『Arts and Apes』を開催します。
本学学長室に飾られているチンパンジー・アイの絵をはじめ、手話をおぼえたゴリラのココ、キーボードによる図形文字を覚えたボノボのカンジ、動物園で毎日絵を描いていたオランウータンのモリ―の作品など、国内外の類人猿の力作を集めました。自由で大胆な筆づかいには、それぞれの「画風」もあります。
文明哲学研究所のテーマ「芸術とは何か、人間とは何か」という問いを、進化の隣人であるかれらの絵から考える機会として企画した、この絵画展。展示企画・演出を担当するのは、本学のキャラクターデザイン学科。学生が制作したオリジナルキャラクターによるアニメーションで展示内容を紹介します。マンガ学科はポスターデザインと展示装飾を担当、情報デザイン学科にも展示でご協力いただきました。
芸術とは何か。人間とは何か。
ヒト以外のヒト科の作品展『Arts and Apes』
みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げております。
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『Arts and Apes 』
芸術とは何か。人間とは何か。-ヒト以外のヒト科の作品展
会期:12月11日(火)~21日(金) 10:00-18:00(最終日15:00まで)
場所:京都造形芸術大学 人間館エントランスラウンジ
出品作家:
アイ、サラ、パン、ポポ、パル、クロエ、ロイ、ジャンバ、ツバキ、ミズキ、ミサキ、イロハ(以上チンパンジー)、カンジ、パンバニーシャ(以上ボノボ)、ココ(ゴリラ)、モリー(オランウータン)
主催:京都造形芸術大学文明哲学研究所、京都造形芸術大学
共催:キャラクターデザイン学科(展示企画・演出)
マンガ学科(ポスターデザイン・展示装飾)
情報デザイン学科(展示協力)
公益財団法人日本モンキーセンター
京都大学霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院
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【関連イベント】
講演「絵筆をもった類人猿―芸術の起源を探る」(文明哲学研究所 齋藤亜矢)
日時:12月14日(金)18:15~19:30
場所:京都造形芸術大学人間館 NA412
*講演終了後も展示をご覧いただけます
日程 | 2018年12月11日 - 2018年12月21日 |
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時間 | 10:00 - 18:00 最終日 15:00まで |
場所 | 京都造形芸術大学 人間館エントランスラウンジ |
費用 | 無料 |
2018年12月1日
出版・メディア情報
公益財団法人日本モンキーセンター編集の『霊長類図鑑 サルを知ることはヒトを知ること』が、京都通信社より刊行されました。
霊長類全447種の和名リストを掲載するとともに、 「図鑑編」では180種以上を紹介。 「図解編」で進化、生態、ヒトとの関わりなど、さまざまな視点から解説されています。
*詳細はこちら→ 『霊長類図鑑 サルを知ることはヒトを知ること』
2018年11月20日
文明哲学セミナー
2018年11月16日、研究所会議に引き続き第8回文明哲学セミナー(兼PWSブッダセミナー)が開催されました。
日 時:2018年11月16日(金) 16:30-18:00(セミナー後、自由参加で懇親会開催)
場 所:京都大学 吉田泉殿
テーマ : 「視覚心理学が明かす名画の秘密」
講 師 : 三浦佳世(九州大学 名誉教授)
第8回は九州大学名誉教授の三浦佳世先生をお迎えし、「視覚心理学が明かす名画の秘密」をテーマにお話しいただきました。ジャクソン・ポロックや草間彌生、チンパンジーのアイが描く絵の解析、名画における光源方向やフェルメールの絵の不思議・・・などなど大変興味深く面白いお話が盛りだくさんでした。セミナー終了後は講師の三浦先生を囲み、自由参加での懇親会を行いました。疑問質問と笑い声のとびかう、とても和やかで楽しい時間となりました。(セミナー参加者15名)
2018年11月16日
出版・メディア情報
一般社団法人「人工知能学会」刊行の学会誌『人工知能』33巻6号(2018年11月号,特集「AIと美学・芸術」)に、齋藤亜矢の論文『芸術の進化的な起源』が掲載されました。
*学会誌『人工知能』33巻6号 目次:https://www.ai-gakkai.or.jp/vol33_no6/
*一般書店の他、アマゾンでも購入できます https://www.amazon.co.jp/dp/B07JJPDBM4/
*AI書庫(運営:JSAI)で有料にてダウンロードできます(
2018年11月13日
アクティビティ
アラブ首長国連邦 シャルジャで開催された第37回シャルジャ国際ブックフェア( 2018年10月31日~11月10日開催)に小野塚佳代非常勤研究員が招待出展しました。
シャルジャ国際ブックフェアでは今年、日本が名誉招待国に選ばれ、日本パビリオンやワークショップが展開されました。日本政府観光局や、世界最大のショッピングモール、ドバイ・モールに店舗を構える紀伊国屋書店らは日本に関連した書籍や漫画の販売、ワークショップを行い、フェアを盛り上げました。
アーティストとして招かれた小野塚佳代はマンガ・ブースを展開し、会期中来場者の似顔絵を描くなど様々な交流を行いました。その活動内容はブックフェアのメディアにも取り上げられました。
開催期間:2018年10月31日~11月10日(小野塚出展期間 11月5日~10日)
場 所:エキスポ・センター・シャルジャ、アラブ首長国連邦
参 考:http://www.sibf.com/default.aspx