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田中勝准教授が国立台北芸術大学で「芸術と平和」をテーマに特別講義

2016年10月27日

芸術と平和

田中勝准教授が国立台北芸術大学で「『芸術と平和』ALIA 共通教科書づくり」(アジア芸術教育協議体:ALIA)の推進の一環で、「芸術と平和」をテーマに特別講義を行います。

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◎概要
日 程:2016年11月11日(金)9:30~12:30
会 場:国立台北芸術大学(1 Hsueh-Yuan Rd., Peitou District, Taipei 11201, Taiwan)
受講生:学部生および院生

テーマ:「平和と芸術」
形 式:講義およびワークショップ
講 師:田中勝(京都造形芸術大学・文明哲学研究所)
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【講演会】齋藤亜矢准教授「絵を描くこころの起源」【世田谷美術館】

2016年10月26日

アクティビティ

11月19日(土)、世田谷美術館にて、齋藤亜矢准教授が講演会を行います。

世田谷美術館では、開館30周年を記念し、2016年11月19日から2017年1月29日まで「コレクションの5つの物語」展が開催されます。今回の講演は、展覧会初日の記念講演会です。ぜひご参加ください。

 

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齋藤亜矢准教授講演 『絵を描くこころの起源』

人間はなぜ絵を描くのでしょう。絵を描くということについて、チンパンジーと人間の子どもの発達過程を比較する研究から見えてきたものとは。

講 師:齋藤亜矢(京都造形芸術大学 文明哲学研究所 准教授)

日 時:2016年11月19日(土) 午後2時~午後3時(午後1時半開場)

会 場:世田谷美術館 講堂
    東京都世田谷区砧公園1-2 
    TEL:03-3415-6011
    HP:http://www.setagayaartmuseum.or.jp

参加費:無料、手話通訳付

定 員:当日先着140名(当日午後1時よりエントランスホールにて整理券を配布)

*その他詳細に関しましては、世田谷美術館へ直接お問い合わせください

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【講演会情報】齋藤亜矢准教授「あいちサイエンスフェスティバル2016 in 蒲郡」

2016年10月25日

アクティビティ

2016年9月17日(木)~11月3日(土・祝)開催の「あいちサイエンスフェスティバル2016 in 蒲郡」最終日を飾るクロージング講演会にて、当研究所の齋藤亜矢准教授が講演を行います。
参加費無料、事前申込みも不要です。この機会にぜひご参加ください。

あいちサイエンスフェスティバル2016 は、愛知県全域で開催される地域科学祭です。
国立大学法人名古屋大学が主催し、蒲郡市生命の海科学館も参加している、愛知県内23機関による「あいちサイエンス・コミュニケーション・ネットワーク」の連携活動として実施しています。

*共催:蒲郡市生命の海科学館, 国立大学法人名古屋大学, 愛知県
*協力:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構JAXA, 一般財団法人 日本地質学会,
    あいちサイエンス・コミュニケーション・ネットワーク

     

 リンク先:あいちサイエンスフェスティバル2016 in 蒲郡
http://www.city.gamagori.lg.jp/site/kagakukan/aichi-science2016.html

 

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齋藤亜矢准教授講演「ヒトはなぜ絵を描くのか」
~チンパンジーが絵筆を握った。子供の絵と比較して浮かび上がってきたヒトならではの特徴とは?~

日時:2016年11月3日(木曜日・祝日) 14時~15時30分
会場:蒲郡市生命の海科学館 1F サイエンスショールーム
    〒443-0034 蒲郡市港町17-17    Tel:0533-66-1717
対象:中学生以上~一般向け
参加費:無料
参加方法:事前申込み不要です。直接会場へお越しください

 *詳細に関しましては、「生命の海科学館」に直接お問い合わせください

第3回ソフィアディスカスを開催!

2016年10月24日

芸術と平和

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京都造形芸術大学・文明哲学研究所の第3回ソフィアディスカスでは、学生企画として、ディスカッションを行います。

今回のテーマは「文化と教育」。姉妹校の東北芸術工科大学から学生を迎え、韓国留学生の発表などを行い、文化と教育について語り合います。

京造生、留学生の皆さん、お気軽にご参加ください!
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■第3回ソフィアディスカス「Culture and Education」
会場:京都造形芸術大学 BREATH KUAD(NA1階:カフェ春秋座側)
日時:2016年11月7日(月)18:00~19:20
参加無料:申込不要

主催:京都造形芸術大学・文明哲学研究所/ソフィアディスカス所属学生一同/山塾/跳造
■お問い合わせ
TEL : 075-791-8302
mail: iphv@office.kyoto-art.ac.jp
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墨汁一滴: 所長就任のご挨拶

2016年10月10日

その他

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 このたび尾池和夫学長の招請があり、京都造形芸術大学文明哲学研究所の所長を10月1日からお引き受けました。微力を尽くす所存です。なにとぞよろしくお願いします。

 本学の建学理念は『藝術立国』です。それを通じて「核」廃絶と世界平和をめざす教育をおこなっています。創設者である德山詳直初代理事長の強い思いを受けて、文明哲学研究所は2012年10月27日に設立されました。ちなみにこの日は、初代理事長が敬愛する吉田松陰(1830-1859)の命日です。松陰は私塾をおこし、明治という時代を切り開く人材を陶冶しました。文明と呼ばれる人類の発展には明るい側面もあれば暗い側面もあります。その文明がもつ背反する両面を止揚する哲学を創成する。それが本研究所の使命だといえるでしょう。

  略称「文哲研」は、連携校である東北芸術工科大学との共同研究機関として設立されました。2015年9月1日に、京都造形芸術大学単独の附置研究所として再出発しています。設立からわずか4年たらず、初代所長の井原甲二さん、所長代行の尾池和夫学長をはさんで、わたくしが第2代の所長ということになります。これまで、平和文明会議(専門家による研究会議)や、市民講座開講、藝術平和学の確立などの活動をおこなってきました。

  まこと小さな研究所ですが、託された思いは大きいものがあります。建学の理念と文哲研の使命をわたくしなりに翻案すると、要は、「反核・反原発」と「人道主義(ヒューマニズム)」の旗を掲げて、学問と芸術を交差させることで、自由・平等・博愛といった人類が共有する理念を実体化することだと思いました。またそうした理念のもと、この世界の森羅万象に優しいまなざしを向けられる若者を育てます。

 京都造形芸術大学のロゴは墨汁の一滴だそうです。正岡子規(1865-1902)に『墨汁一滴』という随筆集(岩波書店)があります。学長の尾池先生も俳人として知られた方ですが、私事ながらわたくしの郷里は愛媛の松山で子規と同じです。脊椎カリエスを病んだ末期の目で、「黒きまでに紫深き葡萄かな」と子規は詠みました。物事を深く見つめれば、一粒の葡萄にも世界の真実があるでしょう。一粒の葡萄、一粒の麦、一滴の墨汁、そうした小さなものに目配りすることから、日々一歩ずつ、仲間とともに前へ進みたいと思います。なにとぞ、よろしく一臂のお力添えをお願いします。

 

 2016年(平成28年)10月10日

 所長、松沢哲郎 (http://www.matsuzawa.kyoto

 

 

文明哲学研究所

2015年度以前