2013年4月
2013年4月29日 イベント
こんにちは。歴史遺産学科の副手です。
さて、4月28日(日)、29日(月/祝)の2日間、本学では春のオープンキャンパスが開催されました。
歴史遺産学科のブースでは、時代装束の着付け体験(両日)、拓本体験(2日目)を準備。
直心館の実験室J13教室では、「保存修復体験 木を修理してみよう! 」と題し、
虫に食われて傷んだ木材の実際の修理作業で用いている虫食い跡 の修理を体験を実施。
J15教室では、「顕微鏡をのぞいてみよう」と題して様々なものを顕微鏡でのぞいて、
ど ういう風に見えるのか、ミクロの世界を体験しました。
時代装束の着付け体験では、なんと、あのブログ編集長も体験!
(その様子は編集長のブログでも紹介されています。)
そして、そのままの衣装で会場を闊歩してもらいました。
学生スタッフや学科長も、衣装を着てアピール。
もちろん、我々副手も着ました!
その介があったのか、沢山の方に着付けを楽しんで頂けました。
装束の着付けは、記念撮影をして、プリントアウトした写真を記念としてプレゼント。
拓本も、自分でとった拓本は記念にもって帰ってもらいました。
虫食い跡 の修理を体験。
みんな一生懸命集中して作業体験を行っていました。
先生ともゆっくりとお話しして頂けたので、歴史遺産学科の真面目さや、
真面目だけど、どこかホンワカとした楽しい雰囲気が、 少し伝わったのではないでしょうか。
2013年4月29日 授業風景
こんにちは。教員の岡田です。
3回生を対象とする今年度の歴史遺産学演習Ⅰが始まりました。
この授業は学生をA・B・Cの3クラスに分け、前期木曜の1限から4限まで連続で演習を行う、初めての試みとなります。
Aクラスは午前2コマを岡田が、午後2コマを客員教授の山崎先生(補助に岡田が参加)が担当することになり、隔週で進めることになりました。
初回の午前中、全員で実験室の掃除を行い、午後は、昨年から継続している舞鶴市布敷地区に伝わる仏像について、山崎先生より昨年の修復の経過や材質調査の結果を説明していただきました。
山崎先生から昨年の仏像の修復状況について説明を受ける新3回生。
仲学科長も飛入り参加です。
新3回生は仏像の修復について初めて山崎先生の講義を受けました。
みな、真剣な面持ちで先生の説明を聞いていました。
仏像の修復は今年度、漆を扱う工程などが入るので、漆の扱いに習熟している大学院生にも参加してもらい、完成まで持っていく予定です。
経過をその都度報告することにします。
それから、昨年の3回生ゼミで乾漆伎楽面を模造した学生が、4回生になって隣のJ15の部屋で、演習と同じ時間に、法隆寺に伝わる木彫伎楽面の模刻に取り組んでいます。
それをご覧になった山崎先生がさっそく鑿をふるって指導してくださいました。
全員で、山崎先生の木彫技術を見学することができました。
このお面の制作も現在進行形ですので、進捗状況を時々報告することにします。
最後に、3回生から伎楽面を模造したいとするリクエストが多く出ましたので、今年度も伎楽面作りに挑戦することになりました。
盛りだくさんの演習になりそうです。
2013年4月22日 ニュース
こんにちは。歴史遺産学科の副手です。
さて、本日は卒業生が学芸員を務めている資料館から、イベントのお知らせです。
現在、市立枚方宿 鍵屋 資料館では、企画展「引札展パートⅥ 商売繁昌 福を招く」を開催中です。
この開催中の企画展に関連させた講座が4月29日(月/祝)に行われます。
この機会に「引札」について知ってみるのもよいのではないでしょうか。
講師の先生は造形大でも非常勤講師をされおり、まだ若手の研究者です。
何年か前に造形大でも引札について、講演をされています。
専門は近代日本商業デザイン史・視覚文化論なので、
デザインに興味がある方にも参考になるのではないかと思います。
詳細は下記のとおりです。
○企画展「引札展パートⅥ 商売繁昌 福を招く」○
商売繁昌のシンボル、七福神や福助が描かれた正月用引札を展示
【開催期間】2013.4.17~5.27 火曜休館
【開館時間】9:30~17:00(入館は16:30まで、最終日16:00まで)
【入館料】一般200円/小中学生100円
○関連講座「めでたき広告・正月用引札~知られざる明治の宣伝メディア~」○
引札の制作・流通・画題などから、広告としての引札の役割を探る講座
【講師】熊倉一紗氏(京都造形芸術大学非常勤講師)
【開催日時】2013.4.29(月・祝)14:00~15:30
【参加料】一般500円/小中学生400円
【申込方法】電話申込(先着80名 TEL.072-843-5128)
2013年4月18日 ニュース
こんにちは。歴史遺産学科の副手です。
今まで学科内でのイベントや授業の内容などをご紹介してきましたが、
今回は歴史遺産学科に関わりのあるイベント情報をお届けします。
2013年4月16日(火)より、京都神祇工芸協同組合青年部 三十周年記念展として、
空・鍵屋にて、「神々の匠」が開催されています。
期間中、トークセッションやワークショップなどのイベントも開催されています。
このトークセッションのモデレーターとして、歴史遺産学科で非常勤講師をしていただいている
米原有二先生が活躍されています。
各イベントの開催の詳細は下記のとおりです。
◆「匠」を観る・感じる◆
「京都が育んだ伝統の技」
【開催期間】2013/4/16(火)~4/21(日)
【開催時間】10:00~18:00 (※最終日は16:00まで)
○トークセッション○
「神社と神祇工芸、手仕事のこれから」
神祇調度品の使い手となる神社の神職と、神官装束を調整する装束司を迎え、
若手職人たちが工芸現場の現在と今後の技術継承について語ります。
◆「匠」を知る・聞く◆
トークセッション「神社と神祇工芸、手仕事このれから」
【開催日】213/4/20(土)
【時間】14:00~ (※開始15分前より受け付けを行います)
○Speaker○
竹内 政裕(八大神社)
吉田 恒 (吉田装束店)
斎 光晴 (京都神祇工芸協同組合 青年部)
山本 晃久(京都神祇工芸協同組合 青年部)
○Moderator○
米原 有二(ライター/京都造形芸術大学 非常勤講師)
◆「匠」を学ぶ・体験する◆
職人の技術をもっと身近に、もっと楽しく
【開催】2013/4/21(日)
【時間】13:00~ (開始15分前より受付を行います)
-Workshop-
○「飾り房紐ストラップ」制作体験 (所用時間:約90分)
○「ミニ鈴緒」制作体験 (所用時間:約30分)
【定員】各20名
【参加費】各1000円
また、2013/3/28~5/28までの間「ギャラリー圓夢」でも展示が行われております。
【開催時間】12:00~18:30 水曜休廊日
(※5/7(火)~5/28(火)は10:00~16:30)
(※最終日は16:00まで)
【開催場所】京都伝統工芸協議会 ギャラリー圓夢
京都市東山区下河原町530 圓徳院境内「京・洛市ねね」2F
みなさんのお越しをお待ちしております。
2013年4月16日 イベント
こんにちは。歴史遺産学科の副手です。
今年度最初の授業が早くもスタートし、新入生の皆さんが、学内案内図を見ながら
慣れない教室移動に四苦八苦している姿をよく見かけます。
各学科毎に、学内ウォーキングツアーが行われたとはいえ、学科によって案内場所が違います。
しかも、芸術教養科目の教室は、学科の専門科目の教室と違い、分かりにくいようです。
これは慣れるしかありません。
みなさん、頑張って!
さて、今回は4月12日(金)に行われた新入生歓迎会の様子をお伝えしようと思います。
毎年、金曜日はフィールドワークⅢの授業で学外に出ており、歓迎会が始まる頃にはみんなヘトヘト。
おなかもペコペコ。
そんな新入生を歓迎する会場は学生食堂の一角。
いい匂いが漂う中、時間がくるまで待たせてごめんなさい。
歓迎会開始の挨拶後、まずは食事。
少しおなかが満たされたところで、自己紹介タイム。
出身地の話や趣味の話など。
突っ込んだり笑ったり、盛り上がりました。
自己紹介が終わったら、同じ趣味をもつ者同士で喋ったり、食べ物を頬張ったり。
新しい友達づくりのきっかけになったのではないでしょうか。
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