2014年2月
2014年2月25日 イベント
先日このブログでも紹介した、京都府庁での男衆による着付け実演ワークショップの模様が、
京都新聞に掲載されました。
「舞妓支える職人技紹介」(2014年2月21日)
また、このワークショップは5月5日にも今度はARTZONEで行います。
ふだん目にすることが少ない男衆さんのしごとを見ることができるチャンスです!
京都の伝統に触れられる貴重な機会に、どうごお立ち寄りください。
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2014年2月24日 イベント
2月22日、23日の2日間、芸術表現・アートプロデュースコースの卒業論文発表会を行いました。
一人あたり15分ほどの発表時間で、みなそれぞれが工夫を凝らした発表をみせてくれました。
質疑応答ではさまざまな疑問や意見が交わされ、今後同じく論文を書くことになる下級生たちにもとても有意義な内容だったと思います。
先輩たちの有志を受け継いで、来年の発表会もすばらしいものになることを期待しています!
そして、発表会の最後には各賞の授賞式が行われました。
2013年度の受賞者/受賞論文はこちらです。
学長賞:
池本凌太郎
「山本耀司:相即の衣服 ―刹那にたゆたう面影―」
学科賞:
佐伯香菜
「市民とつくる複合文化施設における「創造の場」としての機能」
秦彩
「当事者研究における当事者とは誰か」
原泉
「生きた眼を求めた画家-ターナー 晩年の洪水連作をめぐって-」
(※瓜生山賞はクリエイティブ・ライティングコースの2名が受賞しました)
なお、卒展期間中、受賞論文を含むASPコース卒業生17名の論文が収録されたCD-Rを、
学科展示ブースと卒展ミュージアムショップの2カ所で販売してます!
卒展は3月2日(日)まで開催中です。
ASP学科の展示ブースでは無料のカフェスペースも設置しており、
ソファーに座りながら作品をゆっくりとご覧いただける空間となっております。
ぜひお越しください。
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2014年2月22日 イベント
いよいよ本日から卒展が始まります!
ASP学科は3月2日まで、人間館4階のNA413教室で展示を行っています。
また、今日と明日は10時から卒論発表会を開催します。
学生生活の集大成をどうぞご覧ください。
●2013年度芸術表現・アートプロデュース学科卒業論文発表会●
会場:京都造形芸術大学 人間館4階 NA413教室
日時:2月22日(土)10:00~14:45
2月23日(日)10:00~15:00
※休憩時間での入退室にご協力をお願いいたします。
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2014年2月19日 学生紹介
5月にARTZONEで開催する「舞妓の美 —花街を彩る匠の技—」の調査で、3回生の大西未紗さんと花見堂 直恵さんが変身舞妓体験をしてきました。
今回取材に伺った「舞妓着付け屋 花風」さんは、舞妓さんや芸妓さんの着付けを行なう現役の男衆(おとこし)・堀切修嗣さんが、より多くの人に花街の文化を知ってもらうために開いた変身舞妓体験処です。
そのため着物や帯、かんざしなどは全て実際に舞妓さんが使用していた本物ばかり。
舞妓さんの美しい姿をつくりあげるために結集された京都の職人さんたちの技や、花街の文化の奥深さを身近に体験することができました。
今回の詳しい調査の内容は、5月の展示で公開します!
【舞妓体験レポート】
●花見堂 直恵(ASP学科3回生)
このたび、5月から始まるARTZONEでの展示に先駆けて舞妓体験をさせていただきました。初めての舞妓体験ということもあり、数日前から楽しみに待ち望んでいた体験日。当日は終始心楽しく、うきうきしっぱなしでした。
現場には伝統ある華やかな模様が施された着物や帯、髪飾り……どれも素敵なものばかりで、それを選ぶのもまた楽しい! そんな衣装選びから始まり、化粧と着付けを終え、舞妓に変身した自分の姿を鏡で見てびっくり。カツラを被って白塗りのお化粧を施し、本格的な衣装を身にまとった姿は、いつもとは全く違う、本当に舞妓さんになったかのような気分にさせてくれました。鈴のついたおこぼを履いて、舞妓姿で京都の町を歩くのはとても心地よかったです。
今回、着物の着付けから化粧までプロの職人さんの手際よく丁寧な熟練の技を受けることもでき、京都の伝統文化に触れられた濃密な体験となりました。また、背が低くて童顔の私にとって舞妓姿はピッタリだったようで、コンプレックスが
解消された(一時的に)夢のような時間でありました◎
●大西未紗 (ASP学科3回生)
ARTZONEでは5月3日から「舞妓の美 —花街を彩る匠の技—」が開催されます。今回はその事前リサーチとして変身舞妓の現場に立ち会ってきました。
京都に来たからには一度はやってみたいと思っていた舞妓体験。普段のお化粧や服装とは全く違う、白塗りや着物姿になる自分を想像して胸が高鳴る思いでした。ところが本来の舞妓さん姿というのは、身長の低い人(150㎝くらい)の方がよく似合うというじゃありませんか!(私の身長は164㎝)私の淡い期待は一瞬にしてなくなりましたが、わくわくした
気持ちは高まる一方でした。
変身舞妓の様子を間近でみさせてもらったのですが、季節や年中行事にちなんだ髪飾りの種類から身につける小物一つ一つの意味、独特のお化粧の仕方までどれも興味深かったです。変身舞妓を体験していた花見堂さんがお白粉を塗り、紅をさしてどんどん舞妓らしくなっていく様子は、女の私も見惚れてしまうほど美しかったです。
今回は舞妓体験ができなくて残念でしたが、男性で舞妓さんや芸妓さんの着付けを行う男衆さんに、男衆になった経緯や現在の花街についてのお話を聞くことができたのは貴重な体験になりました。
次回の芸妓さん調査のときはぜひ私も変身体験をしたいと思います!
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2014年2月17日 イベント
2月17日から2月28日の間、京都府庁で「舞妓の美―花街を彩る匠の技」2013年度事業報告展が開催されます。
この展覧会は、5月にARTZONEで開催される展覧会のプレ展示です。
*―――2013年度事業報告会―――*
会期:2月17日(月)から2月28日(金)
時間:10:00から20:00(最終日17時まで、土日祝休み、入場料無料)
会場:京都府庁舎旧本館
*―――関連イベント―――*
ワークショップ「男衆の仕事」
日時:2月20日(水)
時間:12:00から13:00
講師:高橋英次(男衆)
会場:京都府庁舎旧本館
※舞妓の着付けのモデルを本学科1回生の岸上千秋さんがつとめます!
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