アートプロデュースコース

インターン報告:淸州市文化産業振興財団

2回生の金ボンスくんが、淸州国際工芸ビエンナーレを運営する韓国の淸州市文化産業振興財団にインターンにいってきました。

レポートを紹介します。

 

 

 

 

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アートプロデュース学科2回生 金奉洙(キムボンス)

実習期間:2013年4月から12月にかけて

実習先:淸州市文化産業振興財団(韓国)

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 私は4月から12月まで7ヶ月間、韓国の淸州市文化産業振興財団でインターンシップをしました。淸州市文化産業振興財団は、淸州市で行われるほとんどの芸術・文化事業を担当している機関です。また、世界唯一の「淸州国際工芸ビエンナーレ」を運営もしています。

 

 その中で、私は海外記者という仕事をしていました。具体的にはアメリカ、イギリス、ドイツ、中国、日本など世界10ヶ国の事例の調査及び研究をする仕事です。私は日本を担当し、創造都市の成功事例としての「横浜市」や「金沢市民芸術村」など、様々な事例を韓国に紹介しました。また、日本の学校、芸術機関、文化施設にビエンナーレを広報し、海外ネットワークを構築する仕事もしました。他には、淸州市文化産業振興財団と横浜のBankArt1929とのネットワークを構築し、BankArt1929の代表である修池田さんが淸州市で開催されたC-CULTURE国際シンポジウム参加のためのアシスタントをしたりもしました。

 

 2013年10月11日-12日にはC-CULTURE国際シンポジウムに参加して、VIPの通訳及び翻訳アシスタントをしました。C-CULTURE国際シンポジウムはASEF代表、イギリスの都市デザイン専門家、中国上海創造産業センター代表、日本の横浜BankArt1929代表、デンマークのInclusive博物館長など世界各国の専門家が集まり、世界の都市デザインについて会議をしました。そこで感じたのは、このような国際シンポジウムで通訳をする時は、日本語と韓国語だけではなく、英語も話せなければならないということです。世界はどんどんグローバル化しているので英語力は非常に重要視されると思います。

 

 インターンシップの仕事の中では、ほかに芸術文化雑誌であるC-ARTに記事を寄稿することもありました。私は日本の事例を紹介する記事を書きましたが、反応が良く、2014年も続けて仕事をすることになりました。

 今回の経験を通して、自分が将来になにをやりたいのか、今まで見えなかった部分が明確になったし、貴重な話しも聞けて、何よりも自分自身にとって非常に勉強になりました。また、インターンで仕事をする時に、アートプロデュース学科で勉強した、多様な芸術・文化知識がすごく助けになりました。BankArt1929の修池田さんには「何かをやる時、何かを得るためにではなく、純粋な“学びたい”という気持ちで臨む姿勢が重要である。」という話しをしていただきました。これから、純粋な姿勢で学びながら、日本と韓国の間で活躍する人になるためにさらに頑張っていきたいと思います。

 

 

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