アートプロデュースコース

変身!舞妓体験にいっていました!

 blog02blog03

5月にARTZONEで開催する「舞妓の美  —花街を彩る匠の技—」の調査で、3回生の大西未紗さんと花見堂 直恵さんが変身舞妓体験をしてきました。
今回取材に伺った「舞妓着付け屋 花風」さんは、舞妓さんや芸妓さんの着付けを行なう現役の男衆(おとこし)・堀切修嗣さんが、より多くの人に花街の文化を知ってもらうために開いた変身舞妓体験処です。
そのため着物や帯、かんざしなどは全て実際に舞妓さんが使用していた本物ばかり。
舞妓さんの美しい姿をつくりあげるために結集された京都の職人さんたちの技や、花街の文化の奥深さを身近に体験することができました。

 

今回の詳しい調査の内容は、5月の展示で公開します!

 

(左:大西美紗/右:花見堂直恵)

(左:大西美紗/右:花見堂直恵)

 

【舞妓体験レポート】 

 

●花見堂 直恵(ASP学科3回生)

 

このたび、5月から始まるARTZONEでの展示に先駆けて舞妓体験をさせていただきました。初めての舞妓体験ということもあり、数日前から楽しみに待ち望んでいた体験日。当日は終始心楽しく、うきうきしっぱなしでした。

現場には伝統ある華やかな模様が施された着物や帯、髪飾り……どれも素敵なものばかりで、それを選ぶのもまた楽しい! そんな衣装選びから始まり、化粧と着付けを終え、舞妓に変身した自分の姿を鏡で見てびっくり。カツラを被って白塗りのお化粧を施し、本格的な衣装を身にまとった姿は、いつもとは全く違う、本当に舞妓さんになったかのような気分にさせてくれました。鈴のついたおこぼを履いて、舞妓姿で京都の町を歩くのはとても心地よかったです。

今回、着物の着付けから化粧までプロの職人さんの手際よく丁寧な熟練の技を受けることもでき、京都の伝統文化に触れられた濃密な体験となりました。また、背が低くて童顔の私にとって舞妓姿はピッタリだったようで、コンプレックスが
解消された(一時的に)夢のような時間でありました◎
 

 

 

●大西未紗 (ASP学科3回生) 
 

ARTZONEでは5月3日から「舞妓の美  —花街を彩る匠の技—」が開催されます。今回はその事前リサーチとして変身舞妓の現場に立ち会ってきました。

京都に来たからには一度はやってみたいと思っていた舞妓体験。普段のお化粧や服装とは全く違う、白塗りや着物姿になる自分を想像して胸が高鳴る思いでした。ところが本来の舞妓さん姿というのは、身長の低い人(150㎝くらい)の方がよく似合うというじゃありませんか!(私の身長は164㎝)私の淡い期待は一瞬にしてなくなりましたが、わくわくした
気持ちは高まる一方でした。

変身舞妓の様子を間近でみさせてもらったのですが、季節や年中行事にちなんだ髪飾りの種類から身につける小物一つ一つの意味、独特のお化粧の仕方までどれも興味深かったです。変身舞妓を体験していた花見堂さんがお白粉を塗り、紅をさしてどんどん舞妓らしくなっていく様子は、女の私も見惚れてしまうほど美しかったです。
今回は舞妓体験ができなくて残念でしたが、男性で舞妓さんや芸妓さんの着付けを行う男衆さんに、男衆になった経緯や現在の花街についてのお話を聞くことができたのは貴重な体験になりました。

次回の芸妓さん調査のときはぜひ私も変身体験をしたいと思います!

 

 

—————-
◎研究室運営のホームページはこちら

 

 

<483484485486487>