アートプロデュース学科

2014年10月

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2014年10月16日  授業風景

【特別講義レポート】10/15開催 ゲスト:嶽本野ばら氏

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10月15日(水)の特別講義は、『下妻物語』の著者としても有名な作家の嶽本野ばらさんにお越しいただきました。

売れっ子作家としての頂点と借金に心身ともに追い詰められる絶望感とを経験されてきた嶽本さんに、「お金」にまつわるエピソードとアーティストとして生きていくためにはどうすればいいのかについてお話しいただきました。

 

ASP学科の特別講義は、他学科の学生さんにも是非聞いてもらおうと聴講可としているのですが、

この日の講義は、いつもに増してたくさんの方が聞きに来てくれていました。

 

 

 

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巡り巡って自分が小説家になったのも、破産寸前にまで行っても何とか死なずに済んだのも、「人脈」があって、それに助けられたからだと嶽本さんはおっしゃっていました。そして、アーティストの場合は「良い作品」を作ることがそれに繋がり、人を感動させるいい作品を作るためには、自分が何のために作品を作りたいのか知っておく必要があるともおっしゃっていました。

 

波乱万丈な人生を送ってこられた嶽本さんだからこその説得力ある内容で、この講義を聞いた学生には、自分の目的を明確に持って将来に繋がるような物事にすすんで挑戦していって欲しいと思いました。

 

 

○学生レポートからの抜粋

 

“人気は上がれば落ちるんですよ”という始まりはなかなか衝撃的で驚きました。私はお金の工面で困ったことはあまりなく、少々の節約意識はある方だと思いますが、今回のお話を聞いて、お金で人生どころか精神まで狂ってしまうことがある怖さがわかりました。

また、作品に対して、自分はどうしてこれを作るのかをちゃんと考えた上で、方法や手段を取捨選択をしていくことは自分が目指すものに行きつく近道だという話は、まさに自分自身に言われているようでした。きちんと作品と向き合っていこうと思えました。(ASP学科1回生)

 

嶽 本さんは小説家になるまでに音楽活動やお芝居、絵をかいたりライターやフリーペーパー作りなどをやっていて、いろいろやってきたことの中から最終的に今の 職業に繋がっているんだなと思いました。私は、将来何になるか、どんなことを仕事としてやっていくかはまだわからないけれど、自分の通ってきた道に何かし らのヒントだったり、将来に繋がっていくのだなとお話を聞いて感じました。そして、いろんなことをやっていくためには、いろいろなことに興味をもったり、 行動していくことが大切だと思いました。(ASP学科1回生)

 

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今回この講義は、学生の特別推薦枠として開催されました。

企画者である2回生の岸上さんから感想が届いています。

 

今回エッセイや小説ではわからない野ばら様のお話をお聞きたくて、この講義を企画しました。破産についてのお話だけでなく、ものをつくるということやアート業界についてのお話もして下さいました。普段講義でアートやコミュニケーションについて学んでいますが、学科の外の方からリアルなお話を聞くことができ、貴重な体験となりました。他の学科から興味を持って参加して下さった学生も多数おり、とても有意義な時間になったのではないでしょうか。ありがとうございました。(ASP学科2回生 岸上千秋)

 

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最後に嶽本さんと岸上さんの2人で記念撮影です!

 

 

今年度の特別講義は12月10日(水)にも学生推薦による講義を予定しています。

この日は、映画監督の濱口竜介さんに講師としてご登壇いただきます。

タイトル等詳細が決まり次第、このブログで紹介します!お楽しみに!

 

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2014年10月16日  学生紹介

西大門自然史博物館へインターンにいってきました!

3回生のキム・ソヨンさんがインターンに行ってきました。
キムさんのレポートを掲載します。

 

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アートプロデュース学科3回生 キム・ソヨン

実習先:西大門自然史博物館(ソウル)

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私がインターンとして働いたところはソウルにある「西大門自然史博物館」である。初めて自然史博物館と聞いたとき、自然史に関する知識が何もない状態だったので興奮感よりは不安が大きかった。博物館に面接をしに行ったとき、館長さんと展示チームのチーム長から私は何ができるのか、また、何を学びたいのかについて聞かれた。そこで私は、出来るのは学校で学んだことで、学びたいのは学校では学べない現場のことやマーケティングの仕事だと答えた。そうして私は展示チームの所属でありながら、マーケティングチームの仕事もすることになった。そこで展示チーム長が、私がプロジェクトで展示をした経験があり、学校でも学んだことがあるなら、企画展またはワークショップなどの企画から最終的には実施まで行って欲しいと言って下さり、博物館に来る子供たち向けの教育プログラムを企画することが私の主な仕事となった。

 

マーケティングチームでの仕事は、観覧客を対象に行うアンケートを集計することを任された。博物館で働く人の中にエクセルを使ったアンケートの集計を出来る人がいなかったため、ASP学科の専門科目である美術館調査で学んだアンケート集計のノウハウが本当に助けになった。学校の授業が現場で役立つということを実感した瞬間であった。

 

教育プログラムとしては、博物館のシンボルであるアクロカントサウルスを使ったパズル遊びを企画した。ドスントからの説明を聞いた後、実物の標本を見ながらパズル遊びをするといった極単純な企画だったが、教育プログラムの企画書を完成させるまでに掛った時間は3日と、今まで書いた企画書とは格が違った。文字一つで企画が通るか通らないかが決まるレベルであったので何回も修正をしなければならなかった。企画書を書いた後はプログラムに使う機材を作った。パズルに使う写真の撮影から案内板のデザイン、アンケートの作成まで、プログラムに必要なさまざまな機材を全部用意した。またプログラムの進行を手伝ってくれるスタッフを探して、プログラム趣旨から進行方式まで細かく説明をした。

 

インターンの最後日、教育プログラムを実施した。結果としては成功だったが、プログラムを進行する中で色々な問題が発生した。子供たちの突発的な行動でパズルが壊されたり、なくなったりし、子供についての研究が足りなかったなと思った。しかし、手伝って下さったスタッフたちの助けで子供たちにアクロカントサウルスについてより良く教える機会になったと思う。

 

インターンをしながら感じたのは、学校で学ぶことは絶対に無駄ではないながらも、現場での仕事とは違いがあるということだ。確かに、今までの学びが現場で仕事をする時に助けにはなるけれども、それば仕事のすべてにはならない。本当の仕事を学びたいならば、直接現場に出て経験しなければならない。今回インターンで学んだことは今後自分が社会に出で仕事をする時により早く仕事を身につけるためのヒントになると思う。

 

 

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2014年10月14日  ニュース

10月15日(水)特別講義〜ゲスト:嶽本野ばら(作家)

明日開催の特別講義では、作家の嶽本野ばら氏に講師としてお越しいただきます。

本学通学部の学生は聴講自由です。お誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。

 

※特別講義の一般への開講は受け付けておりません。ご了承ください。

 

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10月15日(水)特別講義

『実録・破産しても命まではとられないというけれど、実際にしてみると死んだほうがよっぽどマシだと思ってしまうんだ——たった100万円であなたは死にます』

 

16:30〜17:50(5講時目)

@人間館4階 NA412教室

 

 

ゲスト:嶽本野ばら氏(作家)

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プロフィール:

作家。ライターを経て、1998年、エッセイ集「それいぬ」(国書刊行会)を上梓。2000年、「ミシン」(小学館)で小説家デビュー。以降、「鱗姫」(小学館)「エミリー」(集英社)等を発表し、2002年に出版した「下妻物語」(小学館)が映画化され世界的ヒットとなる。少女文化に造詣が深く、ロリータファッションのリーダー的存在でもあり、ファッションブランド、BABY,THE STARS SHINE BRIGHTとのコラボレーションをする傍ら、吉屋信子の少女小説の監修も手掛ける。近年はオタク文化に傾倒、「桜の園」(光文社)、「破産」(小学館)などで作風を変化させている。また北出菜奈とのノイズユニット、ななのばとして音楽活動も行う一方、ソロCD「初音ミクの結婚」をディスクユニオンから2014年にリリース。近作は「星のアリスさま」(国書刊行会)、「傲慢な婚活」(新潮社)。

 

 

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2014年10月14日  日常風景

ゼミ旅行in倉吉

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伊達ゼミ生の3.4回生たちが9月上旬にゼミ旅行で鳥取県の倉吉に行ってきました!

この旅行先はゼミ生がチーム対抗プレゼン大会で決定しました。

 

鳥取といえば20世紀梨が有名ですよね~。

上の集合写真は、今回の旅のメインの《鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館》で撮影されました。

 

向かって左下に写っているのが伊達先生です。

 

 

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梨園ではもぎたてのおいしい梨をたくさん食べで、旅を満喫しました。

みんな笑顔がすてきです。

 

研究室にもお土産で持ってかえってきてくれました。ありがとー。

 

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2014年10月10日  学生紹介

在学生紹介(赤川陽太郎:13年度入学)

美術と共に生きる術を学ぶ

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  アートプロデュース学科2回生

  赤川陽太郎くん

 

 

-ASP学科を選んだ動機-

「幼少のころから作ること続けてきた。今もそれは変わらない。小学校、中学、高校と進むにつれ美術を学ぶ機会は減っていく一方…芸術大学に進んでどっぷり美術に浸かりたい。だが、油絵、デザイン、彫刻、写真、漫画どの道に進んだらいいのか…それに大学を出た後、芸術で食っていけるのだろうか?」と考え過ごしていた高校2年生の夏。周りが進路を固めている中、目的も無くオープンキャンパスを巡る日々を過ごしていました。その流れで、京都造形芸術大学オープンキャンパスへと、赴くこととなったのですが、それが運の尽…運命の出会いでした。
「何故、山に大学を作った」と思いながら苦しい階段を上り終え、古代ローマ神殿顔負けの門を抜け、情報デザイン学科のブースを目的地に設定し大学内をうろついていると、背後から「そこのアロハのあんちゃん!! パズルやってき!!」という威勢のいい声とともに、そのおばちゃんに拉致されました。アロハシャツを着てきたことを悔いつつ、黒板ほどある枠に、漫画本ほどのピースを埋めていきました。時間が進むにつれ人が増えたのか、取り組んでいる人が皆「完成しないと帰されない」と覚悟したのか、完成は早かったです。そして知らぬ間に、その学科ブースの席についていました。福学科長(私を拉致したおばちゃんの正体)や先輩と話すことに。今現在の日本での美術の境遇、世界の美術館と日本の美術館の差(例えばアメリカでは基本的に入館料は無料)や、展覧会を企画するにはまず何をしたらいいのかというノウハウが学べたりすること。在学生の中にはデザインやアート制作を続けている人もいて、卒業生は様々な職に就いていることなどなど。ですが決め手になったのは「美術とともに生きて、死にたいならうちの学科に来ぃ!!」の一言でした。「この学科は、美術と共に生きる術を学べる!!」と、私はすっかり洗の…魅了されてしまいました。

 

 

-ASP学科で学んでいること-

ASP学科は、他大学の教授や、学外とのパイプが強く、様々なことを多く体験できます。経験値が貯まるのがはやいです。最近では、宮城県女川の復興活動に参加させていただきました。メディアというフィルターを通さず、町の人と美味しい食事と酒を囲んで直接話し、町民と政府の復興像の食い違いが起きている 話を聞いたり、神輿をかついで町をねり歩き、祠まで200段の階段をダッシュしたり。ネットやテレビでは体験できないことばかりです。また、企画等に関わ ることが多いので、スケジュール管理癖が付きます。あとは、健康管理ですね。体が動かないことには始まらない。授業に関しては、「耕三寺顕範」の「ASP 学科で学んでいること」を参照して下さい。同意見ですので(手抜きではないですよ)。

 

 

-今後やってみたいこと-
進路は今は全く考えていませんが、在学中にバックパッカーがしたいです。己の身とバックパックひとつ、コミュニケーションとサバイバルを両立するための登竜門的存在がバックパッカー、と私は考えています。

 

 

-これからASP学科にくるみなさんへ-

ASP学科を一言で言い表すなら「Composition C-4」(*)だと思います。この学科には多くの起爆剤が散布されていて…ようはチャンスが多くあるということです。経験できることが多岐に渡るので、高校生活中には経験できないことだらけです(中年オヤジとダンスしたり、教授と大浴場に入ったり)。そこから将来を考えるのも悪くないと思います。それに先輩や教授とこれだけ話す機会がある大学は、そうそう無いですよ。

 

(*)Composition C-4アメリカ軍を始め、多くの国が採用しているプラスチック爆弾

 

 

〈2014/10更新〉

 

 

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学科運営のHPでは、ほかの在学生インタビューも公開しています。

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