2016年11月
2016年11月28日 ニュース
11/30(水)に2つの特別講義を行います!
通学部学生の方は申込不要で聴講していただけます。
今回は文芸の領域にとどまらず、仕事から見えてきたこと、競争を勝ち抜いていくための戦略など、
また新たな視点からのお話が聴けるかと思います。ぜひぜひ、お越しください!
詳細は以下の通りです。
2講時(10:40〜12:00)@NA403教室
ゲスト:山村光晴(編集者/ライター、「BOOKLUCK」代表)
「インディペンデントメディア作りを仕事にする」
「好きなことを発信したい!」という目的で作ったインディペンデントメディアから端を発し、 やがて仕事として、書籍や企業のコンセプトブックなどを作るまでに至ったプロセスと心得を、 実例を交えながらお伝えします。
3講時(13:10〜14:50)@NA406教室
ゲスト:和中整(大垣書店高野店 店長)
「リアル書店は元気になります!」
「ネット通販で本を買うのは当たり前」というこの時代。 京都の町の書店として大型店を含めいくつか店舗を構える老舗大垣書店。 その中型店であり、本学の学生にも親しまれている高野店・店長は 「書店の危機」をどうやって乗り越えようとしているのか?
(スタッフ・加藤)
2016年11月23日 授業風景
3回生以上の学生たちは、全員がゼミに所属します。つまり、2回生の学年末には希望するゼミを確定しています。
「小説も書きたいし、ノンフィクションも書きたい」
「このゼミに興味があるけど、今まで編集なんてしたことないし……」
などなど、悩める2回生の声は少なくありません。
それならばゼミを模擬体験してもらおうと、今年から「プレゼミ」という授業を開講しています。
実際のゼミの先生が担当する、ゼミの準備編。2回生全員が各プレゼミを選び、半期ずつ所属します。
今回はそんなプレゼミの様子を、ダイジェストでお伝えします!
江南ゼミ〈書籍のPOP、レビュー〉
校條ゼミ〈読書・弁論会〉
辻井ゼミ〈物語の構成を視覚的に捉え、整理する〉
村松ゼミ〈包装紙のデザイン〉
河田ゼミ〈リレー小説〉
2回生というと「やりたいことが変わってきた」と方向転換する時期でもあります。
大学生活の半分くらいはゼミと関わっていくわけです。自分の気持ちを整理する機会ととらえ、より良く悩んでくださいね(!)。
(スタッフ・加藤)
2016年11月11日 授業風景
11月に入り、マスクをつけた学生の姿をよく見かけます。みなさまも風邪にはお気をつけください◎
さて、以前も取り上げた北沢慶先生の授業に、またまたお邪魔してきました。
「実際にTRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム)で遊んでみよう!」
ということで、ゲーム大会……のような授業風景をお伝えします!
プレイするのは、株式会社グループSNEより発売されている『ソード・ワールド2.0』。北沢先生の手がけたタイトルです。
これはキャラクターシートといって、物語での自分のキャラクターを設定します。
全員がこれを作り、いざ物語の世界へ!
そしてTRPGには「ゲームマスター(GM)」と呼ばれる進行役が存在します。
ゲーム内の世界観やルールを熟知し、時にプレイヤーたちを導きます。狂言回しのポジションですね。
今回は北沢先生がGM役を務めてくださる方々をお呼びくださいました!
ほとんどの方がグループSNEに所属されています。
業界人がズラリと並んでいると思うと緊張しますが、今日はみんなでゲームの日!
学生たち、笑顔が弾けていました(笑)。
机の上は紙だらけ。なんだか会議のようにも見えるのですが、実はとっても賑やかです。
TRPGは会話ありきで進むので、見た目とは裏腹に?ワイワイ楽しそうな様子でした〜。
授業の最後に北沢先生が、今度はゲームを作る側、GMをやってみてください、と仰っていました。
この日感じた楽しさはどうやって作るのか? どうしたら魅力的だと思わせることができるのか?
何にでも好奇心をはたらかせ、みんなにはどんどんチャレンジしていってほしいなと思います。
(スタッフ・加藤)
2016年11月9日 イベント
秋晴れの11月初旬、学生たち9名と、日本大学芸術学部文芸学科を訪問しました。
日芸はちょうど学園祭の最終日で、キャンパスのまんなかあたりにあるステージでは、文芸学科のイベント「金のたまご文学賞」授賞式が行われていました。校條先生もゲスト出演するということで、学生たちと見学。
授賞式のあとは、文芸学科研究室を案内していただいたり、学園祭の模擬店や、古本屋などを見て楽しみました。日芸の学生さんも、造形の学生たちも、みんな本好きなので、本の話で盛り上がった様子です。
夜の懇親会もおおいに盛り上がり(写真は載せませんが・・・笑)、おなじ芸術学部のなかにある文芸同士なので、今後さまざまな形で交流ができるといいね、という話をして帰ってきました。いろいろ準備や対応をしてくださった、日芸文芸学科の皆さん、ありがとうございました!
せっかく東京へ来たので、翌日は東京見物! ちょうど古本まつりをやっていた神保町から、マガジンハウス、集英社、小学館、岩波書店、KADOKAWAなどの出版社を(日曜なので主に外側から)見学して歩きました。はい、歩きました。けっこう歩いたと思います。さいごのKADOKAWAでは、文芸表現学科卒業生の植田さんに社内を案内してもらい、仕事の話も少しだけ聞かせてもらえてよかったです。
KADOKAWAでは、ちょうど「校閲ガール」の撮影も行なわれていて、その様子をちょっぴり覗いたりもできました。
神保町にて
覗くだけ・・・
集英社の社屋
集英社のように見えますが、その隣にある小学館の新しいビルです。
小学館です。建て替えたばかりのようです。
さいごはKADOKAWAへ。
KADOKAWAに入社した卒業生の植田さんから話を聞きました。
編集志望の学生たちは興味深く聴いていました。
2016年11月4日 授業風景
後期から京阪神エルマガジン社の編集者、蔵均さんの講義が行われています。
エルマガジン社は関西を代表する出版社であり
雑誌「SAVVY」「Meets Regional」などの版元です。
講義では雑誌を編集する際に起こることや、編集者にどんな資質が求められているかなど、
現役編集者である蔵さんが実体験からお話ししてくださいます。
この日の授業では写真や文字のフォントなど、誌面を構成する要素がテーマでした。
学生が見ているのはすでに刊行された誌面です。
随所に散りばめられたテクニックの解説や、今でこその反省などを交えて
誌面をじっくり読み解いていきます。
何十ぺージもある雑誌を毎月刊行し続けることは並大抵のことではありません。
たくさんの人の手によって数え切れないほどの試行錯誤と決定の瞬間が生まれ、そして私たちの元に届いていることを再確認しました。
そして受講生の中には大学広報誌「瓜生通信」や、文芸表現学科が毎年制作している雑誌「Nee?」に関わる学生も。編集の先輩から学んだことは、きっと今後の制作に生きてくることと思います!
(スタッフ・加藤)
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