日本画コース

【日本画】二回生 綿布 石膏地課題

こんにちは、日本画コースです。

先日、二年生の綿布課題と石膏地課題の合評が行われました。

 

綿布課題の方は、木枠に綿布を張り込み、兎膠でサイジング(にじみ止め)し、表からも裏からも描けるようにして「衣服」をテーマに制作してもらいました。

 

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普段の和紙を水張りして描いていく描き方とは全く違う描き心地に苦戦しながらも、各々持ち込んだ衣服を表現していました。

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また、綿布課題と同時平行で石膏地の課題もあり、こちらは「鉱石」がデーマでした。

パネルに綿布を貼ってそこにボローニャ石膏で下地を作り、日本画の絵具で鉱石を描いていくという課題です。

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子どもの頃に集めていたきれいな石を持ってきて描く学生もいれば、大学の裏山から採ってきたゴツゴツの石を描く学生もいて、

バリエーションに富んだ作品が生まれました。

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「衣服」も「鉱石」も日常生活の中でありふれた物です。

そんなとりとめのない物から想像を膨らませて、どんなストーリーを生み出して、絵としてどう表現するのか。

今後3年生4年生になって課題のテーマの自由度が大きくなっていくにつれて「何を描いて良いかわからない・・・」

という事にならないようにするためや、社会にでてから想像力を働かせて人の気づかないところに気づいて仕事をしていくため、

などの思考のトレーニングであったりもします。

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日本画だから和紙・・・だけではなく、

今回の課題で体験した布地や石膏など様々な表現の選択肢を広げて、今後も切磋琢磨して作品をつくっていってもらえたらと思います!

 

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