映画学科

高原の日常8 ~高校生からの質問にお答え!~

こんにちは、映画学科研究室です。

 

7月5日(日)の1日体験オープンキャンパスにご参加くださったみなさま、

ご参加ありがとうございました。

俳優コースのことについて質問が寄せられ、

質問くださった方のほかにも同じような疑問を持っている方もおられるかもしれないので、

俳優コースの水上竜士先生より、お返事します!

 

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Q1.大学では基礎から学べますか?

 

A:もちろん、基礎から学べます。

1年生の俳優の授業は基礎演習科目が二つあり、加えてボイストレーニングによって発声や体幹を鍛えます。

高校演劇を学んで来た人も、まったく経験してない人も演技とはどういうものかを基礎から学び、2年生、3年生の映画演技へと積み上がります。

 

 

Q2.自身と役との距離感の掴み方の練習はどのようにすれば良いか知りたいです。

 

A:自分と役への距離感は、まさしく映画学科の俳優たちが日頃から考えている重要課題です。

まず、この質問が出たことに驚きましたし、よく勉強されている人だと感心しました。

「自分と役の距離感」とは、自分とは全く違う飛躍した人物をむやみに造形する、という考えではありません。

俳優それぞれの喋り方、容姿、声の高さはそう簡単に変えられるものではありませんし、それこそが役の魅力にも変わるものです。

「もしも自分だったら?」と行きつ戻りつしながら、役の行動に一歩一歩距離を進めていくということになるでしょう。

時代劇であっても近未来の物語であっても役の創造へのスタートラインは必ず普段の自分です。

そこから役の行動や台詞に沿って、もう一人の別人格(性格)を生みだす作業で、それを役との距離だと考えます。

質問にある「〜距離感を掴む練習」に答えるなら、まずは自分自身の行動や心の変化を常日頃から意識しておくことだと思います。

ちょうど、僕が前期にやっている2年生の授業内容になりますね。

授業内容は、Blog 高原の日常6 ~演技っていうのは~でも紹介していますので、ぜひそちらも読んでみてください。

 

 

8/2(日)も1日体験オープンキャンパスが開催されます。

すでに定員に対し満員御礼でしたが、俳優コースは少しだけ定員を増やしました!

まだ申し込まれていない方はぜひお申込みください。

当日、Zoom上でお会いできるのを楽しみにしています。

 

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