- 2020年10月1日
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『パンドラの鐘』 (二回生舞台デザイン演習Ⅰ実習)
こんにちは、舞台研究室の技官です。
今日は二回生の授業(科目名:舞台デザイン演習Ⅰ)のうち、9/10・11に行われたstudio21での実習の様子をお伝えします。
舞台デザイン演習Ⅰでは、
授業を通して『パンドラの鐘』という台本を題材にデザインワークを学んでいき、
履修者から音響、照明、映像、、、と各セクションに分かれ実習に臨みました。
二回生前期のデザイン授業の集大成といえる二日間です。
和紙をくしゃくしゃにしてからパネルに貼り付けることによって白い壁にテクスチャーをもたせています。技アリ!
精密な作りが求められる八百屋舞台や吊り物の仕掛けにも挑戦しています。
出来上がった舞台はこんな感じ、
今回はお客さまを呼んで公演を行うわけではありませんが、
実際の公演を想定してシーン発表の時間を設け、二日間で仕込み~本番~バラシの一連の流れを行います。
二回生をメインにとって初めて自分たち主体で本番をむかえる授業となり、
今後実際にお客様をいれて行う授業発表公演にむけての一歩を経験しました。
前回のブログで紹介した映像の夏期集中授業で学んだんことも活かして、文字の投影もしています。
対面で劇場が使えるようになってまだ日が浅いです。
前期には立ち会うことが出来なかった学生が集まり仕込みをしている様子をまた見れて、嬉しく思います。
間に合っても間に合わなくても、失敗しても成功しても、ともかく”本番”を行い形にすること。
が舞台芸術学科で学んでいく中で非常に重要なことになります。
この実習から得た反省や発見が、これからの公演や卒業までの学びのプロセスで自分たちの力になると思いますので、
これからも頑張っていきしょう!二日間の実習大変おつかれさまでした。
おまけ
この記事を書き終えて一息ついた時に視界に入ってきた猫。
数ヶ月前に貴重な昼休みを費やし、自作のつめとぎを献上したのですが一度も研いでるところは見たことがありません。