文化財保存修復・歴史遺産コース

京都府舞鶴市布敷地区に伝わる仏像の修復②ー2012年5月31日ー

2012年度の3回生の演習授業「文化財保存修復演習Ⅰ」では、京都府舞鶴市布敷地区の弥勒堂と文殊堂に伝わる仏像2躰を預かりして仏像の修復技術を学びました。
今回は2012年5月31日に行われた授業(3回目)の様子をご紹介します。
 
 
 
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表層部が浮き上がって剥がれかかっている箇所をフノリを用いて仮の剥落止めをしました。
 
 
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前回までの授業で解体できる箇所は解体しています。
解体したパーツごとに分かれて剥落止めを行いました。
 
 
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如来の損失してしまっている裳先を彫るために裳先の形を予想して木材に描きました。
 
 
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山崎先生の説明の後、全員が裳先を描きました。
今回は柔らかく彫りやすい桐材を用いました。
 
以上が2012年5月31日の授業の進捗状況です。
次回はこれを彫っていく予定です。
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