文化財保存修復・歴史遺産コース

京都府舞鶴市布敷地区に伝わる仏像の修復①ー2012年1月~5月17日ー

2012年度より、歴史遺産学科では、京都府舞鶴市布敷地区の弥勒堂と文殊堂に伝わる仏像2躰をお預かりし、文化財保存修復演習Ⅰ(3回生の演習授業)の中で仏像の修復技術を学んできました。
修理を行うことになった2躰の仏像は、仲学科長のご出身地である京都府舞鶴市布敷地区に江戸時代から伝わるもので、弥勒堂と文殊堂にそれぞれ伝わってきたものです。仏像表面の漆箔の剥落がめだつことから、歴史遺産学科で仏像の保存修復に協力することになりました。
ここでは、今まで行ってきた仏像の保存修復の様子を、授業の様子と共にご紹介していきたいと思います。
 
 
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2012年1月に、仲学科長のご案内で、舞鶴市布敷地区の弥勒堂と文殊堂に

それぞれ安置された仏像の事前調査に伺いました。
 
 
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 山崎先生が地元の方に仏像の解説を行っているところです(2012年1月31日)
 
 
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4月に入って布敷公民館まで学生と一緒に仏像の搬出に伺いました(2012年4月2日) 2012-10
山崎先生の1回目の授業で、大学に搬入した仏像の説明を受けたあと、
各部の計測を行いました(2012年4月26日)
 
 
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2回目の授業では写真撮影を行い、各部の保存状態について、
山崎先生から説明を受けました(5月17日) 
 
 
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そのあと台座の裏に付着した余分なニカワを取り除き、解体を始めました(2012年5月17日)
 
 
 
以上が2012年5月17日までの進捗状況です。
次回は5月31日に行われた3回目の授業の様子をご紹介します。
 
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