染織テキスタイルコース

2年生 糊型染め/綴織 合評風景

2年生のクラスでも先日合評が行われました!

 

〈染めクラス〉糊型染め

 

染めクラスは、藍を染料とした糊型染めに取り組みました。

 

幾何学をモチーフに草稿を練り上げ、

型紙を彫る地道な工程を経て、

糊を置いていきます。

 

藍甕(あいがめ)に浸し、藍の色がみるみる変化する様に

学生たちは見入っていました。

 

最終的には、各自ミシンで縫製。カレンシャツ(貫頭衣)に仕立て、着用しての合評となりました。

 

幾何学という制限、そして藍の濃淡の世界で、考え抜かれた個性豊かな模様が際立ちます。

 

〈織りクラス〉「絵画へのオマージュ」

織りクラスは、「絵画へのオマージュ」をテーマに

綴織作品を制作しました。

 

美術館や展覧会へ気軽に足を運ぶことができない昨今ですが、

幅広い題材の中からモチーフになる絵画を選び、

自己の解釈で書き起こした下図はどれも新鮮でした。

 

 

綴織という技法の制約がある中で、

丁寧で実直な仕事をする学生が多くいたように思います。

 

実際に手を動かし作業を進めていく中で、

下絵通りに浮かびあがってくる織の面白さに気付き、

 

そこから素材や発想のヒントをみつける事で次につながる意欲がかんじられます。

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