- 2021年7月27日
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キャラデ卒業生があの『STAR WARS: VISIONS』に監督として参加!!
世界的人気シリーズであり、SF界のレジェンドである『スター・ウォーズ』。3Dアニメーションも作られていますが、いよいよ日本アニメスタジオによる作品が作られることとなった新プロジェクト『STAR WARS: VISIONS』。
日本アニメスタジオ各社が『スター・ウォーズ』の世界を描くという作品で、様々な形で日本に縁もゆかりもあるその世界観が、日本アニメーショントップクリエイターの“ビジョン”を通して描かれます。
なんと我がキャラクターデザイン学科卒業生の木村拓さんが 『Tatooine Rhapsody』(制作:スタジオコロリド)にて監督を勤められています!!
スゴイ!!!!!!!ついにキャラデは銀河系へ突入しました。
さてそんな木村さん、大学ではどんな学生さんだったのでしょうか?
アニメーション領域担当の野村教授にお伺いしてみました。
・どんな学生さんでしたか?
「物静かな学生でしたが、秘めた闘志は常に燃やしていました。
自身で目標を立て、それを実現するための努力は惜しんでいませんでした。ゼミで次回までにここまでを準備してきてください。と課題を投げると、必ず半歩先の準備をしてくる学生でした。」
・様々な作品を当時からアグレッシブに作られていた?
「アニメーションを創るという目標は早い段階(入学時)から持っていて、課題だけに留まらず、プロジェクトや自主制作に積極的に取り組んでいました。特筆すべきはそれらを全て完成させて、必ず作品に仕上げていたことです。」
・意識の高い学生さんだったようにお見受けしますが、当時は悩んだりすることもあったんですか?
「こちらも静かに悩んでいたと思います(笑)
アニメーション業界を目指すとなると、まず思い描くのはアニメーターだと思いますが、彼は自分のスキルを冷静に分析して、演出志望を早い段階から決めていました。だからといって描けない訳ではなく、ワンストップでアニメーションを創るスキルは持っていました。更なる高みを目指しての悩みですね。」
・TOHOシネマズで賞も取られていたとか?
「第11回TOHOシネマズ学生映画祭にて準グランプリを受賞しています。
この作品(ROMANCE OF THE TURN)は卒業制作として制作した作品です。
実は、この時のグランプリがひとつ下の学年が制作した作品(はたちオバケ)でした。彼は静かに非常に悔しがっていました(笑)ですが、こういった悔しさが今の彼を支えているのだと思います。ここでグランプリを受賞していても彼は満足していなかったと思います。常に前を向いてこれからも活躍をして行ってもらいたいです。」
ありがとうございます!
今後これを機に海外コンテンツ市場が日本アニメーション市場と更なる展望を広げることが期待されています。まだまだこれから卒業生が活躍しそうで楽しみです!!
『STAR WARS: VISIONS』は9月22日にDisney+で配信予定です。
予告編 https://youtu.be/b9Gr9gKFxpE
Disney +掲載記事 https://disneyplus.disney.co.jp/program/star-wars-visions.html
FACEBOOK記事https://www.facebook.com/StarWars.jp/posts/4359730200753649