- 2021年7月26日
- ニュース
南座看板プロジェクトのLA（ラーニングアシスタント）さん！
こんにちは。日本の伝統文化を幅広く学んでいく基礎美術コースです。
今日はいつものブログと少し視点を変えてリアルワークプロジェクトのご紹介です。
京都芸術大学ではたくさんの社会実装プロジェクトが動いています。その中で学外のクライアントさんから大学に依頼があった案件を学生が中心となって行う形のものをリアルワークプロジェクトと呼んでいます。
このリアルワークプロジェクトの中に「南座看板制作プロジェクト（通称、南座プロジェクト）」もあります。
このプロジェクトは4年前から始まったプロジェクトで、京都四条にある400年の歴史をもつ劇場である南座の演目を紹介する、劇場入り口の一文字看板を学生が制作するというものです。
これは正しく京都の芸術大学でなくては行えないプロジェクトと言えるでしょう。
毎回完成するたびに「手描きとは思えない」「プリントみたいなクオリティ」と評判になっています。
このプロジェクトの担当教員は基礎美術コースの教員の山本太郎先生。そして、学生としてプロジェクトを運営するラーニングアシスタント（通称LAさん）のうちの一人も基礎美術コースの2年生の三崎隼志さんです。
三崎さんは1年生のときにメンバーとしてこのプロジェクトに参加し、2年生になるときにプロジェクトのLAさんとして活動を始めました。
LAさんの仕事は多岐に渡ります。プロジェクトがスムーズに運営できるように教員をアシストしてスケジュールを組み立てたり、物品の管理をしたり、メンバーのケアをしたりなどなど、本当にプロジェクトに関わることはなんでも行います。
もちろん、看板制作の佳境に入ると自ら筆を持って看板を描く作業も行います。
2021年度前期は「松竹新喜劇 夏まつり特別公演」と「坂東玉三郎 特別舞踊公演」の2枚のご依頼がありましたので例年に比べてもハードスケジュールです。（例年は主に前期1枚・後期1枚の看板を制作しています。）
ちょうど基礎美術コースの授業の〆切と看板の〆切が重なって三崎さんもかなり大変だったと思いますが、すごく頑張ってLAさんとしてこの活動を支えてきました。
松竹新喜劇の看板の前で。もう一人のLAの冨田江梨佳さんと三崎さん。
坂東玉三郎さんの看板の前で3人のLAさん。もう一人はデザイン学科の重森晴賀さんです。
すでに「松竹新喜劇」は公演が終了しているため看板は見ることができませんが、「坂東玉三郎 特別舞踊公演」は8月24日まで行われていますので、南座に行くと見ることができます。
京都の繁華街の中の劇場になりますので、前を通りがかることがあったらぜひご覧ください。
京都芸術大学の社会実装プロジェクトはやはり京都にある大学だけに、基礎美術コースで学ぶ日本の伝統文化がしっかりと生かされるプロジェクトもたくさんあります。
学科やコースの学びも魅力的ですが、本学の社会実装プロジェクトにもぜひ注目してください！！
基礎美術コースではこの夏に高校生に向けて、様々な体験をしていただけるイベントをご用意しています。
オンラインイベントも対面イベントもありますので、みなさんそれぞれのご都合に合わせて参加してみてください。お待ちしております！
●ブース型 オープンキャンパス8月！
8/1（日）開催のブース型のオープンキャンパスです。9月の体験選抜型１期入試に向けて最後のブース型のオープンキャンパスとなります。高校3年生でまだコースを迷っている方はできるだけご参加ください。
基礎美術コースは「植物を使ってキラキラのカードを作ろう！」というワークショップです。このワークショップは基礎美術コースでも初めて行うワークショップなのでスタッフも楽しみにしているものです。ぜひ立ち寄って楽しんでください。
https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc06-06_08-01/
●オンライン芸大Week 30分だけの日替わりWEB説明会 ー入試対策編ー
7/26（月）〜8/6（金）18:00~18:30
おうちで30分気軽に説明会を見るだけで、各コースの入試対策になるイベントです。高校3年生、受験生はもちろん高校1,2年生にもおすすめです！
チャットでのご質問でその場で入試やコースに詳細についてもお答えする予定です。基礎美術コースの受験で迷っている方は必見です！！
基礎美術コースは8/5（木）に開催します。
↓お申し込みはこちら↓
●体験入学型 オープンキャンパス 8月！
8月28日（土）・29日（日）開催予定。
基礎美術コースでは「あの名作に勝手に新しいタイトルをつけてみよう！」と題して、古い作品のリサーチの方法を学びます。
すでに申し込みが始まっています。7月の体験入学型のオープンキャンパスも基礎美術は多くの方が参加してくださいました。8月も楽しいプログラムになっていますのでぜひ参加してください。
↓お申し込みはこちら↓
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