染織テキスタイルコース

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こんにちは

染織テキスタイルコースです。

 

このごろはじっとりと蒸し暑いですね～

セミも勢いよく鳴くようになりました。

 

さて、今日は先日開講されたブロックプリント作家の向井詩織さんをお招きした特別講義の様子をお届けします！

 

授業のはじめはスライドレクチャー。

 

向井さんが、この春にインド、アジュラックプールに滞在制作され、

現地の職人さんと共に作られた作品や商品、光景をお話しくださいました。

 

ブロックプリントは、柄を彫り出して作られた木版をスタンプのように押して染めていくインド発祥の伝統的な染技法です。

 

向井さんは、植物染料との掛け合わせでさまざまなテキスタイルを生み出されています。

 

向井先生がブロックプリントに出会うまでと出会ってからのこと、貴重な体験談を聞くことができました。

 

学生時代の作品も、たっぷりと見せてくださり、学生たちも更に興味津々。

 

講義のあと、学生からはさまざまな質問がでてきましたが、

テキスタイル専攻の学生ならではの技法に関する質問も多く、向井さんも驚いておられました。

留学に関する質問も多かったです。

 

 

レクチャーを受けたあとは、ワークショップです！

 

 

 

板木の位置を確認しながら、慎重に、かつ大胆に柄をのせていきます。

 

向井さんと京都の老舗染料店「田中直染料店」の共同開発の

ブロックプリント専用のペーストを染料として使用します。

植物由来の染料と、金属成分による化学反応を利用して布を染めていきます。

 

インドの板木だけではなく、大学内で見つけてきたユニークな形の木片などを持参し、染めている学生もいました。

 

葉っぱや、子ども用の玩具など・・・おもしろいですね！

 

どんな柄になるでしょうか。

 

身の回りにあるもので、多様な柄が生み出されています。

 

 

 

伝統技法から現代のテキスタイルを生み出される向井さんの仕事に触れ、3年生後期の自主制作へ向けて、とても有意義な時間となりました！

 

レクチャーをしてくださいました向井詩織さん、

ありがとうございました！！

 

 

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