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【学生インタビュー|vol.2】こども芸術学科の4年生に聞く、就活の話。したいことを言葉にしつづけ、少しずつ見えてきたデザイナーへの道。

京都芸術大学のキャリア実績を正直に公開したWEBサイトを公開しました!
それに合わせて、早期にキャリアを決めた学生にインタビュー🎉インタビュアーは、文芸表現学科3年生の出射さんです。
高校・大学時代は何を考え、どのように過ごしていたのか。本ブログを併せて読むことで、芸大進学への不安が少しでも和らぐことを期待します🤭

≫公開されたWEBサイトはこちらから

 


文芸表現学科・3年の出射優希です。今回はこども芸術学科からデザイン事務所へ進む4年生にお話をお聞きしました🎊

 

みなさんは「就活」と聞いてどんなことを想像しますか?

慣れないリクルートスーツ、緊張の面接……。そもそも就活ってなにするの?、と思う方もいるかもしれません。先輩の体験談を通して、ゆるりと就活について考えてみると、そんな不安や疑問が和らぐかも🌱

ぽかぽかのこたつに入って、お菓子でも食べながら、気軽に読んでいただければ嬉しいです!


 

 

 

こどもに伝わりやすいことは、大人にも伝わりやすい

 

今回はこども芸術学科・4年生の奥村葵さんに、就活の体験談をお話ししていただきました!

 

こども芸術学科 こども芸術コース

 

奥村 葵(おくむら・あおい)さん

京都府立北嵯峨高等学校出身

 

内定先 デザイン事務所

職 種 デザイナー職

 

 

奥村さんはデザイナーとして、春からデザイン事務所で働くことが決まっています。

 

こどもたちと芸術の触れ合い方を考えながら、幼稚園教諭や保育士資格を取得できるこども芸術学科。

一見学科での学びとはまったく違う分野へ進んだようにも思えますが、奧村さんにとってこども芸術とデザインには共通点があるようです。

 

 

  “こどもと話すときにはすごいやさしい言葉に変換し直すんですけど、こどもに伝わりやすいことは、大人にも伝わりやすいんです。
それって、デザインするときに人に伝わりやすくするっていうのと似てるなって。どっちも、やることは人に伝わりやすく、届けやすくすることなので。

 

   はじめはデザイナーになりたいって言いながらも、デザインを専門的に学んでいないのをずっと引け目に感じてて。
説明会に行くといつも、企業の方に「こんな学科に行ってるんですけどデザイナーになれますか」って質問をしてたんです。
結構どの企業の方も、デザインを専門的に学んでいないからこそ先入観を持っていなくて視野が広くなるし、そういう人を求めている会社はいっぱいあるよって言ってくださって。

 

   それで、視野が広くなるってことは、自分の今の視野ってどこにあるんやろう?って考えはじめてから、ふたつの共通点にハッと気がついたんです。

 

 

こどもたちに向けて、優しく・易しく、そして楽しく伝える力を4年間学んだからこそ出てくるデザインは、ポートフォリオ(自身の作品や活動をまとめた資料)のレイアウトや色合いからもにじみでていますよね。

 

わかりやすいことはもちろんですが、見ていて落ち着く、じっくり見てみたくなる、そんな魅力も感じます。

 

↑奥村さんのポートフォリオ。イラストとインタビューを担当した、大学発行の「就活手帳」を紹介しているページ。「就活手帳」はこれから就活に取り組む3年生に配布されている。

✅ 奥村さんのポートフォリオはこちらでもたくさん紹介しています(別サイトへ)

 

 

 

やらずに後悔するならやって後悔する

 

デザインやこども芸術に関しての考えをしっかり深めている奥村さんですが、本格的にイラストを描く楽しさに目覚め、デザイナー職につくことを意識しはじめたのは大学に入ってからのことでした。

 

 

  “吹奏楽部だったので、高校生の頃は美術と音楽の2択でずっと音楽を取っていました。
好きなことで人に喜ばれたいっていう気持ちがあって、友達の誕生日に手作りアルバムを渡したりはしてたんですけど、デッサンとかはほとんどやったことがなくて。

 

   本格的に絵を描きはじめたのは、大学に入って友人に教えてもらった携帯のアプリで描きはじめたのがきっかけでした。

 

 

 

自主的に、好きでイラストを描き、友人たちから少しずつ依頼をもらうように。

やってみたいことや自分に足りない部分を考えながら、「やらずに後悔するならやって後悔する」精神で、プロジェクトやインターンシップに取り組んでいたと言います。

 

 

やってみたいと言葉にすること

 

さらに、奥村さんはやってみたいことを声に出し、周りの人に言うことで、学科の学び以外にも活躍の場を広げていきました。

先ほどポートフォリオの写真でもご紹介した「就活手帳」のイラストも、先輩にやってみたいと相談したことがきっかけだったそうです。

 

 

  “就活のはじめのほうに選考に落ちまくって、心が折れて……。
それでもイラストの依頼をしてくださった方や友人から「葵なら絶対にデザイナーになれる」って言ってもらえたのがすごく励みでした。

 

   いろんな人にデザイナーになりたいんですって話していたのもあって、これはならないと収拾がつかないって、またエンジンをかけて頑張れたこともあったし。口に出して周りの人に言うのも大事だと思います。

 

 

自分のしたいことを言葉にするのは少しどきどきしますが、だからこそいい緊張感が生まれますよね。

そして大学全体に、それぞれのやりたいことを尊重してもらえる空気が流れているなと感じます。

 

私も大学で過ごしながら、挑戦してみたいことがあればひとまず言ってみるのって大事だなとしみじみ思うのです。

プロジェクトや展覧会など、いつも何かしらの公募があったり、大学を通じて出会った人たちが一緒にやろうと声をかけてくれたり。

 

とにかく目の前に来た機会をしっかり受け取って、作品や行動で大切に返していけば、少しずつ縁がつながっていくのも面白いところです。

 

そうした積み重ねが、いつの間にか就活にもつながっているのかも……?

奥村さんのお話を聞いているとそんなふうに思います。

 

「高校生のうちに自分の好きだと思ったことをいろいろ調べてみるといいと思います。それで私も高校生の頃に、当時こども芸術学科に通っていた憧れの先輩を見つけたので。」

 

 

そう語る奥村さん自身が、今では後輩にとっての憧れの存在に。

 

急に将来や就活を想像するのは難しいですが、まず目の前にある自分の好きや興味を見つめてみることが、就活の1歩目かもしれません。

 

 

 

取材記事の執筆者

文芸表現学科3年生

出射優希(いでい・ゆうき)

兵庫県立西宮北高校出身

 

大学2年生のときから書きはじめた、この「KUA BLOG」での美術工芸学科に関する取材記事のシリーズが、学内外で人気を博してきた。
個人で記すノンフィクション作品も含めて、地に足をつけ、ゆっくり呼吸しながら取材対象を受けとめ、言葉を深く彫り込んでいくプロセスの切実さに定評がある。
「逸脱する声 京都芸術大学美術工芸学科教員展」(2022年6月に開催)では、文芸表現学科の学生たちが23人の専任教員にインタビューした声の数々も作品として発表されたが、そのうち最多の8人へのインタビューとそのまとめを担当した。

 

 

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