文化財保存修復・歴史遺産コース

【学外演習 銀閣寺(慈照寺)に訪れました!「史料講読Ⅰ_Ⅱ」】

こんにちは、歴史遺産学科研究室です。

今回は、「史料講読Ⅰ_Ⅱ」の学外演習の様子をお届けします!

 

この授業は、2年生対象で、近世の文献史料の読解力を身に着ける授業になります。

普段は室内の授業ですが、この回は絵図等の史料を持って、銀閣寺を訪れました!それでは「史料講読Ⅰ_Ⅱ」銀閣寺学外演習編をのぞいてみましょう。

 

まず、八神社前に集合し、本日の演習内容を整理します。

流れとしては、名所図会等の史料と現在の銀閣寺を見比べます。そこで得た知見を大学に戻って、グループディスカッションを行い、班ごとに発表します。

 

さっそく、調査開始です!

各々自由に銀閣寺境内を散策します。史料に描かれている橋の位置や池の形を見比べながら、相違点を見つけます。場所によってはなかなか難しいところもあるようです。

 

制限時間ギリギリまで調査した後、大学に戻りグループディスカッションしました。

その場で見たことをもう一度班で整理し、班ごとに発表を行いました。

 

発表では、橋の位置や植生の違い、石の大きさやその有無などが挙げられました。また、絵図では表現が誇張されている部分があるようで、名所図会は今でいうところのガイドマップだったのでしょうか。

 

班ごとに注目している点が異なり、発表を聞くことで、さらに理解が深まります。

この授業を受講した後に、もう一度確かめに行くとまた違った視点から銀閣寺を楽むことができるかもしれませんね!

 

8月24日(土)・25日(日)

体験型オープンキャンパス開催!文化財保存修復・歴史遺産コースでは、「歴史都市・京都の近代化遺産を読みとく」をテーマにフィールドワークを行います。ご予約お待ちしております。

https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc06-01_02_08-24_25/

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