- 2023年8月5日
- 日常風景
【高原校舎紹介】スタジオ、案内します その1
高原校舎には、主に映画学科が使用するスタジオが3つあります。
今回はそのうちの1つ、Cスタジオをご案内します。
実在しない駅の看板や、
厚紙で作られた電柱。
これらの美術品、ここCスタジオで作られました。
京都芸術大学高原校舎です。
メインのキャンパスから歩いて5分ほどのところにあります。
ここでは映画に関する専門的な講義が行われるほか、美術品を作ったり映画を撮影できるスタジオが3つあります。
そのうちの1つ、Cスタジオは小道具や美術品を作るために使われます。
危険が伴う作業もあるため、安全が第一です。
スタジオ内は、工具類や塗料それに資材などが並んでいます。
木材などの材料は何度でも繰り返して利用します。
木材を切ったり、色を塗ったり、障子を張り替えたり。
次に使う人のことを考え、1つ1つ丁寧に作業します。
いまここで作られているのは3年生の「US」という作品で、美術の授業を通して身につけた知識や技術が生かされています。
学生みずからが欄間を作るなど趣向を凝らした和の美術セットに、アメリカが発祥とされるグラフィティアートを融合させた新しいカタチの作品で、完成が楽しみです。