- 2024年12月5日
- イベント
学生向けゲーム学会「EGG」に出品!
キャラクターデザイン学科の村上です。
11月30日(土)、学生向けゲーム学会「EGG」が立命館大学大阪いばらきキャンパスにて開催されました。
EGGとは、「ええ感じのゲーム学会」の略称で、学生向けに開催されるゲーム研究・制作の学会となります。
キャラクターデザイン学科ゲームゼミとしては昨年度も参加しており、その中で3年ゼミリーダーの出原遥さんがゲームと現代アートの新たな関係性についての講演を行いました。
そして今年度、かなり規模も内容もパワーアップして開催され、来場者数も3倍以上に拡大されました。
今年はゲームゼミから5作品を出品。多くの来場者に試遊していただきました。
作品はいずれも普通のコントローラーを使うビデオゲームからはみ出し、これまでのゲームゼミでのデバイス研究の成果を結集して、ジャイロセンサーや加速度センサーを駆使した「変な作品」で固めてみました。
例えばこれは、回転椅子に加速度センサーを取り付け、椅子を回してその回転数によって内容が変化するインタラクティブアート「Get a くるくる」。
「リープモーション」という、いわゆるジェスチャーデバイスを使って、指の動きを検知して操作するゲーム「妖光の軌跡」。
うちわにジャイロセンサーを仕込み、蚊取り線香の煙を仰いで蚊を落とす「煙々」。
Nintendo SwitchのJoy-Conを使って、二人で息を合わせながら攻略するリズムゲーム「STELLAR BEAT」。
更に加速度センサーと回転センサーを組み合わせて、ディスクを回したり木魚を叩いて攻略するアクションゲーム「煩梵BON」。
(これは8月30日のゼミ通ヒーローズでも紹介したゲームを、アクションゲームとしてフルモデルチェンジしたバージョンです)https://www.kyoto-art.ac.jp/production/?p=181992
ゲームゼミでは、インターフェースに触れること、仮想身体について研究することを重視しているため、ストーリーやキャラクターではなく、そもそもその遊びの「何が面白いのか」「なぜ面白いのか」を日々真剣に考えています。