- 2019年6月16日
- ニュース
2025年度の優秀学生賞・受賞者をご紹介します。
こんにちは、文芸表現学科です!
2025年6月13日(金)に「2025年度 優秀学生賞 表彰式」が執り行われました。
本学では、3年生までの成績や研究・制作活動、課外活動、学生生活などを厳正に審査し、特に秀でた4年生に対して「優秀学生賞」が授与されます。
今年度、文芸表現学科からは、山﨑蒼依さん、高橋和太郎さん、呉谷夏生さんの3名が受賞されました!!
今回は、3名の受賞コメントに加え、学生を一番近くで見守ってきた担当教員からのコメントをご紹介します。
ただ漠然と「言葉を伝えるのが好き」だった私が、在学中にご縁をいただき、脚本や記事の執筆、冊子制作を経験しました。ことばを社会に届けることの難しさとおもしろさを学ぶことができ、とてもありがたく思っています。
まずは残り数ヶ月、卒業制作に真摯に取り組み、無事に卒業できるよう精進いたします。そしてこれからも様々なかたちでことばを伝えていきたいと思います。
山﨑蒼依
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学年で圧倒的トップを走るGPAが示すように、学業成績は極めて優秀です。また、前後期末の全体合評会や卒制講評会の司会も務め、インターン報告会の登壇者やOCスタッフもこなし、学生募集用パンフへの寄稿も担い、創作面でも学科の優秀作品が集う合評会に作品が選出されるなど、マルチな活躍をしてきたオールラウンダーが山﨑さんです。なかでも、2年次から本格的に学び始めた脚本執筆については、地道な努力を経て、3年後期に「なにか」をつかんだかのような急成長を見せました。
山﨑脚本の魅力は、技巧面もさることながら、人間と社会の隙間にある小さな真実を見つめる、その独自の眼差しにあります。作家的な体質になってきましたね。全身の血液が入れ替わってきたような、そんな手応えを僕は感じています。
担当教員・山田隆道
高橋 和太郎 さん
ガンバルマンって名前だと、なんか応援したくなるみたいな。アホくさい感情を大切にしたい。それにはちゃんと意味なんてなくって、深夜に流れる見たこともないアニメの5話に号泣するみたいなこと。
きっと馬は走ることに努力を覚えないし、ぼくもそうありたい。過程を評価するのも教育かも知れないけれど、成果が出なければ無価値だ。
これまで「共感」と「物語」の重要さを学んで来て、手のひら返しのように否定された。信じられるものは何一つない。あとは、自力自在。
高橋和太郎
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高橋さんの創作に向かう姿勢は、ふだんの飄々としたパブリックイメージとはすこしちがって、ひじょうに貪欲で粘り強いものだと思います。入学時より現在まで、小説のみならず、俳句・短歌、詩などさまざまな表現の可能性を追求し、いずれも高いレベルでのアウトプットをご自身に課してきたように見受けられます。
また、注意深く作品を読み、それを言語化する読解の確かさは、合評会などでも発揮されてきました。今後は大学での学びをベースとしつつ、遥かなる跳躍を目指してほしいと期待しています。
担当教員・江南亜美子
呉谷 夏生 さん
これまで文章や言葉での表現を学び、ドラマ・アニメ脚本や瓜生通信に掲載していただくウェブ記事の執筆をしてきました。大好きなアニメの世界を自分で描けることや、情報を人に拡めることの楽しさを感じながら、「読者になにを伝えたいか」をしっかり意識した制作をしています。
卒業制作ではこれまでの学びを活かし、しっかりテーマの深掘りをしながら制作していこうと思います。
呉谷夏生
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1年前期の学科入門科目のころから、担当教員として呉谷さんの足跡を見てきました。当初は決して目立つタイプではなかったのですが、いつも真面目に授業を傾聴し、目の前の課題に地道に取り組んでいた姿をよく覚えています。
そして2年次の面談で、将来についての具体的な目標があることを聞き、その姿の奥底には静かながらも熱い闘志がたぎっていることを知りました。以降は目標達成のために脚本や取材記事の学びを本格化させ、3年次には取材記事の力が高く評価されたことで、本学広報メディア・瓜生通信の有償ライターの仕事を勝ち取りました。
今や学科の優秀学生として、目立って表彰される存在です。だけど、目標達成という意味では、まだまだ道の半ばだから、これからも戦い続けましょう。あなたはまだまだ伸びます。
担当教員・山田隆道
お三方とも、楽しい!好きだ!という気持ちだけでは乗り切れなかったこともあったかもしれません。それでも、自身の目指す文芸表現を追求し続けた結果、こうして優秀学生賞受賞につながったのだと思います。
彼らをはじめとする4年生は、今まさに集大成としての卒業制作を執筆しています。
完成した作品は、来年2月の卒業展にてご購入いただけますので、どうぞ楽しみにお待ちください!!
6/13(金)〜6/25(水)の期間中、本学に設置されている美術展示ホール「ギャルリ・オーブ」にて、受賞者の活躍や今後の展望などを記したパネル展示が行われています。ぜひ、受賞者のパネルをご覧ください!!
(スタッフ・奥野)
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