こども芸術学科

学外演習 展覧会廻り|3・4年次「Bzemi」

 

3・4年次合同で美術館やギャラリー廻りをしました。



こ学にはA・B・C、3つのゼミがあります。
学生は3年次からどれかを選択します。
絵画制作と素材から、各自のテーマを掘り下げるBzemiは、3・4年次合同で展覧会廻りをしました。10月10日、天気もよく、段々と秋の気配が肌で感じられる最高の一日でした。

まずは京都国立近代美術館で開催中の「近代洋画の開拓者-高橋由一展」を観ました。
そう、教科書にも載っている「鮭」が有名な、日本で最初に油絵を志した画家です。
日本では油絵などまだ誰も知らないときに油絵を志すというのは、大変なことだったでしょう。こども芸術学科も、どんな人がこれから活躍するのか?パイオニア精神を由一から学んで欲しいと思います(笑)。

そして、京都近美の常設展を観た後は、細見美術館に。
「日本美術の見方−いきもの編」を鑑賞しました。こ学の学生も、時々動物を描いたりしていますが、伊藤若冲をはじめ、先人達の表現は参考になったでしょうか?

大学でキャンパスメンバーズに加盟しているので、京都近美は割引料金、細見美術館は何と無料で鑑賞できました!

ラストは丸太町にあるイムラ・アート・ギャラリーで「川村悦子展ー草木繁るところ」に。タイトルの通り、普段は見過ごしてしまうような雑草や菜の花を丁寧に描き込んだ作品群は、改めて私たちの忙しい日常を問いかけているようでした。学生さん達もその絵を前に、それぞれ何を感じていたのでしょうか?

イムラアートギャラリー

イムラアートギャラリーにて



京都は美術館やギャラリーがたくさんあります。
この日も美術館とギャラリーの移動は徒歩でした。自転車があれば京都の街中はほぼどこへでも行けますから、これを機に、いろいろと見に行く習慣を付けてくれるといいなと思います。

この後、懇親会で盛り上がり、みんなの距離がまた少し近づいた一日でした。


(森本玄/絵画)

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