- 2014年11月27日
- 日常風景
【特別講義レポート】11/26開催 ゲスト:ソーヤー海氏
11月27日の特別講義は、共生革命家のソーヤー海さんをゲストにお招きし『パーマカルチャーと豊かな生き方』をテーマにご講義いただきました。
ソーヤーさんは東京アーバンパーマカルチャーを立ち上げ「みんなが活かされる社会づくり」をモットーに活動をされています。“パーマカルチャー”というあまり聞きなれない言葉ですが、その意味は“永久持続可能な文化”ということだそうです。
今日の講義の中では、私たちを取り巻いている“消費社会の価値観”に流され、“貧しさ”の中で生きるのではなく、様々な生き方の可能性を見つけておくことが大事であるとおっしゃっていました。
たった一度きりの人生で、唯一自分のものといえる“時間”をどう使い、どのように生きていくのか。
自分にとって何が大切なのかを見極める力をつけるためにも、幅広く世界をみることができる人になりたいですね。
○学生レポートからの抜粋
ひとつのものの見かた、レールの上にいるのでは、他のことは全然見えないし考えられないけれど、そのレールから外れると、違った見かた、感じ方が出てくる。この話は、とてもACOPに繋がっていて、とても面白いし勉強になった!(ASP学科1回生)
「前例がないから」と禁止されたら、私なら「じゃあ、違う方法を考えよう」と思ってしまうけれど、「ならば自分たちがその前例になろう!」という発想にいたるのが、ものごとの裏をかくようでおもしろい。「~しないとだめだから」ではなく「~したいからやる」という肯定の姿勢が、自由で、私もそう生きていきたいと思いました。(ASP学科1回生)
ソーヤー海さんは「社会を変えなければならぬ」「自然と共生せねばならぬ」と考えるわけではなく、楽しんで“生きている”という実感を得ながら活動している点が印象に残った。「与えても減らないものを渡す」という言葉とやり方もなるほどだ。(ASP学科3回生)