- 2014年12月5日
- ニュース
【現代美術・写真】交換留学してみる??
こんにちは!
現代美術コース、プラハに留学中の愛子です(◎ω◎)
旅行だろうが留学だろうが、誰でも一度は海外に憧れるもの!
今日は交換留学についてちょっと説明してみます。
交換留学制度は、提携を結んでいる大学同士で学生を派遣したり受け入れたりすることです。
京都造形芸術大学にはその提携校が多くて
英語圏、ヨーロッパ圏、アジア圏…ぜんぶで16の大学!から選ぶことができます。
たぶん、これからもっと増えると思う。
(姉妹校の東北芸術工科大学にも行けるそうです。システムは違うかも。)
すべての大学を選べるのではなくて、自分の専門領域が提携先と一致していれば可能です。
たとえば私が現代美術・写真コースなら、「現代美術・写真コース」の受け入れを許可している大学です。
まあまあ、こういう詳しい情報は専用のサイトからどうぞ!↓
https://www.kyoto-art.ac.jp/info/cie/studyabroad/exchange/
私がお話しできるのは実体験ですね。
交換留学には春期と秋期の2期があります。(前期と後期ですね)
実は、今期は京都造形芸術大学から派遣されている留学生がとても多いんですね〜
とくにわたしの居る「現代美術・写真コース」からは5人世界に散らばっています。
みんなどうしてるかなあ…
今頃スイスでヤギを追いかけたり、フランスでチーズを食べたりしてるんだろうな…
「日本の教室は人数が減って寂しいに違いない!」とか思ってましたけど
あちらにも留学生が来ているようでそんなことないようです…エヘヘ…
最初わたしは、ほぼ「唐突な思いつき」で留学に申請書を提出しました。
〆切一週間前です。ポートフォリオと志望理由を書く必要があるので、英語がまるでダメなわたしは
優秀な友達を頼ってなんとか書き上げました。
海外に行くのは好きで、でも留学なんてとんでもない!と思ってたんですが(英語喋れないし)、
留学の募集をみかけるたびに、毎シーズン気になってました。
憧れません?憧れるよね?ちょっとは、ね?
4年生になったら、卒業制作と重なってしまうので半年といえど留学はキビシイ。
3年生の後期、いわばラストチャンスを迎える私は、ちょっとだけ現実的に考えてみた。
・留学といえば、まず「お金が…」
うちは裕福ではないので、美大に通ってる上に高額な出費があったらとっても大変です。
ところがよく考えてみたら、
この留学制度はいつも通り京都造形に学費を払えばそれだけです。
わたしは京都で一人暮らしをしているので、海外での生活費は普段一人暮らししてる分と同じくらい。
(チェコは物価が安いですからもっと安く済むかも!)
あとは渡航費ですよね。留学生に支給される10万円の奨学金で、ちょっとは楽ですが。
というわけで「かかる費用は普段と大して変わらないかも。」と思ったワタシでした。
・「卒業遅れたくない」
私はただでさえ留年してる経験がありますので、笑
これ以上卒業を遅れるわけには行きません!
が、ここでは休学扱いにはならず、海外で取得した単位も互換できる可能性もあります。
とにかくも、安全パイな単位さえ事前に用意しておけば、みんなと同じように進級できます。
私は進級に必要な単位をすでに持っていたのでクリア。
・英語が話せない!!
外国人に話しかけられても、怯えて「ノーサンキュー!」とか言ってダッシュで逃げたり…なんてことはありませんが
英語はぜんぜん話せません。
でも「話せるようになりたい」とは思ってました。
海外に直接行ってしまえば、いやでも話せるようになる!と期待を抱いたのも、きっかけのひとつでしたね。
ひととおりの問題が解決?してきたところで、
留学してみたい気持ちはある…今が最後のチャンス…とりあえずやってみよう!!
とにかく申し出ないことには始まらない、と急いで準備、急いで出願しちゃったわけです。
そして、いくつかの審査を経て、
そして、受かっちゃったわけです。
受かっちゃった!!受かっちゃったー!!!!
何の間違いなのか、とにかく留学することが決まってしまったのです。
それまで数々の書類作成、英訳、ポートフォリオづくり…結果待ちには心臓がたいへんバグバグしましたが、
本当に大変なのは、それからでした……
つづく…