文化財保存修復・歴史遺産コース

【歴史研究クラブ】初めての古文書① くずし字ってなあに?

みなさん、こんにちは。

歴史遺産学科の事務担当Jです。

師走も半ば。非常に寒い日が続いていますが、

みなさん風邪など召されていませんか?

 

さて、歴史遺産学科では「BUKATSU」で歴史研究クラブの活動をしています。

(「BUKATSU」についての説明はこちら→京都造形芸術大学 BUKATSU

12月7日(日)に秋・冬第2回目の「BUKATSU」を行いました。

その様子をお伝えいたします!

 

今回は坪井先生による「初めての古文書① くずし字ってなあに?」です。

まずは古文書とはなにかについて、坪井先生がいろいろな例を挙げて、

分かりやすく説明してくださいました。

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まずはレジュメで「古文書」とはどういうものかを説明。ふむふむ。

 

そして、本学科所蔵の古文書を実際に見てもらいました。

実物を直に見て、触って、知ることができるのは嬉しいですね。

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実際の古文書を見てみましょう。手洗い後、時計等を腕から外して臨みます。

 

さて、ここからはみなさんにくずし字を書いてもらうことにしましょう。

まずは自分の名前をくずし字で書いていきます。

ひとつの漢字のくずし字といっても、様々なパターンがあります。

くずし字用例辞典を見ながら、自分の名前を筆ペンで書いていきます。

みなさん筆運びが滑らかで上手ですね。

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辞書を引き引き、自分の名前の漢字のくずし字を書いていきます。

 

慣れてきたところで、次は四字熟語をくずし字で。

その後、書状を書き写してみることに。

うーん、文字を見ていると、筆の運びが見えてきます。

文字自体は現代とそれほど書き順が変わっていないことにも気づかされます。

文字がどう書かれているかを理解し、想像力をふんだんに発揮することがくずし字読解のポイントですね。

 

参加者の方々も楽しく古文書やくずし字に触れられた様子。

古文書読解の面白さに目覚めていただければ嬉しいですね。

 

さて、次回の「BUKATSU」は1月25日(日)に開催いたします。

「古写真入門② ステレオ写真で見る昔の風景+3D写真を作ってみよう!」です。

詳しくはこちらをご覧くださいね。→京都造形芸術大学 BUKATSU

 

多くのみなさんのご参加をお待ちしております!!

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