アートプロデュースコース

【授業紹介】ラーニング・リテラシー

 

ASP学科では『ラーニング・リテラシー』という授業があります。

1回生が、ASPで「何を学ぶのか」「どのように学ぶのか」を1年かけて身につけます。

 

梅雨入りしたこの日の授業は、美術館やギャラリーを訪問し、

どんな施設なのか、どんな作家のどんな作品が、どんなテーマで展示されているかなどを

考え体験するという内容です。

 

あいにくの曇り空でしたが、みんなで元気にGO!

 

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まずは細見美術館へ『琳派四百年 古今展』を見学。

教員からのアドバイスは「まずは、作品を見よ。」

入ってすぐ解説から読むのではなく、まずは作品をじっくり見て考えよう!

ということで、1回生たちは気になったこと、考えたことなど熱心にメモをとりながら

展示を見て回りました。

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京造卒業生の山本太郎、本学教授の名和晃平といった現代美術作家の作品と

細見コレクションとの共演は親しみやすく、1回生にもわかりやすかったようです。

 

そのあと、近隣のギャラリーを2件巡りました。

GalleryMorningKyotoでは、ギャラリーとはどんな施設なのか、

ギャラリーをはじめたきっかけや、

作品と人をつなげる仕事についてなどお話いただきました。

 

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ちょうど作家も在廊されていて、作品の前で貴重なお話を伺えました。

ネットのない時代に、ギャラリーが作っていたフリーペーパーを見せていただきました。

ワープロで打ったものを縮小して印刷したものだったそう。

情報が溢れた今の時代にはない新鮮なものでした。

 

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最後、充実した時間を過ごした学生たちへ次回の課題が発表されました。

「細見美術館の見取り図を、言語化する」

 

これは面白そう。

次回授業は、自学自習に必要な「読み、書き」について学びます。

 

『ラーニング・リテラシー』では、毎回課題が出され、学生たちは授業の振り返りも毎時間行います。

そして、実は教員たちも毎回、授業の内容、進め方、学生理解などについてミーティングを行い、

教員間の学び合いの機会としても活用しています。

学生も教員も、学び考える授業といったところでしょうか。

 

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【予告】

 

6/14(日)一日体験入学 オープンキャンパス 開催!! 

 

「マンガを読んであっと驚くアート体験を!」

 

「このマンガおもしろいよね!」。友達とそんな会話をしたことありませんか。

でも、2人に見えているマンガってホントに同じものなんでしょうか?

この授業では、1つのマンガからたくさんの「おもしろさ」を引き出すことで、驚くようなアート体験を生み出します。

作品制作だけじゃないアートの魅力を体験しましょう。

 

アートプロデュース(ASP)学科の授業を体験できるチャンス!!!!!!

概要、申し込みはこちらから

 

 

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