- 2013年4月23日
- 日常風景
表現のちから
シュガーラッシュを見てから虫歯がうずき始めました。
早く歯医者に行きたいです、こんにちは!
副手の延本です。
今回は村上先生の記事でもはじめ紹介されていました
石田アキラ先生の「表現演出」の授業を紹介したいと思います!!
授業も今回で2回目。
どんな授業をされているのかのぞいてきました。
ドアをあけるとそこは・・・!
~ 一発芸大会でした ~
なじみのあるキャラクターのものまねや、Photoshopのものまね(!?)
体をはった一発芸などなどなど。
倒立をしながらミルクティーを飲む・・・というツワモノも現れました。
ただこの一発芸も決してお遊びではありません。
表現力の度胸みたいなものが鍛えられます。勢いって大事です。
そして一発芸で場があたたまった後は本題!!
ビデオカメラで撮影しながらグループでの表現演習です。
キーワードは『フレームの中ではウソがつける』
例えば 授業をしているこの教室は病院ではありませんが
映像を壁のどアップにして その前を白衣をきて通れば
映像をみている人にはそこが『病院』であるということが伝わります。
セリフで明確な場所を説明するのはNG。
カメラの前で演技をし、映像のみを見てもらって場所は何処なのかをあててもらう。
というグループワークでした。
これは・・・場所はどこでしょうか???
大 変 で す 痴 漢 が あ ら わ れ ま し た
正解は、京造生なら馴染みのある、市バスでした!!
※市バスに痴漢が多いわけではありません
実際はこんな感じで演じていました。
セットなどはありませんが
バスの揺れ、アナウンス、乗客の表現でみんな市バスということが分かりました。
こちらはコンビニのレジを演じています。
行列が出来たらもうひとつのレジを店員さんが開けたり、と細かいです(笑)
グループごとにデフォルメされた表現から、綿密なリアルな表現まで様々。
しっかりと皆に伝わっていました。
作家って机にかじりついて家にこもりがちってイメージを持ちやすいですけど(実際根詰めて作業している時はそうですが)
目でとらえたもの、体で感じたものを、手を通し作品におとしこめる力って実は運動神経なんだなって思います。
体の使い方がうまいっていうのは描くことにかなり影響しているのではないでしょうか。
あのシュガーラッシュの素晴らしい動きも、実際にアニメーターさんが演じてみた動きをもとにつくられていました。
自分に表現する力があれば、キャラクターの存在にも説得力と魅力が生まれることでしょう。
・・・・いやはや全く奥が深い。
以上 『表現演出の紹介でした!』
今後もキャラデの授業を紹介していきますヾ(´ー`)ノ゛よろしくお願いします。