キャラクターデザインコース

日本のアートディレクター 信藤三雄氏 特別講義!!

 

皆さんこんにちは。

キャラクターデザイン学科副手のトミタカです。

 

11月に入りだんだんと寒さが増してきましたね…。

最近は寒くてお布団からなかなか出られない日々を過ごしています。

 

そんな寒さを吹き飛ばすくらいのビックゲストがキャラクターデザイン学科へ来てくださいましたよ!!

 

今月5日(木)、丹羽先生授業「企画・プロデュー論Ⅱ」にてアートディレクターや映画監督など多種に渡りたいへん幅広くご活躍なさっている信藤三雄氏をお迎えし、特別講義を行っていただきました!!

 

 

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今回、信藤さんにはご自身の出発点となるグラフィックデザイナーから映像制作に携わることになった経緯から、過去の作品を見ながら、一つ一つ制作の裏話を交えながら非常にわかりやすく「アートディレクター」という職業についてお話をしてくださいました。

 

信藤さんの回想コメントの中には『松任谷正隆さんに「信藤さんはデジタルに限りなく近いアナログ人ですね」と言われた』ことがご自身の最初の映像作品『ユーミン・ノーサイド』を作るきっかけになったというお話しもありました。

そのことから、作品の中には「デジタルを遥かに凌ぐアナログ作品」が多く、パッと見たときはCGかなと思う作品が実は色んな創造力を働かせアナログ手法を駆使し制作をされているとのお話を伺った際、CGを担当している先生より「CGで制作すると大変な作業になる」とコメントを頂き会場にいた誰もが信藤さんの想像力に驚かせられました!!

 

 

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また、ある作品に携わった際のお話なのですが、お風呂へ入っているときバスタブへ何かの拍子で入った文字がヒラヒラと浮いておりそれを見て自身の作品に活かしたという内容でしたがお話を伺った際、私たちの日常の中には沢山のアイディアがあり、探せばそこかしこにあるはずなのですが、日頃から色々な角度でモノを見ていかねばと痛感させられると同時にプロのアートディレクターの凄さに圧倒されました。

 

 

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そして最後に信藤さんより授業へ参加した全員へ「皆さんも私もアーティストです。アーティストというお仕事は世の中を変える事ができ、社会をより良くする事が出来る職業だと思います。誇りを持って頑張っていきましょう!!」というお言葉をいただきました。

 

今回、第一線でご活躍されている信藤三雄さんの講義は授業へ参加した全員にとって圧倒をされながらも十分に納得が出来る素晴らしいお時間となったと思います!!

 

 

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今回は授業終了後、学生の作品を講評していただきました!!

私たちが憧れるアーティストの作品を数多く手掛けてらっしゃる信藤さんに自分の作品を講評していただける機会はなかなか無いと思いますので学生にとても貴重な機械であり今後の励みにもなったともいます。

 

信藤さんへ直接作品を見ていただいた2回生の学生より感想をいただきました。

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夏休みに作品制作をしながらグラフィックの方向へ進みたいと考えがまとまってきた時期に

今回の特別講義が行われ、またとない機会だと素直に感じました。

正直、決して良い出来とはいえないポートフォリオを持参することに若干の抵抗があったことも覚えています。

滅多にお会いすることが出来ない信藤さんにポートフォリオを見ていただくことは勉強になる。不十分だからこそ

伸び代があると、太木先生の言葉もあり講義終了後に信藤さんへポートフォリオに目を通していただきました。

緊張のせいか舌もうまく回らず、たどたどしい説明ばかりでしたが信藤さんは授業で制作した課題の趣旨や

キャラクターの目的について笑顔で質問してくださいました。

その中でも、キャラクターデザインの授業で制作をしたキャラクターを見て、「これは何をもってキャラクターなのかな?」という言葉が印象に残っています。

今回の特別講義で自分のキャラクターやデザインがビジネスにどう関わってくるかという課題が出てきたと思います。

最後に信藤さんの笑顔と共に「頑張れ!!」という言葉通り、今後も自分のスタイルを

確立しつつ、デザインとビジネスについて考えていきたいです。

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