- 2015年12月10日
- 日常風景
三浦クラス『悲劇ヴラジーミル・マヤコフスキー』小屋入りしてます!
こんにちは!
今日は昨日、小屋入り初日を迎えました三浦クラスがお送りします。
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今回は役者の松井壮大君に書いていただいてます。
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演劇をしてきて、役者と観客がお互いに領地を守ってしまっていると、
作品として非常に損をしている気がするんです。
僕の理想として役者は作品の中で観客の中に何か傷跡を残せないと、
事件としてその人の歴史に刻まれないんじゃないかなって、思うんです。
あまり具体的に言わないワケは、
まずみなさんに今回の『悲劇ヴラジーミル・マヤコフスキー』の目撃者になってほしいからです。
この劇で起こることは何から何まで事件なんです。
僕たちは彼の声になってそれをみなさんに届けるある種の使命感に駆られる時もあります。
でもそれにのみこまれることなく、反対に日々闘っています。
「舞台に立つ僕たちに何ができるんだろう?」
小屋入りが始まって舞台上に提示できることがより明確になった実感があります。
ぜひみなさんには、この事件の目撃者になってほしいです。
そして、あなたの観たことを持ち帰り「演劇って何だろう?」と考えてほしいです。
劇場でお待ちしております。