- 2016年2月18日
- 日常風景
【2月16日】年長企画~おもてなし会~
いよいよ年長企画、当日の日がやってきました。
朝の会が終わるとお母さんやスタッフに手伝ってもらい、エプロンや三角巾、マスクをつけて準備します。
手を洗い、席に着くとまずはフルーツを切ります。
持ってきたナイフで果物を薄く切っています。
「このぐらいのうすさで、いいの?」「このきりかたで、あっている?」と子どもたちの声が聞こえてきます。
昨日、自分たちで、お店に行って買ってきた果物をすべて切ってくれました。
そしてホイップも順番にハンドミキサーを使って立てました。
果物を切り終えて、準備ができると「フルーツサンド作り」スタートです。
ホイップをスプーンでパンに塗り、思い思いに果物をのせていきます。
いちごばっかりを乗せる子、いろんな果物をぎっしり乗せる子、パンの上で顔を作っている子。
個性あふれるフルーツサンドができました。
できたフルーツサンドを積み上げて、大きなお皿にのせて行きます。
そして朝に作った旗を立てて完成です。
お昼ごはんの時間になり、みんなが集まると「聞いてくださ~い」と年長たちの大きな声。
「みんなでフルーツサンドをつくりました。おちゃかいでたべてください。」と発表してくれました。
そしてお昼ごはんを食べ終わると母や年中・年少の子どもたちに気づかれないように、
事務所で年長の子どもたちはフルーツサンドにデコレーションをしました。
小皿に取り分ける係、フルーツを盛り付ける係、旗を一つずつ立ててくれる係など子どもたち同士で話し合い、
作業を分担していました。
そして今回のお茶会はいつもとは違います。
いつもは学年ごとにお菓子を渡していくのですが、今日は年長の子どもたちが年中・年少の子どもたち、
また年長のお母さんへお菓子を渡しました。
今まで緊張してなかなかお茶会に参加することができなかった子も今日初めてお菓子を出すことができました。
この光景は嬉しい驚きでした。
この2日間で子どもたちは、個々で何かを感じ得てくれたのかなと思います。
そして年中・年少のお母さんたちにも振る舞いました。
「どうですか?」という年長の問いに、お母さんや子どもたちから両手を上げての大きな丸印をいただきました。
また年少の女の子が「おいしかった!」と言うと「ありがとう」と返していました。
年長の子どもたち作り上げた”おもてなし会”。
17人という人数が多い学年でしたが、子どもたちで同士で声を掛け合いながら2日間を過ごしました。
個々の年長の子どもたちに成長がみられた「おもてなし会」になりました。
年長の子どもたちは最近小学校への体験入学にも行きました。
徐々に小学校への気持ちも高まっているようです。
年長さん美味しい、お菓子をありがとう。
(小林織香)