- 2013年5月13日
- 日常風景
こどもの時間×学生の時間(2)|3・4年次「Czemi」
こども芸術大学の年長さんと年中さんを招いてCゼミ3回生と4回生が
毎週木曜日に楽しい企画を展開しています。
連休が挟まったので2週間振りのプレイルーム!第二弾です!。
朝、こども芸術大学へ行くと「うめだせんせい!、今日はなにするん?」
とキラキラした表情で年中のYちゃんが駆け寄ってきました。
前回がとても楽しかったのでしょうね。
お昼を済ませた子どもたちが元気にやってきました。
3回生の一條さんが今日は導入の担当です。
4回生の西尾さんがしっかりフォローしてくれています。
Cゼミ3回生と4回生は授業時間の少しの空き時間があると、
子どもたちが喜ぶプログラムにしようと、熱心にミ−ティングを繰り返していました。
新聞紙の海に新聞紙の魚、色のついた魚、少し大きな魚を子どもの遊ぶようすを見ながら、
段階的に投入し、その魚を探す。探した魚を壁に貼り、みんなで1枚の大きな絵にする
という流れのプログラムに決定しました。結構、盛りだくさんです。
テーマは「海」
そして、実施のための準備です。
新聞紙を大量に集めてS-41を埋め尽くすために、ビリビリ、ビリビリ…。
魚探しをするための大量の魚のイラストづくり。作業は気の遠くなる量の作業です。
Cゼミのみなさん、頑張りましたね。!すごい!やるときは、やるね!
子どもたちにみんなの思いは届くと思うよ。
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さぁ〜、はじまりはじまり。
波が押し寄せてきました〜よ。ざんぶらこ♪ざんぶらこ♪
青い海ですよ〜。
白い大きな波にのって泳いでみよう。
「あっ!たこちゃん!みつけたよ。」
「もっともっとたくさんお魚がいるんじゃない?」
「いっしょに探そう!」
またまた、大きな波がお魚をいっぱい連れてきてくれました。
もっともっと、探そうよ。
見つけたお魚は壁にできた青い海に貼って水族館のようになりました。
壁にはたくさんのお魚でいっぱいになりました。
「この★みたいなのぼくが捕ったよ。」「海に★っておかしいね。」
「この赤いタコは私が捕まえたんだよ。」「こんな小さなかわいい貝も見つけたよ。」
子どもたちの自慢話は尽きません。
けれど、楽しい時間は今日もあっ!という間でした。
お母さんたちのお迎えの時間が近づいています。急いでお掃除です。
お姉さんから「今日は時間がないからお片づけはこのぐらいにして、
お帰りの準備をしようか。」と提案しましたが
子どもたちから、「やってしましたい!」と大きな声が聞えてきました。
結局、全部袋に詰めるところまでしっかり片付けてくれました。
遊びきるって、すごいですね。
表情が充実したことを教えてくれます。
子どもたちも学生たちも、今回もいい顔で終わることができました。
「また、来週!」と言って、お母さんのもとへ走って行きました。
もっと、遊びたいという気持ちより、
また遊びに来たいと思ってもらえる関係って温かいな。
今回のプレイルームも大成功でした。
お疲れさまでした。
(梅田美代子:教員/イラストレーション、グラフィック)