文化財保存修復・歴史遺産コース

1回生研修旅行!~和歌山の歴史遺産をめぐる①~

こんにちは!

5月も終わり、梅雨の6月、日本の夏がやってきますね!

 

さてさて今回は5月28、29日に訪れました、1回生研修旅行の様子をお伝えしたいと思います。

 

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今年の旅行先は「和歌山」です。

一日目に半日かけて高野山をめぐり、

二日目には紀三井寺、湯浅町(伝統的建造物群保存地区)、広川町(「稲むらの火の館」文化財防災に関して)をまわる濃密スケジュールでした!

 

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それでは一日目の高野山見学からレポート!

 

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高野山はすべてを巡ろうとすれば1日でまわりきれるものではありません~!

とても広大な高野山の敷地が境内として成り立っています。

 

この研修旅行では、

壇上伽藍→金堂→根本大塔→金剛峯寺→霊宝館→奥之院の順に巡りました。

 

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1回生は5組の班にわかれ、担当となる歴史遺産について調査し、後日催される発表会にてその成果を発表します。

 

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班によっては高野山のパンフレットを作り、1回生全員に配布しているところもありました!

 

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じつは高野山に着いたときから生憎の雨…

しかし、ぬれた砂利や石、植物が色濃くなり、大塔などの朱色が鮮やかに映えていました。

 

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塔内、金堂内などの撮影はできませんが、学生はその建築や彫刻、絵画に覗き込むように魅入っている様子でした。

 

高野山は、弘法大師空海によって弘仁7年(816)に開かれた真言宗の聖地です。

高野山全体を指す総称として「総本山 金剛峯寺」とも呼ばれます。

 

そして高野山は「一山境内地」といって、いたるところがお寺であり、境内なのです。

 

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そしてそのなかの「霊宝館」は、高野山内の文化遺産を保存・展示する施設として大正10年(1921)に建てられました。

 

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高野山内に伝わる寺宝を守り伝える重要な施設です。

ここで拝見した仏像彫刻の迫力には圧倒されました。

 

そして最後に高野山の信仰の中心であり、弘法大師空海が御入定されている「奥之院」に向かいました。

 

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やはり今まで巡ったどの場よりも厳かな空気につつまれれた寺院でした。

参拝者のどの方も礼をつくし、丁寧にお参りしている様子でした。

 

中門増長天

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このような「場」を体験し、学生自身の五感でモノをみることが研修旅行やフィールドワークの大切さですね!

学生たちはどのように考え、感じたのでしょうか?

 

研修旅行の発表会では様々な意見が聞けることと思います!!

 

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さてそれでは、研修旅行後半も近々レポートしますので、お楽しみに!

 

 

 

 

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