文化財保存修復・歴史遺産コース

WASHIレクチャー!~サウスキャロライナ大学~

5月の心地よい快晴のなか、

歴史遺産学科に海外からの学生さんが紙漉の授業をうけに来てくださいました!

 

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日本の紙文化を知っていただくための演習と講義を、

海外の学生さん用に本学科の大林先生が制作しました。

 

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このようにスケールの小さい道具を用いて、日本の紙漉の工程と方法を体験していただきました。(紙漉の様子は、間に合わず撮れませんでした…)

 

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歴史遺産学科の学生も身振り手振りと簡単な英語でお手伝い!

 

日本の紙といえば「和紙」ですが、

和紙にも原料の違いや制作方法の違いで種類はさまざまにあります。

 

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6種類の異なる紙の種類を当ててもらうクイズを行いました。

 

「Beaten Paper」ってどんな紙かわかりますか?

日本語では、「打紙(うちがみ)」といいます!

 

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海外の文化では、紙を打つという感覚がピンとこないようで、

先生に質問していました。

 

和紙は漉いてから木槌で打つことで表面がなめらかになり、筆のすべりがよくなって文字が書きやすくなるんです。

 

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おわりに、みなさんで漉いた紙の出来上がりをチェック!

 

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均一な厚さで漉くのは小さいサイズでも難しいんですよ~

 

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専門的な用語についてはなかなか説明や通訳も難しいところがありましたが、

みなさん最後には「すごく楽しかった」や「I’m interested in this workshop!」との感想をいただきました!

 

こちらも日本の文化を発信することの大切さを学びました。

Thank you very much!!

 

 

 

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